男性育休、絶対欲しい。令和ママ6000人に聞いた本音

出産、ライフスタイル…令和ママの本音を調査


時代の変化に伴って夫婦のあり方も変わってきていますよね。共働きが当たり前になったり、男性の育休が推奨されたりと夫婦生活は多様化しているはず。だからこそ、様々な意見や考え方を知りたいものです。

そこで今回は、一般の全国18歳〜80歳の男女1000人と、C Channel株式会社が運営するママ向け動画メディア「mamatas(ママタス)」がInstagramのフォロワーである令和ママ約6000人を対象に行ったアンケートを元に「令和ママのライフスタイル」についてご紹介します。さっそく見ていきましょう。

8割以上が「共働きが夫婦の基本形態」


まずはじめに、一般の男女と令和ママに対して「共働きに賛成ですか? 」と聞いてみました。結果はこちら。

共働きが夫婦の基本形態

令和ママでは83.4%一般では64.1%「賛成」という結果に。特に、令和ママはほとんどが賛成派であるようです。

共働きに賛成な理由としては、「子育てにはお金が必要」「共働きじゃないとやっていけない」という経済的な声と、「社会に出たい」「共働きの方がフェアな関係が保てる」など、自立を目的とする声も多く寄せられました。確かに、リフレッシュも兼ねて社会貢献したいというのも分かりますよね。

また、「“基本形態”と言われると専業主婦の肩身が狭くなる」「いろいろな選択肢があるべき」など「基本形態」という言葉に嫌悪感を抱く意見が多く見られたのも、多様性を大切にする令和ママならではの傾向と言えそう。「こうあるべき」ではなく、私たち夫婦は「こうしたい」といったそれぞれの家庭の考えを尊重できるといいですね。

 

ちなみに、以下のような具体的なコメントも寄せられています。

【共働きに賛成な理由】

  • (共働きは)生活や将来の貯金のためでもあり、子どもに親が働いている姿を見せたい
  • 家事と育児だけでは孤独を感じる。働くことで良い刺激になると思う。

やはり、経済的な理由のみならず、やりがいや孤独感からの解放も求めていることが分かりますね。次は、育休について見てみましょう。

 

男性育休には約9割が賛成


「共働き」という考え方が令和ママの主流のようです。ということは、育休についても考え方が変わってきているはず。次は、「男性も育休を取るべき&取れるべき? 」と聞いてみました。結果はこちら。

男性の育休について

令和ママの92.2%一般の85.5%「男性の育休を希望」という結果に。世間全体で男性の育休に賛成の人が多いようです。

理由も聞いてみると、「育児は2人でするもの」「子どもの成長を一緒に楽しんだ方がいい」「母体を休める時間が必要」などの声が多く寄せられ、短くてもいいから取ってほしいと望むママが大多数であることが分かりました。2人の子どもであるため、子育ては一緒に楽しみたいという意見も素敵ですよね。また、出産後の母体のケアを求める声も多くありました。

 

また、次のような具体的なコメントも寄せられています。

【男性の育休に賛成な理由】

  • 夫婦共働きが主流になったこのご時世、「共に子育て」も当たり前になってほしい。
  • そもそも何で女性だけなの? って感じです。もっといろいろな男性に経験してもらいたい

家族であるからこそ、男性も育児に参加してほしいと考えていることが分かりますね。

一方、男性育休を求めていない人からは、「育休を取っても子育てしないと思う」「毎日家にいられると大変」といった理由が寄せられ、普段の夫の行動から「(育休を取っても)役に立たない」と思っていることが判明。できれば協力的であってほしいものですが、このような意見も少なからずあるようです。次は、義実家への帰省について見てみましょう。

 

「夫と子どもだけで義実家への帰省してもOK」は8割超


共働きや男性に育休に賛成の令和ママが多いと分かったところで、次は、「夫の実家へは夫と子どもだけで帰省しても問題ない? 」と聞いてみました。なかなか難しい人間関係の問題、どのように捉えている人が多いのでしょうか? 結果はこちら。

夫の実家には夫と子どもだけで帰省しても問題ない

86.3%の令和ママ「賛成」という結果に。「何が問題なのか分からない」「義父母が会いたいのは夫と孫だから」「ママにも1人の時間が必要」などの意見が主流でした。

具体的なコメントとしては「義実家への帰省は、頻度が高いなら子どもとパパだけもあり。久々なら顔を出すのが礼儀かな。」などが寄せられており、毎回一緒に行く必要はないと思っている令和ママが多い模様。一般回答でも76.5%が賛成となり、親戚付き合いそのものが変わりつつあると言えそうです。

一方、反対派からは「子どもをちゃんと見てくれるか心配」と、自分がいないときの子どもの世話や食事を任せられないという声がありました。たまにはママのお仕事を休んでもいいのでは? とも思いますが、どうしても気になってしまう人もいるようです。

最後は、出産について見てみましょう。

 

7割以上が「出産するなら断然無痛分娩」


親戚付き合いにも変化が生じていることが見えてきましたね。最後は、気になっていてもなかなか聞きづらい出産に関する話題。「無痛分娩に賛成ですか? 」と聞いてみました。結果はこちら。

出産するなら断然無痛分娩

令和ママの73.4%「無痛分娩に賛成」という結果に。「産後の回復が早い」「最高でした! 」と、経験者から無痛分娩を支持する声が多数寄せられました。「あの痛みは2度と経験したくない」など、2人目以降の出産で無痛分娩にした人も多く、一般回答と比べても賛成の比率は15%程度高くなっています。

他にも、以下のようなコメントが寄せられました。

【無痛分娩に賛成な理由】

  • 第4子で初の無痛分娩、産後の回復が全く違いました! 分娩中も余裕があり、出産がとても心に残っています
  • 1人目が難産で辛すぎて、産後ボロボロになったから。

 

やはり、回復の早さに魅力を感じていたり、第1子の経験を踏まえて無痛分娩を選択した人が多い模様。

一方、反対派の人からは「人生に1度は陣痛・分娩の痛みとともに出産を経験したかったから」などの意見がありました。出産ならではの痛みを経験することも大事だと思っている人も少なくないようです。

 

以上「令和ママのライフスタイル」を紹介しました。共働きが主流の令和ママたちのライフスタイルは、お互い働いているのだから育児に関しても「夫婦対等」「夫婦でできる方が、できることを」というスタンスが多数派であるようです。また、家族に気遣いながらも自分自身を大切にしている様子が伺えました。無理をしすぎないことが家族と過ごす幸せな時間につながっているとも言えそうですね♡(澤夏花)

 

情報提供元/C Channel株式会社