マウンティング女子の対処法。特徴や心理もチェック!
何かと上から目線のマウンティング女子。あなたの周りにもいませんか? ずっと一緒にいると疲れてしまいます。ただ、様々な理由で関わっていかなければいけないことも多いですよね。今回はマウンティング女子の特徴や心理、対処法をまとめました。
Contents
マウンティングとは
まずは、改めてマウンティングの意味をチェックしておきましょう!
マウンティングというのは、生物学用語で、日本語にすると“背乗り”という言葉になります。 サルをはじめとする動物が、相手の背中に乗ることで自分の優位性を誇示する本能的行動を、マウンティングといいます。
マウンティング女って?
マウンティング女子というのは、他の人や他の女性を相手に、自分の優位性をひたすら誇示したがる女性のこと。 さすがに本当に背中に乗ったりしませんが、相当なライバル心を持って「自分のほうが幸せである!」とアピールしてきます。 そういう女性、職場で見たことがありませんか? あまり男性には見られない傾向で、その意味は「女性の上下関係を明らかにする」というところにあります。 女性はコミュニティを築く生き物ですが、コミュニティの中の主導権争いは一見くだらない幸せ自慢によって行われている、ということなんですね!
マウンティングされたこと、ある?
ある 35%
ない 65%
女性の約3人に1人はマウンティングされたことがあると回答。もしかしたら気づいてないだけで、マウントをとられていた人もいそうです。「これマウンティングされてる…?」と感じるのはあくまでもその人次第。特に、自分がコンプレックスに感じているところや気にしているところははやっぱり敏感になりがちですよね。
では実際にどんなマウントの取られ方をしたのか、詳しく聞いてきました。
1.恋愛
- 「彼氏を比較して自分のほうがハイスペックだと言うこと。すごいねの一点張りで乗り切きりました」(27歳女性)
- 「彼氏の地位や容姿、ラブラブ度などでマウンティングをとられたこと」(25歳女性)
- 「結婚している方が偉いというような態度をとられた」(34歳女性)
2. 仕事
- 「職歴自慢。過度に自分を卑下して対応しました」(36歳女性)
- 「仕事内容や給与を自慢してきたとき、『へーすごいね』と、とりあえずおだててあげました」(26歳女性)
- 「フリーターの私に大手の会社に受かったことを何度も言ってきたこと。ひたすらおめでとうと言いました」(23歳女性)
- 「仕事中(接客業)に『めっちゃ連絡先聞かれるんだけど~(笑)』と聞いてもいないことを話し出したこと。『そうなんだ、すごいね~』と流しました」(20歳女性)
3.お金持ちアピール
「実家がお金持ちアピール。どうでもいいと思ったので、素直にすごいねって言いました」(22歳女性)
恋愛・仕事・お金や地位などの話題でマウンティングされる人が多いみたいですね。聞いてもいないのに勝手に話してくる、そんなケースがほとんどのようです。特に恋愛関係で、「結婚しているほうが偉い」といった態度は地雷ですよね。態度があまりにも度を越えていたら、そっと距離をとるのもひとつの手かもしれません。
マウンティング女の特徴
続いて、マウンティングする女あるあるを集めてきました。あなたは当てはまってないですか?
1.自分の話が多い
自分が大好きで、つい自慢話をしてしまうような人も、マウンティングしがち。ナルシストな人に当てはまります。いい意味で自分が好きな人は、他人も否定しないもの。しかし、自己顕示欲が強い人は周りと比較して自分が優れていることをアピールしようとします。
2.プライドが高い
プライドが高いこともマウンティング女子あるある。自尊心が高い人は、他人の意見を聞かず、負けず嫌いで対抗意識を燃やしてしまいがち。そのため、自分よりも優れている人を敵視したり、見下すような傾向があります。自分が負けていたとしても認めたくないので、優れている部分を比較して、相手を否定するような行動も見受けられます。
3.ただの暇人
マウンティングという行為は、生きていく上で優先順位の低い行動といえるでしょう。それに一生懸命になっている人は時間を持て余している暇な人といえます。例えば、目標があってそれに全力を注いでいる人や、夢中になるものがある人は、他人を誹謗中傷する時間などないはずです。
4.立場の違いによって態度を変える
上司と部下とで態度を変えるのは当たり前ですが、それが著しく違う場合も要注意。人間関係を上下関係の序列だと思って見ているので、自分よりも立場が下だと思う人には横暴な態度で接しがちです。一度なめられると、上から目線の発言や見下した行動を続けられてしまいます。
5.口癖は「私なら○○する」
マウンティング女子の口癖は、「私なら○○する」「私なら○○しない」です。これ、こっちが聞いてもないのに言われると、モヤッとしますよね。普通に世間話をしているときだったり、失敗談をわざと笑いにして話しているときなどは特に、よくあるかもしれません。偉そうに言われると、心の中で「あなたの話は聞いてないけど」なんて悪態をつきたくなっちゃいます!
6.知識をひけらかす
他人の知らない知識を披露するのは確かに快感です。優越感に浸れるし、尊敬される気がします。しかし、度が過ぎればただの嫌味。相手が知らないと決めつけて、俗に言う「ドヤ顔」であれこれ喋りすぎるタイプは「マウンティング女子認定」されるでしょう。
7.他人の手柄を認めない
他人が褒められているのが我慢できず、自分はそれ以上の人間だとアピールせずにはいられないのも、マウンティング女子・上から目線タイプの特徴です。しかし、対抗心を剥き出しにするわりには実力が付いてこない、なんてこともあるようです。
マウントを取る女の心理
次に、マウンティングする女性の心理をまとめました。なぜ彼女たちは、マウントを取りたがるのでしょうか?
1.自分が常に正しいと思い込んでいる
自分に自信があって、正しいと思う。自己肯定感をもつのは大切なことですが、行きすぎるとただの痛い勘違いに。それに、自分を認めることと、他人を認めないことはまた別問題です。マウンティングしがちな人は、他人を認めない傾向があるようです。自分の意見こそ最上だと信じているからこそ、押しつけや命令に繋がってしまうのかも。
2.承認欲求が強い
最近「承認欲求」という言葉をよく耳にするようになりましたよね。承認欲求とは、「他人に認められたい、自分を価値のある存在として認めたい」という心理のことです。
これは誰にでもある感情ですが、貪欲すぎるのは困りもの。些細なことでも認めてもらわないと気が済まなくなって、結果的に他人を下げてでも自分を持ち上げようとしてしまうのです。
3.競争心が強い
ある程度の闘争心は必要ですが、勝ち負けにこだわりすぎている人ほど「上から目線」になってしまいがち。常に臨戦態勢だからこそ、どうでもいいことでも、とにかく他人に勝とうとするのです。上から目線の人の辞書には「負けるが勝ち」という言葉ないのかもしれません。
4.無意識にそうなってしまう
珍しいタイプかもしれませんが、まったくの無意識でそうなってしまう人もいるのではないでしょうか。
人を見下したいわけでも優位に立ちたいわけでもない。本人はただ、思ったままを純粋に言っているだけ。でも、相手は「見下されている」と感じてしまう……。いちばん損なタイプですが、本人に悪気が無いという点では、最も厄介ともいえるでしょう。
イラっとくるマウンティングLINE例
マウンティング女子が送ってきたウザいLINEを集めました! こんなLINEにむかついた経験、ありませんか?
1.(笑)で馬鹿にしてる感丸わかり!
「結婚したとき、おめでとうLINEを送ってきた友人。しかしその後、『彼の写真見たけど……頭良さそうだよね(笑)』と馬鹿にしている感丸わかりのLINEが……。普段からマウンティングしてくるので自分が上じゃないと許せないんだろうなあ〜」(28歳・主婦)
つい、「一言多いわ!」と言いたくなっちゃいますね。相手の成功を素直に喜べず、どうしても自分が上でないと気が済まないのがマウンティング女子の特徴。せっかくの喜び事の際には、気にせず無視が吉。
2.さりげない自慢
「美人なことを鼻にかけてる感ありありな友人と遊んだ後。LINEで『メイク上手でいいな〜。私メイク下手ですっぴんと変わらないから〜」とさりげない自慢。化粧濃いって馬鹿にしてるの?と腹たちました」(24歳・美容関連)
メイク上手ってこの場合は褒め言葉なのか…悩んでしまいますよね。マウンティング女子が言うと、明らかに自慢のための言葉に聞こえちゃいます! イラっとしても、そこは大人になって「ありがとう」でスルーを。
3.愛されてるアピールがウザい!
「SNSによく飲みに行った先での写真を載せていたらマウンティング友人からLINE。『フリーだと遊べていいよね。彼、嫉妬深いから…』と。その後、延々と彼氏自慢を聞かされました」(27歳・IT関連)
彼を自慢したいためのきっかけ作りLINE。のろけたいなら最初からそう言えば良いんですが、マウンティング女子は相手を一度貶めないと気が済まないよう。見てるフリしてLINEの切り時を見極めて。
マウンティングする人への対処法
マウンティングする人とはできるだけ関わりたくないですが、学校や仕事などで最低限の関わりを持たなければいけないこともありますよね。そこで。マウンティングする人の対処法をまとめました!
1.わざとスルー
マウントには触れずに話を進めたり気づかないふりをしたり…。これも相手のマウントをとりたいという気持ちをへし折りそうな対応です。おそらくマウントをとってくる方の気持ちとしては、「優越感に浸りたい」という気持ちが強いと思うので、わざとスルーしつつ他の話題にはしっかり食いつくと、「あれ? スルーされてる?」とちょっぴりショックを受けさせそう!
2.できるだけ近づかない
他人を見下す人がプライベートな付き合いの人なら、その人とはできるだけ近づかないようにすることが、最も簡単な対処法といえるでしょう。物理的な距離を取れば、見下されるような発言をされる回数を減らすことができます。
3.冷たい態度を取る
お仕事上の付き合いの人なら、距離を取るといっても難しいこともあるはず。そんなときは、冷たい態度を取って「私はあなたが嫌いです」という雰囲気を出してみましょう。マウンティングする人は案外、メンタルが弱くて予想しない出来事に対して動揺する傾向があります。
4.褒めてからけなす
相手が「努力が足りないんじゃないの?」といった感じで見下してくる発言をしてきたら、「努力している人はやっぱり違いますね」と一回褒めます。それから、「でも、それだけしか助言できないって終わってますね」とけなします。 一度褒めることで相手は気分がよくなりますが、そこから一気に突き落とすので、ひと言皮肉を言うよりも、褒めてから言ったほうが皮肉の効果が高くなるのです。
5.期待をかける
「〇〇さんならこれくらい簡単にできますよ~」とか、「〇〇さんは仕事が早いから、今日中に終わりますよね」といった感じで、相手ができないようなことをいってプレッシャーをかけるやり方も。「こんな仕事もすぐに終わらないの?」と見下すような発言をしてきたときに、そのセリフを逆手に取って、相手にプレッシャーをかけるわけです。
6.さらっと受け流す
相手が「なんかレベル低くね?」と上から目線の発言をしてきたときに、「はいはい、〇〇さんはすごいですよね」と皮肉交じりに受け流す方法になります。そうすると案外、「いや、そうでもないんだよ」と本音がポロッとでることがありますし、「この人には上から目線の発言が通用しない」と思ってあまり言ってこなくなります。
7.話をそらす
相手と無難にやっていきたいなら、話をそらす技術はぜひ身につけたいもの。 たとえば、相手が 「昨日、彼氏にフランス料理の3つ星レストランに連れて行ってもらったの!」 と言ってきたとしたら、 「うわあ! 3つ星なんてスゴイですね! フランス料理っていえば、この前テレビでフランスパンのカロリーをやっていたんですけど、食パンとかと比べても超太るらしいですよ! フランスパン大好きなのに。センパイはどうですか?」 など、知識をフル回転させて話をそらすと、簡単に逃れられるでしょう。
8.適当に褒める
無難な対処法ナンバー1は、やはり“適当に褒めておくこと”です。 マウンティング女子は、「○○に旅行に行った」「○カ国語をしゃべれる」など、たいした自慢をしてくるわけではありません。 同じ土俵に乗らず、 「わーすごいですねー」 と多少棒読みでも褒めておくことで、相手に「私が上だって認めたわね!」と勘違いさせることができます。
【まとめ】
マウンティングする人を変えようと思ってもなかなか難しいもの。なら、こちらの受け流し方や態度などを変えた方がきっと早いですよ! 中には無意識のうちにマウントを取っている人もいるので、あまり考えすぎずスルーするのが◎です。