「女性の30代はほとんど厄年」と友人がぼやいていました。
女性の本厄は数え年(生まれた年を1歳とする数え方。新年を迎えると1つ加える)で19歳、33歳、37歳、61歳。それぞれ前後の歳は前厄と後厄なので、合計12年の厄年がおとずれる計算になります。
そして、その半分がなんと30代なんです! 33歳と37歳の本厄2回とそれぞれの前厄と後厄、32歳、33歳、34歳、36歳、37歳、38歳……30代の10年のうち、6年厄年。しかも33歳は本厄中の本厄である、大厄です。そう考えると30代女子はなかなかにツイてないことに。
でも実際、厄年ってどういうこと!? どういうときに実感するの?
ということで、厄年を一度でも経験したことのある30歳以上の女性に「厄年を実感した瞬間エピソード」について聞いてみました。
■離婚、破局
・大厄に離婚。(34歳・会社員)
・離婚のち、別れた旦那から訴訟を起こされた。(37歳・会社員)
・式2週間前に相手の4股が発覚して、破談。人生でいちばん沢山頭を下げた。(35歳・営業)
最も多かったのが悲しい別れ。30代での決別はそれが結婚であれ交際であれ、かなり消耗する出来事。厄年を実感するのも無理はないと思います。
■ケガ・病気
・突然の病気(婦人科系)で腹を15センチ切った翌日にリハビリで歩けと言われて、痛すぎて歩けなくて拒否したとき、これはすべて厄年のせいだと思った。(34歳・会社員)
・前厄に歯が折れて、本厄で尾てい骨を骨折、後厄で両足を捻挫、30代の大きなケガはすべて厄年でした。(39歳・経理)
婦人科系の病気って30代になると突然身近になりますよね。友達でも急に検診で引っかかって入院なんて人がチラホラ。婦人病が増えてくるタイミングが厄年とかぶっているため、病気=厄年となるのは当然ですね。
■仕事で厄
・厄払いをさぼった後厄の年にPCと外付けHDが壊れて、過去の仕事のデータが全部消えました。(33歳・デザイナー)
・厄年の度に新しい仕事と役職を増やされてどんどん忙しくなったとき。(40歳・会社員)
厄払いを甘く見てはいけません。なかには「毎年、厄払いをしているので厄年を実感することはとくにない」という人も。「厄払いをした」という気持ちがあればちょっとやそっとのことでは厄年と結びつけないという効果がある気がします。逆もまた然り、ですが……!