男が男のことを嫌う、男が女のことを嫌う、女が男のことを嫌う、女が女のことを嫌う。
同じ「嫌う」という感情でも、それぞれの意味合いが違いますよね。
中でも男が男を嫌う、女が女を嫌う、この同性嫌悪パターンの場合、どんな理由があろうとも「それどうせ嫉妬でしょ?」と一蹴されてしまうことがあります。
いやしかし、これってどうなんだろうと常々憤っていまして……。そんなもんで「嗚呼、許せないシリーズ」第3弾のテーマとさせていただきました。
【今まではコチラ】
★【嗚呼、許せないシリーズ1】「いくつに見える?」と聞く女が望んでいるのは、実年齢より○歳若い答え!
★【嗚呼、許せないシリーズ2】「いくつに見える?」と聞かれたら答えるべき3つのアンサー
私は女なために、男が男を嫌う心理を分析するのは難しいので、女が女を嫌うことについてのみクローズアップしたいと思います。
まず人が人を嫌うことには大きく2パターンのベースがあります。
A:直接的な被害を与えられた場合(近い距離の知り合い)
B:直接的な被害を与えられていない場合(知り合いじゃない、もしくはほとんど関係がない)
Aの場合は個人間の関係性や利益や言動により、嫌う理由が多岐に渡るので、分析の対象からは外します。
Bの場合、実際に不利益を及ぼされたわけではないパターンがほとんど。知り合いでも知り合いでなくても、一方通行な「視点」「観察」で嫌いになります。
わかりやすい例としては、「芸能人を嫌いになること」です。
ネットの掲示板などで、芸能人や有名人がよく叩きの対象となりますが、そのときに叩いている人に対してよく浴びせられるのが「嫉妬してるんでしょ」という煽り文句。
確かにその感情は多少なりともあるのかもしれませんが、核たるの感情ではなく、嫌いになる動機の本質ではないと私は思うのです。
だからその的外れな指摘に、「嫉妬じゃないわ」と過剰に反応し、より掲示板は混乱&激化してしまうのではないでしょうか。
じゃあ嫉妬じゃなくなんなのか。思うにその人を嫌いになるには2ステップあるのだと思います。
1:まずは嫌いになる対象が実現・成功している現状や目指しているゴールに対しては、憧れがある
ここが「嫉妬」と間違われる大きな要因なのですが、これがないと対象者にそもそも好奇心が湧いてきません。
でもこれだけでは嫌いにはならず、むしろ「憧れ」「好き」となるはずですよね。
嫌いになるのは1がベースとしてありながらも、次の2が重要になるのです。
2:しかしそこに行きつくまでの方法や、やり方に嫌悪がある
例えば、「親がお金持ちだからその地位につけた」「性的な魅力で取り入った」「運だけで何も努力していない」など、嫌悪の理由がキーポイントとなります。
対象者となる人が実際にはどうかわからないのですが、嫌う側から見て「そう見える事実があること」こそが重要です。
実はこの2の嫌悪の理由こそ、あなたの内面や生き方を図る大きな要素、コンプレックスが隠されています。
これは次回で取り上げたいと思います。(吉田奈美)
【嗚呼、許せないシリーズ】
★【嗚呼、許せないシリーズ1】「いくつに見える?」と聞く女が望んでいるのは、実年齢より○歳若い答え!
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