話題の映画『湯道』に出演中!女優としても活躍する生見愛瑠にインタビュー!
CanCamモデルやバラエティ番組での活躍はもちろん、映画初出演となった『モエカレはオレンジ色』で「日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞し女優としても圧倒的存在感を放つ生見愛瑠。
そんな女優としても邁進中の生見愛が現在公開中の映画『湯道』に出演!今作の見どころや、これからの女優業についてお聞きしました。
『湯道』は疲れた時に観たくなる癒やし映画。豪華出演陣の入浴シーンも注目
──『湯道』で横山舞香役を演じていますが、出演が決まったときの気持ちは?
豪華なキャストの皆さんと一緒に出演できることがとてもありがったかったし、すごくうれしかったです!
───実際の撮影はどうだった?
とても緊張しました……!でもこんなにすごい方たちと少しでも一緒にお芝居をさせていただくことができて勉強になりました。あと、実際にお風呂に浸からせてもらったんですけど、セットとは思えないくらい本格的で香りも違ってすごく気持ちよかったですね。撮影が京都だったのもあり、京都旅行に来た気分になりました(笑)。
──普段、温泉施設には行く?
お風呂はすごく好きです!銭湯に行くことはあまりないんですけど、家族や友達と旅行して露天風呂に浸かるのが好きで。CanCamの先輩のトラさん(トラウデン直美)とも「今度一緒に露天風呂に行こうよ」って話してました!トラさんに限らずCanCamモデルはみんな温泉やサウナが好きなイメージ(笑)。サウナは前ハマっていたけど最近は行けてないので、みんなに教えてもらったりしています。
──完成した『湯道』を観た印象は?
自分の出演シーン以外にもたくさんの物語があるので、初めての映画を観るみたいな気持ちで観て本当に素敵な映画だなと思いました。こんな豪華な方たちが温泉に浸かっている姿もなかなか観れないんじゃないですかね?(笑)ひとりひとりの物語もほっこりしていて最終的にはみんな幸せな気持ちになる映画なので、疲れたときとかに観たいなと思いました。
──豪華出演陣の中で特に注目している人物は?
クリス・ハートさんが出てきた時はびっくりしました!「え、あのクリスさん!?」ってなりましたね(笑)。あとは、やっぱりお父さん役の小日向(文世)さん。定年退職まで長くお仕事を続けていて、大好きなお風呂は諦めないという自分の信念がちゃんとある感じがかっこいいなと思いました。
──映画では多種多様な入浴のこだわりも描かれていますが、自身のお風呂ルールは?
どんなに夜遅くても、次の日がどれだけ早くても、毎日ちゃんと湯船には浸かるようにしています。最近はバスソルトを入れるのにハマっていて。長風呂ができないタイプで、短時間で汗をかきたいので、発汗性のあるバスソルトを入れるようになりました。浸かるのは15分くらいですけど、スマホは絶対持って行きます。音楽をかけたり、YouTubeを観たり、お芝居の台詞をぶつぶつ言ったりすることも。私にとってお風呂は、何も考えずぼーっとする場所。一日のリフレッシュタイムです。
──入浴前後に必ずすることはある?
上がったらとにかくすぐにパック!それから全身に化粧水を塗って、ボディクリームを塗ってとりあえず保湿をしまくります。すごく急いでる時は湯船に浸かりながらパックをしていることも(笑)。お風呂で飲むのは水一択です!水が大好きで、お風呂の中でも上がってからもいっぱい水を飲みます。お風呂のこだわりはあまりないと思ってたけど、こうして考えると意外といっぱいあるかも(笑)。
──個人的『湯道』の注目ポイントを教えてください!
豪華出演陣やそれぞれの物語や入浴方法はもちろん観どころですけど、小山薫堂さんが提唱している「湯道」ってどんなことなのか、お風呂に入る所作や向き合い方とかもあまり考えないじゃないですか?「これってそういうことなんだ〜」とか、私は知らないことがいっぱいあったのでこの作品で勉強になりましたし、CanCam読者の方にもきっと新鮮に感じると思います。
「日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞!ギャップある役で“めるる”を忘れさせたい
──ドラマや映画に出演するたびに大反響!どんな気持ち?
びっくり(笑)。私は自信がないから、自分の作品を全然観れていなくて……。しかも私が演じている役って意外と悪い女が多くて(笑)。最初はお芝居をするなら天真爛漫系の役かなと思ってたんですけど、実際は全然違って私とは本当に真逆な役ばかりで。毎作品、みんながどう思うのかドキドキしています。でもそのほうが自分的にはうれしいし、やりがいも感じていて。皆さんからいい反応をいただくたびに「頑張ろう」と思えて、今とても前向きな気持ちです。
───いつもどうやって役作りをしている?
今まで演じた役はどれも普段の自分とはかけ離れた役だったので、とにかく台本を読み込んで想像しています。私は自分と離れていれば離れているほどやりやすいですね。自分に似ている部分があると“めるる”として話そうとしちゃうけど、反対だと必然的に“めるる”から離れていくから。台本を覚えるのには今のところ苦戦してないです!実は覚えるのが早いほうなんです。
──モデルやタレントとしても大活躍ですが、切り替え方法は?
いえいえ……(笑)。女優業以外は全部自分って感じなので、演技の時は衣装を着てメイクをして見た目が完成すると自然とその役に切り替わる感じです。服に合わせてこういう雰囲気に見せるとかは、モデルの仕事とも通ずるところもあるのかも。
あとは、その時の役の気分によって香りやバレにくい足のネイルを変えたりしています。『湯道』は特に香りを付けたりしなかったけど、もし付けるなら石けんって感じかな?(笑)
──「日本アカデミー賞」新人俳優賞の受賞おめでとうございます!今後やってみたい役は?
うれしい〜!ありがとうございます♡やっぱり「ギャップあるね」と言ってもらえることがうれしいですし、これからもギャップのある役を演じたいな。ミステリアスな犯人役とかやってみたいですね。
──今後どんな役者を目指したい?
色んな役ができるような……う〜ん、でも難しいですね。こういう風になりたいとか、あの俳優さんみたいになりたいとかはあまりなくて、今はとりあえず経験を積みたい!どんな役でもいいので場数を増やして早くお芝居の現場に慣れたいです。もう全然慣れなさすぎて、毎回初めての気持ちだし超緊張しまくりで(笑)。何日も撮影が続いていても毎回めっちゃ緊張するので、とにかく経験を積んで余裕を持ってお芝居に臨める状態になれたらいいなと思います。
女優・生見愛瑠の活躍が観られる映画『湯道』は現在全国の映画館で公開中!女優としてのこれからの活躍も目が離せません♡
銭湯「まるきん温泉」を舞台に繰り広げられる“湯”一無二のお風呂エンタメムービー。豪華キャストで送る様々な人間模様や入浴事情も注目。また、スピンオフドラマ「湯道への道」もPrime Videoで配信中なので、合わせてチェックしてください!
出演:生田斗真、濱田岳、橋本環奈 ほか
企画・脚本:小山薫堂(『おくりびと』)
監督:鈴木雅之(『HERO』シリーズ、『マスカレード』シリーズ)
音楽:佐藤直紀 配給:東宝
©2023映画『湯道』製作委員会
公式ホームページ:yudo-movie.jp
公式Twitter:@yudo_movie
公式Instagram:@yudo_movie