給食の食器、ガチでやきもの使ってます。「佐賀県あるある」11選!

大学生や社会人になり、地元から離れて生活をしていると、「あれ? これってあたりまえじゃない?」と周囲とのギャップを感じたことがある人もきっといるはず。そんな「ご当地あるある」。今回は筆者の地元・佐賀県の「あるある~」を紹介したいと思います!

え? まずもって佐賀って何があるかわからない? そうそう、「行ったことある」よりも「通ったことはある」と言われがちな佐賀県ですが、そんなあなたも必見です! この記事を読んで「佐賀ってこんなところなんだ」と知っちゃってください~!

あたりまえじゃない!?佐賀の日常

・給食の食器が「やきもの」

なんと、県内多くの小中学校で使われている給食食器が「やきもの」なんです!「有田焼」や「伊万里焼」、「唐津焼」というように、古くからやきものづくりが盛んな佐賀ならではかもしれません。ちなみに、筆者は幼稚園給食も磁器でした。

・スーパーは「モリナガ」

赤い看板が目立つスーパー。名前からして全国展開してそう……と思っていたのは佐賀人だけ。佐賀人が局地的に知っているTheローカルスーパーです。

 

・12チャンネルすべて埋まる

佐賀のチャンネルに加えて、福岡のチャンネルが映るのは当たり前。場所によっては長崎や熊本のチャンネルまで映るのが佐賀のテレビ事情。 同じ番組が流れることはありますが、どこかしらのボタンを押すと番組が映るのが当たり前だと思っていました。

 

・自転車はカラフル。「ぼいこぎ」してます

なんと、ビビットピンクに水色、ツートンカラーのものまで、佐賀の自転車はカラフル。もちろん校則でもOK。自転車を使う人も多く、特に学生には欠かせない乗り物。できるだけ人と被らない色や自分のテンションが上がる色をチョイスします。自転車の色で「あ、○○だ」とわかるくらい、もはやアイデンティティの一部。ちなみに一生懸命自転車をこぐことを「ぼいこぎ」と呼びます。

・みかんは貰うもの

ハウスみかんの生産量が日本一。みかんをつくっている親戚やご近所から貰うことが多いため、買わなくても手に入りがち。また、耕地利用率が高く、農業が身近ということもあり、お米や玉ねぎなどを貰うことも。スーパーの端にはコイン精米機があるのが当たり前の風景。

こういうやつ。

・実は東京よりも韓国が近い

佐賀にある「九州佐賀国際空港」、「国際」とつくその名の通り実は韓国まで行ける国際線が存在。現在は運休中ですが、2019年までには所要時間1時間半足らずで行けました。だからと言って、韓国に行ったことがある人はなぜかそこまで多くない。

 

・動物注意

山間部も多く、サルが出没したり、中には「イノシシがぶつかってきたことがある」という経験談を持つ人もいたりと、野生の動物がたくさん。たまに学校の連絡メールに「○○周辺で猿が1匹出没しています」と連絡が入ったりします。東京だとニュースになりそうですが、日常。

・一番伝わる「佐賀県=はなわ」

「吉野ヶ里遺跡があります」というよりも「はなわの……」と言った方が伝わります。SAGA佐賀、偉大。

・高校生は1人一台PC所持

なんと、2014年から県内の高校生は学習用パソコンを所持。加えて電子黒板を導入するなど、実はICT化がかなり進んでいる県なんです。

・東京の一部屋分で一軒家借りれます

ワンルーム7万円~が相場の東京。佐賀だと同じ家賃でワンルームどころか一軒家が借りられます。10万あれば築浅戸建て3LDKも余裕です。そのため、上京者は家を探す時に二度見します。

・「通勤ラッシュ?何それ」レベルで電車が混まない

佐賀のみならず車社会あるあるかもしれませんが、電車は大きな行事を除いてガラガラ。常にソーシャルディスタンス。朝も夜も必ず座れます。佐賀に戻ったらもう、東京の電車の混雑っぷりには戻れない。

見つけてみようご当地あるある

なんとなく「佐賀県」がどんな県なのかイメージがつきましたか? 佐賀に限らず、地方出身者だと共感できるものもあったかもしれませんね。自分では当たり前と思っていても違うことが多い地元での日常。探してみると、気づかなかった意外な「あるある」が見つかるかも!(岡美咲)