20分以上の入浴は逆に乾燥する!健康&美容を呼び込む正しい入浴方法8つ

湯船にお湯を張るのは面倒だし、時間もかかるから今日もシャワーだけでいいや……という方、特にひとり暮らしの人に多いんじゃないでしょうか。まさに私がそうなのですが、昨今の寒さによる手足の冷えに耐え切れず、湯船に避難する日が続きました。すると、一瞬で体はぽっかぽかになるし、美肌になった気もするし、いいことだらけなんですよ。今さらながら、お風呂すごい。と思っていたら、どストライクなタイミングで『AneCan』2014年1月号の「女子のためのココロとカラダの相談室」で理想の入浴の条件が発表されていました。

お風呂

【1】まずは前提。入浴の効果一覧です!

疲れやすい、冷え、生理不順、生理痛が重い、いつもイライラ……という健康上の問題や、肌の乾燥、太りやすい、むくみやすい、といった美容の悩みを解決。代謝が上がり、美肌になってやせやすくなり、リラックスするので眠りの質がアップ。それによってさらにホルモンバランスが整い、若返り効果大というプラスのスパイラルになるんです!

 

【2】湯船につかった瞬間したいのは、深い呼吸。

湯船につかったら「はぁ~極楽♪」と何もせずにリラックスしたいところですが、まずはその前に息を大きく吐いてから吸い込みましょう。湯船の水圧も作用して、心肺機能がアップ。それにより、代謝が上がり免疫力が高まり、風邪などの病気になりにくい体に整えられます。

 

【3】入浴時間は20分以内じゃないと、むしろ乾燥する!?

いいことずくめのお風呂タイム、長いと効果倍増♪と思いがちですが、実は入浴は長いほどいいわけではないんです。20分以上お風呂につかっていると、肌に備わっている保湿のための成分が流れる可能性が! ただし、長時間入ることをすすめている入浴剤を使う場合は、保湿対策がされていることも多いので、説明書を読んで効果的に使用しましょう。

 

【4】美肌を狙うなら、温度は38~40度。
自宅での入浴の場合、熱いお湯は心臓に負担をかけます。40度を超えると、肌を守る成分が流出することも! ただし、これはあくまで自宅の場合であり、温泉のときはまた違います。

 

【5】入浴中のセルフマッサージは効果大!

15~20分の入浴時間に、両腕を上げたり、頭皮や首、肩をセルフマッサージすると、血流がよくなっているので、筋肉をほぐしてコリを取るマッサージ効果が抜群。また、おなかに両手を当て、おへそ周りを中心にお腹全体を優しく押すマッサージが特におすすめ。内臓機能のバランスが整いやすくなり、便秘やぽっこりおなかの改善、生理不順や生理痛対策など、さまざまなお悩みに効果大なんです!

 

【6】入浴の前後に、コップ1杯の水を飲む。

入浴の利点は汗をかきやすくなること。汗をかくことにより体内のミネラルバランスが整い、保湿に必要な分泌物が出ます。汗を出しやすくする&水分補給のため、入浴前後にはお水を飲みましょう。

 

【7】ストレス解消には全身浴!

ぐったりで帰ってくると、お風呂に入る体力もない……とシャワーで済ませがちですが、疲れているときこそぜひ全身浴を。肩まで湯船につかると体から力が抜けてふわっとリラックスします。その日のわだかまりを全部お湯に流すイメージでお風呂に入れば、明日に向けて動き出す元気も出るはずです。

 

【8】入浴後1時間以内にベッドに入れば、不眠も解消!

体が温まることで、神経系統が就寝に向けて整い、眠りが深くなります。入浴後はなるべく早め、できれば1時間以内にベッドに入ると不眠の悩みも解決に向かいます。しかも、深く眠っている間に細胞の新陳代謝が行われるので、美肌づくりにも◎。

 

入浴に関する正しい知識を知っていると、ただでさえ美容にいいお風呂タイムの効果をさらに倍増させることができそうです。冷え込みが続く今日この頃、今夜からさっそく理想のバスタイムを試してみてくださいね。(後藤香織)

AneCan2014年1月号表紙(『AneCan』2014年1月号)

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