髪の乾燥、パサつきが気になる…。美容師1,008名が話すヘアケアの盲点
美容院にはどれくらいのペースで行っていますか? プロの施術を受けた後のツヤや輝き、できることなら毎日通ってキープしたいですよね。髪のお悩みはいろいろありますが、詳しい原因や解決法をなんとなくでしか知らず、解決できないまま…なんてことも多いのではないでしょうか。
そこでチョイスジャパン株式会社が美容師1,008名を対象に行なった調査を元に「綺麗な髪のつくりかた」をご紹介します♪
多くの人が抱える髪のお悩みやその原因は?
最初に女性客が抱える髪に関する悩みについて聞いてみたところ、『乾燥、パサつき』と回答した方が最も多く半数を超え、次いで『カラー材などによるダメージ』『ツヤのなさ』と続きました。
では、そのようなお悩みが起きてしまう原因は何でしょうか? 具体的に聞いてみました!
髪の悩みの原因とは?
- 日々のケア不足<乾燥・パサつき、ツヤのなさ、ごわつき>(30代/男性/愛媛県)
- 生活習慣<乾燥・パサつき、ツヤのなさ、ごわつき>(30代/男性/長野県)
- 間違ったケアの仕方<乾燥・パサつき、カラー剤などによるダメージ、ツヤのなさ>(30代/男性/大分県)
- ストレスと加齢<ツヤのなさ・ボリュームのなさ・うねり、広がり>(40代/男性/福岡県)
ケアを怠っていたり、間違ったケアの仕方をしていたりすることだけでなく、生活習慣やストレスが原因と考えている美容師も多いことが判明! 生活習慣の乱れやストレスで肌荒れはよく聞く話ですが、髪も肌と同じ体の一部と考えれば、どんなにケアをしても続く髪のお悩みには日々の生活から見直す必要があるのかもしれませんね。
そもそもきれいなな髪の条件って何? 美しい髪をキープできている人の割合は?
多くの人が抱えている髪のお悩みや考えられる原因が分かりましたが、そもそも“綺麗な髪”とはどのような髪なのでしょうか?
そこで、「きれいな髪の条件」そ聞いてみたところ『潤い』と回答した方が最も多く、次いで『コシ、ツヤ』『ダメージがほぼない』と続きました。半数以上の方が、潤いのある髪が”きれいな髪”である条件だと考えているようです!
条件をクリアした髪の女性がどのくらいいるのかについても聞いてみると『1~2割程』が最多という結果に。トリートメントをしたりダメージが少ないカラー剤を使うなど美容室でできるケアをしている方も多いかと思いますが、接客する顧客の中で、潤いやコシ、ツヤといった“きれいな髪”の条件を全てクリアする方の割合は少ないようです。
ヘアケアにおいて重視するべきポイントは? 美容師オススメの方法を伝授!
きれいな髪の条件を満たしている方の割合は残念ながら少ないことが分かりましたが、誰もが憧れるきれいな髪を保つためにはどのようなことを重視するべきなのでしょうか? 気になりますよね。
そこできれいな髪を保つために重視すべきポイントを聞いてみたところ『十分な睡眠』と回答した方が最も多く、次いで『髪の保湿』『食生活』『シャンプー、コンディショナー選び』と続きました!
きれいな髪を保つためには、十分な睡眠を取ることが大切なようですね! 髪のダメージを実感するとシャンプーやコンディショナーを見直したりヘアオイルなどの外側からできるケア商品を使うという人が多い中で、睡眠は盲点だったと感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。また、3位には「食生活」と、内側からのケアがまたもランクイン。では、それらを重視すべき理由とは何なのでしょうか?詳しく聞いてみました。
乱れた生活習慣は髪にも影響がある!?
- 健康が左右するから<十分な睡眠・食生活・髪の保湿>(30代/男性/長野県)
- 成長ホルモンにより修復されたりするから<十分な睡眠・食生活・髪の保湿>(40代/女性/大阪府)
- 十分な睡眠が取れていないとストレスの原因となる<十分な睡眠>(40代/女性/大阪府)
- 健康は睡眠から<十分な睡眠・シャンプー、コンディショナー選び>(50代/男性/徳島県)
ストレスや乱れた生活リズムなどは髪や肌にも良くないため、きれいなな髪を保つためにはケアだけでなく生活習慣も気をつける必要があると言えそうですね。睡眠を重視している美容師が多いことから、まずはいつもより早めにスマホをオフして布団に入るなど、睡眠時間を確保することから始めてみるのが良いかもしれません。
美容師が実際にやっているヘアケアって?
業務時間の長さや慌ただしく食事をゆっくりとるタイミングがないなど、生活習慣が乱れがちな上に、ハイトーンの髪色にすることも多く髪へのダメージを受けがちな職業のひとつでもである美容師。そこで、「ご自身の髪をきれいに保つために、何か対策はしていますか?」と質問したところ、8割以上の方が『はい』と回答! 非常に多くの方が何かしらの対策をしているようですが、きれいな髪を保つためのこだわりとは?!
「はい」と回答した方の対策やこだわりを聞いてみたところ『シャンプー』と回答した方が最も多く、次いで『十分な睡眠』『コンディショナー、トリートメント』『食生活』と続きました。大きな差はありませんが、シャンプーやコンディショナーだけでなく、睡眠や食生活にもこだわっている方が多いようです。
外側からのケアだけではダメ? 内側からアプローチするヘアケア
美容師さん自身のヘアケアにおいても『十分な睡眠』と回答した方も多いほか、8割以上の人が「身体の内側からの対策は有効」と考えていることからもきれいな髪をつくるためには、ヘアケアはもちろん、身体の内側のケアも重要なようです。
では、有効だと思う身体の内側からのケアとは一体何なのでしょうか?
きれいな髪を保つために有効だと思う身体の内側からのケアは何ですか?を聞いてみると『食生活の改善』と回答した方が最も多く、次いで『睡眠時間の確保』『ストレスケア』と続きました。
睡眠をしっかりと取ることやストレスを溜めないことだけでなく、良質のタンパク質やビタミン、ミネラルなどを髪を強くするための栄養を意識的に摂ることも有効だということが分かりました!
きれいな髪を保つためには、内側からの対策も効果的!
今回の調査で、美容室に来店する多くの女性が髪の乾燥やパサつき、ダメージなどに悩んでいることがわかりました。中でも日々のケア不足や生活習慣の乱れが髪の悩みの原因となっている場合も多いようです。美容師さん自身も、きれいな髪を保つためにシャンプーなどのケアだけでなく睡眠時間の確保、食生活にこだわっており、身体の内側からのケアも有効であることが判明! 合うヘアケア用品が見つからなかったりしっかりケアしているのにダメージが気になる…という人は、十分な睡眠や食生活を改善して、きれいな髪を目指してみてくださいね!
情報提供元/チョイスジャパン株式会社