老舗洋食店『銀座スイス』が出す本気のカツカレーを実食!【TOKYO CURRY QUARTET編 vol.2】

『諸説あり最強説』|#うるとらかれーらばー濱正悟のカレー手帖 第118回

前回に続き、濱くんが食レポするところは…2月2日に東京駅に八重洲地下街(通称:ヤエチカ)にオープンした『TOKYO CURRY QUARTET』!

『TOKYO CURRY QUARTET』とは…
八重洲地下街(ヤエチカ)に新しくできた、スープカレー、インドカレー、スパイスカレー、欧風カレーの様々なジャンルの人気カレー4店の味が楽しめるエリア。無類のカレー好き濱くんが、全店舗食べ比べしちゃいます!

今年75周年を迎える老舗洋食店『銀座スイス』。元祖カツカレー発祥の店としても知られる洋食店が、この度新業態としてカレー専門店をオープン!今回は、そんな歴史あるカレーをいただきます。


絶妙に微妙な顔で悩んでいる男がいた。

どうやらジントニックを注文しようか迷っているみたいだ。「特製」に弱いハマーである。

だがしかしまだ午前中。本日のスケジュールを考慮すると早々に酔っ払うわけにはいかない。近頃、お酒がすぐ回るハマーなのである。(※諸説あり)

ということで、TOKYO CURRY QUARTET編 2店舗目にやってきたのは奥芝商店さんの右隣にある銀座スイスさん。札幌から銀座へ、いざ。

洋食店としては銀座に本店があるが、カレー専門店としては“初”出店。
ちなみに私の後ろにある味わい深い写真は日吉に店舗があった頃の銀座スイス。本店が銀座から日吉へ、そして銀座に戻ってきた銀座スイス。
今年で75周年ということに驚愕。ちょっと緊張してきました。

そしてなんと、カツカレー発祥のお店とのこと。(※諸説あり)
小学生時代、毎週末おばあちゃん家に泊まる習慣があったが、ある日の夜ごはんでカツカレーを“初”めて食べた。かつやさんのカツカレーだ。その旨さに衝撃を受け毎週食べることになったのだが、思えばあれがハマーにとって真のカレー好きになる微かな一歩だったのか。あれから15年以上が経ち、気づけばいろんなカツカレーと出逢ってきたが、その原点にようやく触れ合うとは。
ということで迷うことなく元祖カツカレーをオーダー!

元祖感のあるシンプルな美しさ。

親しみのある見た目をしたカレー。小麦粉を使わず、スパイスと野菜を2週間煮込み、さらに1週間寝かせることにより、濃厚で奥深く忘れられない味わいに。沁み渡ります。複雑なスパイスの香りと辛さの奥に優しい野菜の甘味を感じる。

とんかつが旨すぎる件について。外サクからのお肉が厚めかつ柔らかくてジューシー。ラード100%で揚げているため、カラッとふわっと揚がるとのこと。ラードに“初”めて感謝しました。

新たなるハマー的スプーン上の黄金比率が誕生。
カツカレー:お米:福神漬け=1:1:ちょっと。
旨い×旨い=ヤバい。

長年の歴史と想いが詰まった揺るがない旨さ。圧倒されました。上品かつ上質な食と空間に酔いしれるシラフのハマー。

さらに右隣のお店へつづく…

<SHOP INFO>
銀座スイス (TOKYO CURRY QUARTET内店舗)
住所 東京都中央区八重洲2丁目1番 八重洲地下街 南1号
営業時間 11:00〜22:00 (21:30 L.O.) 
定休日 無休(元日を除く)
MEMO 元祖カツカレー ¥1,100(税込価格)
濱 正悟
1994年8月22日生まれ(27歳)東京都出身。GirlsAward×avex『BoysAward Audition』で特別賞を受賞しデビュー。主な出演作に、ドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』、映画『酔うと化け物になる父がつらい』、『ナポレオンと私』などがある。現在、ドラマ『恋せぬふたり』(NHK総合/毎週月曜22:45〜)に松岡一役で出演中のほか、料理紀行番組『屋台メシ部、はじめました』(BS日テレ/毎週日曜24:00〜)にレギュラー出演中。
撮影/花村克彦 モデル・スタイリング/濱 正悟 構成/田中絵理子

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