中川大志&廣瀬智紀、「ねこ男子」の次は「撮りっこ男子」に意欲?

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12月27日(火)、渋谷・HMV&BOOKS TOKYOにて開催された、中川大志さんと廣瀬智紀さんによるムック本『ねこ男子』のトーク&限定特典お渡し会。

今回は、イベント直前に行われた合同取材をたっぷりとお届けします!

 

┃初対面の中川大志&廣瀬智紀。「ねこ男子」撮影の裏側を告白

『ねこ男子』というコンセプトの元、この企画に参加したおふたりですが、廣瀬さんは「大」の猫アレルギー。今回の撮影では薬を飲んだため撮影も順調に進んだそうですが、以前、別の仕事で猫と撮影をする際、薬を飲まなかったため大変な思いをして「やっぱりアレルギーなんだなって悲しかった」という過去もあったよう……。

撮影では、廣瀬さんの相棒“ペルシャ”に「逃げられて、あまり懐いてくれなかった」とか。中川さんも苦労したようで、相棒の“アメリカンショートヘア”が、撮影スタジオの裏のグラウンドから聞こえてくる掛け声が気になり、「全然カメラを見てもらえなかった」と。おもちゃやエサ、またたびの香りがついたハンカチを手にこすりつけたりと、あの手この手で気を引いたものの、「振り回されてました(笑)」と苦笑い。

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ちなみに、「自身の“猫っぽい部分”」と聞かれると、廣瀬さんは「マイペースなところ」と話してたのですが、正直に話すと、犬か猫かでいえば、おふたりは(自称)“犬タイプ”。中川さんはご自身を「犬っぽいと言われる。人懐っこいほう」と話していました。

 

さて、同じ事務所に所属ながら、この日が“初対面”というおふたり。

廣瀬さんは「ずっと(ドラマなどで)見ていたので、初対面な感じがあまりしない」と中川さんの印象を話すも、隣りにいた中川さんからは、笑い声が。「僕は廣瀬さんのイメージが……ちょっと違って……(笑)」と。「ウソ!? イメージ違った?(笑)」という廣瀬さん。

「舞台や雑誌とかで見ていた印象はもうちょっとこう……なんていうか……クールな印象があったんですけど……なんかすごく……ふわふわしてる?(笑)」と、廣瀬さんを表現する言葉を探しながら話す中川さんでしたが、どうにも笑いが止まらず……という状態。

中川さんはふわふわした廣瀬さんに安堵感を覚えたようですが、そこで廣瀬さんが中川さんを見つめて、急に「(僕)いくつだと思う?」と質問。「えっと……20……9歳(笑)」と、徐々に小声になりながら答える中川さん。恐らくすでに年齢を知っていた様子。その後、

廣瀬さん「11個違うんですよ(笑)。今日初対面なので、まだ、どうしていこうかなって感じなんです」
中川さん「トークが大丈夫かなって(笑)」
廣瀬さん「いや、やばいと思うよ(笑)」

……と、この初対面トークをやり取りしている最中、中川さんは笑いが止まらず、廣瀬さんの発する言葉がツボに入ってしまったみたいでした。

 

他にも、「それぞれお気に入りのカットは?」と記者に聞かれると、廣瀬さんが「僕は中川くんのねぇ……」と中川さんの写真を選び始めるので、中川さんにも「え、そっち?」という感じで面食らう場面も(周囲にいた記者&スタッフ含め、「え、そっち?」に同意見でした)。

結局、廣瀬さんは、中川さんが猫と見つめ合ってる写真を選び、中川さんは、「猫アレルギーと思えない距離間!」と言いながら、廣瀬さんが猫を肩にのせている写真を選択。

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この後、ご自身のお気に入りも選んでもらったのですが、中川さんが「これ」と選んだ写真を見て廣瀬さんが、「(猫の)お尻をかいでいるやつ?」(P17の下にある写真の真ん中です。お持ちの方はご確認を!)なんて言うので、またも中川さんの笑いのツボに……「お尻をかいでいるわけじゃないです(笑)」と笑いながらもしっかり否定していました(追いかける猫に尻尾で軽くあしらわれている図、なんだそう)。

そんな廣瀬さんが「僕はこれです」と指さしたのが、まさかの“プロフィール”で使われている写真。「いい感じにおさまってるし、自分の写りもいいかも?って(笑)」というのが理由みたいです。

 

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今回、イケメンたちが猫と戯れるというコンセプトのムック本ですが、「同じ役者仲間と作ってみたい本」に、カメラで写真を撮るのが趣味という中川さんから「撮られるほうじゃなく、役者が撮った写真でまとめる」という案が。それを聞いて「めっちゃいいこと思いつきました!」と廣瀬さん。それは、役者同士で写真を撮り合う「撮りっこ男子(撮り合い男子)」!

友だち同士、初めまして……とにかく役者同士で撮り合う写真集。これは仲間だから撮れる“奇跡のショット”が生まれそうですよね。「まず皮切りに僕と中川くんから(笑)」と、かなり意欲的!

 

さて、『ねこ男子』にかけて「○○男子?」という質問では、中川さんが「つり男子」であると告白。「メインは川ですが、海や釣り堀も。釣り全般が好き」と答える一方、「僕は対照的に出歩かないタイプ」と廣瀬さん。ご自身を「ねっころがり男子」と表現(ちょっと「ねこ男子」に掛けたようです)していましたが、「来年から脱却したいので、外に目を向けてみます(笑)。習い事をひとつ始めてみるとか、自分が楽しんで興味をもてるものを探していこうかな」という言葉も。

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釣りといえば、釣った魚をさばいてその場で食べるのも、釣りの醍醐味。料理好きな廣瀬さんも「魚はさばいたことがない」と言い、中川さんに「ちょっと教えてよ」と。「ぜひ! 上手くないけど釣ったら自分でどうにかしないといけなくて」と返した中川さんに、廣瀬さんが「え、港町出身?」と……(結果、またもれなく中川さんのツボにハマっておりました)。

 

ところで今後は「舞台もやってみたい」という中川さんへ、舞台の大先輩・廣瀬さんからアドバイスを聞いたのですが、「いやいやいや、(アドバイスは)ないですよ!」と否定しつつ、こんなことを話してくれました。

「逆に僕は、映像を経験されてる中川くんに聞きたいことが多いです。ただ舞台は、お芝居をするという面では一緒なんですけど、すぐ本番があるわけじゃないから、本番に合わせていくベクトルの向け方が違うのかなって思います」(廣瀬さん)

最後に「来年の抱負」をうかがうと、それまで笑顔で和やかに話していたふたりが一同に、背筋を伸ばして椅子に座り直し、そして、こんな言葉が返ってきました。

「今年はいろいろチャレンジさせていただいた年になったので、それを活かして、もっとひとつひとつを突き詰めて来年に向かっていきたいです。この仕事は初めてやることも多いので、それらを一生懸命吸収していく年になるのかなと思います。変わらず、ひとつひとつ一生懸命という感じです」(廣瀬さん)

「僕も常に新しいところに挑戦していきたいという気持ちがあるので、作品の幅をどんどん広げていけらたいいなと思っています」(中川さん)

今回のイベントを機に、ぜひ交流を深めていただき、いつかぜひ作品で共演を……そんなインタビューでした。(さとう のりこ)

ムック本『ねこ男子』2016年12月7日(水)発売/1,850円(税抜)
http://www.tc-ent.co.jp/sp/neko_danshi/
(c) TC Entertainment, Inc.

 

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