不倫相手と上手に別れるには?揉めずにサヨナラするための注意点

不倫相手と揉めずに別れる方法。好きだからこそ別れるべき

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不倫の恋は、続けていても将来がありませんよね。そうわかっていても、離れがたい気持ちになってしまう人もいるでしょう。ですが本心では別れたほうが良いと思っているはず。そこで今回は、不倫相手と上手に別れるテクニックや注意点をご紹介します。

不倫相手との上手な別れ方

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不倫相手と上手く別れるための心理的なテクニックをご紹介。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

【第1ステージ】まずは接触回数を減らしていく

人間は接触回数が多いほど、好意を抱きやすいという心理が働きます。これは実際に会うだけでなく、LINEや電話などでも同じです。まずは、相手との連絡を減らし会うのも拒否しましょう。そうすることで、少しずつ相手もあなたの心の変化に気づくはずです。

【第2ステージ】自分からは一切連絡しない

相手があなたの心変わりに気づいたときには、「どうしたんだ」と聞かれるかもしれません。そうなってもあなたからの連絡は避け、受け身な状態を保ってください。あなたから連絡をしてしまうと、関係を修復したいという気持ちが芽生えてしまいます。

【第3ステージ】切り出すタイミングを見計らい始める

ここまでで別れの下準備は終了です。次は別れを切り出すタイミングを見計らいましょう。具体的には、相手が仕事などで忙しい時期がおすすめです。これは男性は仕事や学業などを恋愛より優先する傾向があるためです。

【第4ステージ】別れ話本番! 強い別れの理由を示して

別れ話の本番では、相手に「別れる理由」を明確に示すことが大切。この理由がないと、相手は別れを受け入れにくくなってしまいます。

【最終手段】自分の価値をあえて下げる

それでも別れられない場合は、あえて自分の価値を低く見せることによって相手から嫌われるように仕向ける方法も有効です。辛いかもしれませんがお互いのためと思えば頑張れる!?

不倫相手と揉めずに別れるための注意点

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実際に別れを決意した際、揉めずに別れるにはどうすれば良いのでしょうか。注意点をご紹介します。

  1. 一応相手の言い分も聞く
  2. 別れる理由を明確にする
  3. LINEの場合、即ブロック・拒否はしない
  4. 言葉のチョイスに気をつける
  5. 冷静さを保つ

一方的に別れを告げられると、相手は余計にあなたに執着する可能性があります。別れ話をする際には、冷静さを保ちつつ、相手の言い分も聞くようにしましょう。

別れの理由は明確に伝えることが重要です。「何となく別れたい」では納得してくれない可能性大。そのまま「好きならこのままでいいじゃないか」と説得されてしまいかねません。

別れ話では相手を傷つけるようなことは言わず、お互いに気持ちよく次に進めるような話し合いができると良いですね。

不倫相手と別れたいのに別れられない理由は?

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「別れたほうが良いのかな」と思いつつ、なかなか別れられないことってありますよね。その原因について調査してみました。

1.まだ好きな気持ちがある

  • 「相手のことを好きだったから」(26歳)
  • 「好きだったから」(22歳)

やはり、好きな気持ちが残っていると別れようと決意しても、なかなか行動に移すのが難しいですよね。とはいえ、好きだからこそ別れるという選択肢もあります。

2.相手に依存している

  • 「一緒にいすぎて、いるのが当たり前になってしまった」(39歳)

長い期間一緒にいることで、相手に対して知らず知らずのうちに依存しているのかもしれません。「私には彼がいないとダメ」というような気持ちがあるのであれば、それは愛情ではなく依存かもと考えてみてください。

3.情がある

  • 「情があるから」(28歳)
  • 「情」(27歳)

愛情と情は似て非なるもの。ですが、この区別はつきにくいですよね。好きという気持ちがなくなっても、情だけが残ることもよくあります。

4.次の相手が見つかるか不安

  • 「次の相手が見つかるかわからないから」(33歳)
  • 「次がないと思ったから」(29歳)

「別れてしまったら次の相手が見つからないと思うから」という理由で別れられない人も。とはいえ、今の相手と不倫関係を続けていても、最終的に結婚できる確率はかなり低いはずです。

5.相手に泣かれると…

  • 「相手が泣いてしまうから」(25歳)

相手に泣かれたり、別れないでくれと懇願されたりすると、拒否するのが難しいですよね。ですが、一時的な気持ちの揺らぎで付き合いを続けていてはどちらも幸せにはなれません。

不倫を続けるリスク

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不倫相手と別れたいけれどなかなか気持ちの整理がつかない人のために、不倫経験者が後悔した瞬間や不倫を続けるリスクをご紹介します。

1.離婚することになった

  • 「離婚」(34歳)

自分も結婚している場合、不倫がバレれば配偶者から離婚をつきつけられることは想像できますよね。不貞行為は立派な離婚理由として認められます。

2.婚期が遅れた

  • 「その相手とはけっきょく結婚できず、別の人と結婚したが、結婚年齢が遅くなった」(38歳)

結婚をしたいと考えているのなら、既婚者との恋愛をしている時間は無駄になることが多いです。せっかく良い出会いがあるかもしれないのに、それらを棒に振るのはもったいないですよね。

3.別れが泥沼だった

  • 「別れるときが泥沼だった」(23歳)

不倫相手と綺麗に別れられることは少ないと言っても良いかもしれません。お互いに感情をぶつけ合った結果、泥沼な展開になることもしばしば。

4.罪悪感

不倫をしていて全く罪悪感を持たないというのも難しいでしょう。相手のパートナーや自分のパートナーに対する罪悪感は、膨れ上がってあなたの精神をむしばむかもしれません。

5.周囲にバレる

絶対に隠し通すつもりでも周囲にバレてしまうことはあります。その結果、周りからの目が厳しくなることに耐えられるでしょうか?

6.会社にバレてキャリアを失う

会社に不倫をしていることがバレると、キャリアを失う危険性すらあります。この場合、相手がまずいと思ってあなたとの関係を断とうしてしまい、恋も仕事も一緒に失う可能性も。

7.友達からの信頼を失う

いくら仲の良い友達でもあなたが不倫していることを知ったら距離を置こうとするかも。そうでなくても、長い時間をかけて培った信頼は失うでしょう。

8.妊娠する

女性の場合、不倫することによって妊娠してしまう可能性はゼロではありません。妊娠してしまえば、精神的にも肉体的にも負担が大きいです。

不倫がつらいなら…別れのタイミングがわかる心理テスト

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最後に別れのタイミングがわかる心理テストをご紹介。どんなときに別れるべきなのかをチェックしてみてくださいね!

「別れのタイミング」心理テスト

【まとめ】

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不倫相手と別れようと思っても、なかなか別れを切り出せないかもしれません。ですが、お互いに幸せにはなれない不倫関係は続ければ続けるほどリスクも高くなり、時間も過ぎていってしまいます。「別れたほうが良いかな」と思ったときが別れのタイミング。少しずつ彼との距離をとって、お互いの傷を最小限にしながら別れる工夫をしてみてくださいね。