結婚式に招かれて毎回「これってありだっけ?」と不安にになってしまうのが、マナーや常識。知ってるつもりだけど、本当に合っているのかソワソワしちゃう方も多いはず。AneCan11月号では和文化プロデューサーの森荷葉さんに、結婚式で気をつけたい間違えがちなマナーをお聞きしています。まさかの思い違いマナーもあるかもしれないので、ここで復習しておきましょう!
■出欠で要注意なマナー
1.欠席では理由は告げず「所用」です
結婚式が重なり、どちらかを欠席する場合、正直に理由は書かず「所用で」とぼかして伝えます。欠席でもお祝いを贈ることもお忘れなく。
2.欠席は電話とハガキのWで詫びよ
招待状をいただいてから欠席の連絡をしなくてはいけなくなった場合は、まずは早急に電話で連絡を。さらに返信のハガキに丁寧なお詫びの言葉を添えて出しましょう。
■ご祝儀での覚えておきたいマナー
3.二連・二万等割り切れる数は避けるべし
本来、2、4、6など割り切れる数字はご祝儀にはNG。ただ3万円出すのが厳しいなら、無理せず2万円でもOK。その場合は1万円札×1枚+5,000円札×2枚でお札を三枚にして。
4.お祝いは「シワ汚れ」なしの新札で
新しい門出をお祝いする気持ちを込めるため、折り目のない新札が必須。折り目があるお札は不祝儀で使うものなので避けて。
■食事での気をつけたいマナー
5.乾杯のグラスは合わせず上げるだけ
乾杯用のシャンパンを注ぐフルートグラスは、とても繊細で、グラス同士を合わせると割れてしまうことも。乾杯では、目線の高さに持ち上げるくらいでOK。ちなみに、目上の人よりも高くグラスを上げるのは、タブー。
6.食べきれない料理はシェアせず残すもの
披露宴でいただくことも多い高級フレンチでは、料理をシェアすることも、皿を持ち上げることもタブーなので注意して。
■守れないと恥ずかしいファッションマナー
7.教会式での肩出し・肌見せNGです
教会という神聖な場で、過度な露出はご法度。ブライダルゲスト服はノースリーブのものも多いので、結婚式に出るのであれば、ショールやボレロをセットで揃えておくと安心です。
8.ファーやクロコなどは避けて
神聖な場所で殺生を思わせる革製品の使用はNG。ルールもゆるくなっているとはいえ、身につけるなら目立たないものが無難。
いかがでしたか? 意外と知らないこともあったり、「やっちゃたことがある!」なんて思いの方も多いのではないでしょうか。ここで紹介したものを覚えておけば、あなたもマナー美人になれちゃいますよ。(坂田みやび)
(『AneCan』11月号)
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