結婚祝いに喜ばれるもの・欲しいもの、もらって困ったものランキング
大切な友人や同僚が結婚した時、結婚祝いになにを贈るか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。結婚祝いの定番といえば「ペアの食器」や「夫婦箸」などを想像する方もいるかもしれませんが、実際にどのようなものを贈ることが正解なのか難しいですよね。
そこで株式会社オフィスギフトが全国の男女300名を対象に行なった調査を元に「これまでにもらって嬉しかった結婚祝い」や反対に「困ってしまった結婚祝い」などをランキング形式でご紹介します!
もらって嬉しかった結婚祝いランキング
5位:商品券
- 必要なものを自分で選んで買うこともできて、お祝いのご飯などにも使えましたし、とにかく自由度が高く便利でした。(30代女性)
- 現金でもらうよりも商品券のほうがいやらしくない。欲しいものや揃えたい物など必要なものがたくさんあるので商品券は便利。(30代女性)
- 旦那の転勤と結婚がほぼ同時だったので、転勤先の都道府県でも使えるよう選んでくれた心遣いがとても嬉しかったし、現地の商品券がとてもやくだったから。(女性30代)
「自分に必要なものを選べる」という意見が多数でしたが、なかには「現金よりもいやらしく感じない」といった意見もみられました。確かにお金だと直接的過ぎると感じる方もいるため、関係性によっては商品券の方が無難だという意見にも頷けますね。
4位:ペア食器・カップ
- 毎日使うものだし、ペアなので夫婦で使えるから(30代女性)
- 友人が、縁起がいいと言われる富士山に見立てた夫婦茶碗を贈ってくれたから(30代女性)
- ペア食器やマグの贈り物は、結婚初日からどうせ自分達で揃える必要のあるものなので、センスが合う人からの物だとすぐに使えるし記念になるし嬉しかったです。(30代女性)
ペア食器・カップは、「毎日夫婦で使用できる」「毎日使う物なので見るたびに結婚式を思い出せる」といった理由で選ばれました。センスのよいものや相手の好みのブランドであれば、大変喜ばれるものなのではないでしょうか!
3位:カタログギフト
- 好みは人それぞれだと思うので、自分で選ぶことができて良かった。(40代女性)
- 惣菜やお酒、お菓子や日用品、調理器具などがあって、見ているだけでも楽しかったし、必要な物が選べた。(50代女性)
- 実家を出て初の新居で、食器も無ければ調理器具、収納、掃除道具も無い、そんななかで調理器具セットなど、上手くいけば一式手に入るカタログギフトを重宝しました。必要なものが特に無くとも、温泉等の体験に使用できるため、万人受けするお祝いの品だと思います。(30代女性)
「カタログギフト」は「自分の好みのものを選ぶことができる」「カタログを見ているだけでも楽しい」といった理由で選ばれているようです。また、最近のカタログギフトは旅行などの体験型のものを選べたり、Web版のものであれば手軽に注文できたりと、お金とは違って“選ぶ楽しみ”も喜ばれる要素のようです。
2位:家電
- ノンフライヤーをいただき、揚げ物など調理していても目を離して大丈夫なので重宝しています。揚げるだけではなくチャーシューやケーキもできるので、レパートリーの幅が増えました。また欲しい物を確認してからプレゼントしていただいたので、ありがたかったです。(30代女性)
- 欲しかったブレンダーをもらいました。ブレンダーがあれば日々の料理に役立つと思いました。(40代女性)
- 自分で買うには後回しにしてしまいそうな優先順位の低い家電だけど生活が豊かになる家電をもらったので嬉しかったです。(20代女性)
「家電」に関しては、「ホットプレート」「フライヤー」「ブレンダー」など、調理家電を中心にもらうと嬉しい方が多いという結果になりました。家電は便利で使い勝手がよく、特に「ブレンダー」は子どもが産まれた際に離乳食でも役立つため、喜ばれることが多いようです。
1位:お金
- 自分たちに必要なものを購入できて無駄がないため。(30代女性)
- 金額がわかるのでお返しもしやすい。必要な物に使える(30代女性)
- 皆さんから頂いたお祝い金から返礼品を選ぶ事ができるため。(40代女性)
多くの方が選んだ「お金」は、「必要なものを選んで買える」「内祝いの金額にも迷うことがない」といった理由から票を多く集めました。結婚祝いでは、自分たちが欲しいものや実用的なものでないと、残念ならがら使うに使えないケースも。そのため、「お金」の結婚祝いは、本当に必要なものを購入でき、内祝いの金額に悩む手間も省けるため喜ばれやすいことがわかりました。
結婚祝いにもらって正直困ってしまったものランキング
5位:家電
- 家電は自分の好きなメーカーや種類など、こだわりがあると思いますので、決められて買われるのは困る。(30代女性)
- 使わず置き場所や処分に困ってしまいました。(20代女性)
もらって嬉しかったもので2位にランクインしていた家電ですが、「既に持っていた」「必要性がない」などの場合は、相手を困らせる結婚祝いになってしまいます。また、家電は簡単に処分できるものではなく、売却するにしても型落ちしてしまうと売れなくなるなど、扱いが難しい側面も困らせてしまう要因のようです。
4位:お酒・紅茶等の飲み物
- 夫はお酒を飲まず、わたしもそこまで飲まないので、消費が遅かったです。(20代女性)
- 飲まない種類のお酒をもらっても、自分たちでは飲まないので結局人に譲ってしまった。(30代女性)
お酒・紅茶等の飲み物は、「お酒は飲まないのでもらっても困る」「自分たちは飲まないので他の人にあげた」など好みではないことを理由とするものが大半でした。習慣や体質は人によるため、お酒や紅茶などの飲み物は、飲めるとわかっている相手の場合のみ贈るのがオススメです。
3位:フラワーギフト
- 花瓶を持っていない。いつかは枯れてしまうと思うと悲しい。(20代女性)
- 生花を頂きました。生花はとても嬉しいのですが、家には花瓶も少なく置き場に困ったりと、管理することが難しかったからです。(20代男性)
- 飾るところもあまりないし、部屋のイメージに合っているものでないと少し困りました。(30代女性)
フラワーギフトは「もらったときは綺麗で部屋の装飾になるが、いつかは枯れてしまうもので悲しい」といった意見が多数ありました。また、普段から花を飾る習慣がなかったり部屋のデザインに合わない場合もあるので、結婚祝いにフラワーギフトを贈る際は相手を選ぶ必要があるようです。
2位:フォトフレーム
- 近頃は写真を現像したり印刷して、フレームに入れることは少ないからです。物をあまり持たない暮らしの傾向も強いので、写真を家に飾ることも家ではありません。(30代女性)
- 手作りのフォトフレーム(写真入り):飾る場所がなく、手作りだと年数が経っても処分し辛い。(40代女性)
- デジタルフォトフレームをもらったけど、つなぎっぱなしは電気代がかかるので一度も使わなかった。(40代女性)
スマートフォンの普及により写真を現像する機会が減少していることから、フォトフレームをもらっても飾る習慣がないと困るようです。また、デジタルフォトフレームを贈る場合も、電気代を考えると長い期間飾れないなど負担に感じる方もいるようでした。
1位:ペア食器・カップ
- 自分の好みではないデザインの食器を頂いても使い道がなく困ったため(30代女性)
- 食器やカップは結婚式の引き出物などでも貰うことが多いし、たくさんあっても結局使う食器やカップは決まっているので、使うタイミングがないからです。(30代女性)
- 食器類は、夫婦2人だけの時は良いが後々家族が増えた時に数が足りなくなる為。(40代女性)
ペア食器・カップは、もらって嬉しい結婚祝いの4位にランクインしていましたが、正直もらって困る結婚祝いとしては、最も多くの票数を集める結果となりました。その理由として「自分の好みではないものをもらっても困る」「食器棚に入らない」などが挙げられます。
食器やカップは使う相手によって好みが違うため、デザインや使い勝手が悪いと感じられると困らせてしまう結婚祝いになってしまうようです。また、既に食器がそろっていたりお酒が飲めないのにグラスをもらったりなど、ペア食器・カップは相手の環境に左右されやすいようです。
結婚祝いを贈るときに重視したいのは「実用性」や「好みのものであること」
結婚祝いに欲しいものともらって困ったものを調査してみたところ、実用性の高いお金やカタログギフト、商品券などが上位にランクインする結果になりました。また、自分の好みではないものをもらっても困るという人も多かったことから、好みを把握しているもしくはほしいものを聞ける間柄ではない場合は実用性の高いものを選ぶのが無難なようです。自分がもらうと嬉しいけれど贈るには気持ちがこもっていないようで気が引ける…という方は、プチギフトを添えてみるのも良いかもしれませんね。
情報提供元/株式会社ウェブギフト