CanCam10月号に出演中!佐藤流司スペシャルインタビュー【後編】
今をときめく俳優たちが演じるCanCamオリジナルラブストーリーが完成♡俳優たちや演技の魅力を最前列より近い距離感で感じられる企画として、CanCam10月号で『舞台俳優たちの妄想キュン劇場』をお届けしていますが、お楽しみいただけましたか?
CanCam.jpでは、「リードされる恋~年下彼と水族館~」で主演を務めていただいた、佐藤流司さんのスペシャルインタビューをお届けします!誌面には載っていないカットも満載です♡
佐藤流司主演ミニドラマ公開中♡
──佐藤さんはどんな女性に魅力を感じますか?
佐藤 模範解答かもしれないですけど、笑ってくれる女性がいいですね。でもこれは女性に限らず、男性でもたくさん笑ってくれる人がいいですよね。
──逆に、笑わせてくれる女性はいかがでしょう?
佐藤 いや、笑わせてもらわなくても大丈夫です(笑)。普段から友だちとかにプレゼントをあげたり、ご飯をおごったりとか、何かしてもらうより、してあげるほうが圧倒的に好きですね。できれば、相手にも代わりに何かをしてもらうという、ウィンウィンな関係がいいですけどね。
──代わりにしてもらって嬉しいのはどんなことですか?
佐藤 ……家事かな(笑)。あまり得意じゃないんです。
──家事と言えば、自粛期間、自宅で過ごされる時間が多かったと思います。特にハマっていたことなどありますか?
佐藤 料理はけっこうやりました。時間もたくさんあったし、今までやってこなかったことなので、せっかくだからこの機会に……と思って。最初に作ったのは、キムチ鍋とかだった気がします。
──作ったなかで美味しかった料理は?
佐藤 作って美味かった料理は思い出せないけど、マズかったのはすぐに出てきます(笑)。春雨を使った野菜スープみたいなものを作ったんですけど、3種類ぐらい香草を使った料理で、どれかを入れすぎちゃったみたいで、食べてみたらその味しかしなかったっていう。それは本当にマズくて、食べきるのに苦労しました(笑)。
──苦い思い出ですね(笑)。他に、どんなふうに過ごしていましたか?
佐藤 自粛中は、料理か掃除ぐらいしかできることがなかったですね。他は、将棋のゲームをやったり小説を読んだり、あとは猫と遊ぶか……それで一日が終わっていました。自粛してみて思ったのが、一日の使い方が分からないってこと。時間があるからといってどこかに出かけられる状況でもなかったので、時間を持て余していました。でも、意外と料理って楽しいなというのが新しい発見でしたね。自粛が明けて仕事が再開したら、またやらなくなりましたけど(笑)。
──オンライン飲み会をやる方が多かったようですが、佐藤さんは?
佐藤 一度だけ、6人ぐらいでやったけど、最高につまんなくて、その後はやってないです(笑)。
──自粛期間を経て、心境の変化などはありましたか?
佐藤 仕事は再開してますが、まだこの状況がしばらく続きそうですよね……早く終息してくれるのを祈るばかりです。今回、芝居ができる状況があるというのが当たり前じゃないというのを実感しました。お仕事をいただけることはすごく光栄なことだと、あらためて思います。ただ、自粛明けだからと気合を入れ過ぎて前のめりになってもいいものはできないと思うので、気持ち的には今まで通り、仕事に向き合っています。
──忙しくなってくると、同時に別作品の仕事が進行する場合もあるかと思います。そんな時はどのように切り替えていますか?
佐藤 現場でスパッと切り替えはできていますね。昔は役が自分の体から出ていかなくて……ということもありましたけど、最近は、役に飲まれることはないです。今まで一番役が抜けなかったのはサスケ(舞台 ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」で演じた役)です。思いっきり体の中にズブズブ入ってきちゃって大変でした。
──佐藤さん主演のドラマ『日暮里チャーリーズ』の最終回目前ですが、改めてどんな役どころか教えてください。
佐藤 探偵の岸蛍という役が、潜入のスペシャリストということでたくさん変装して、いろいろな役を演じました。いい勉強になりました。役によって服装だけじゃなく、メイクもカツラも全然違うので、観ていて普通に面白いと思いますよ。俺が女の子になった姿も見られますから(笑)。
──それは興味深いです(笑)。演じた中で一番気に入ったのはどんな役ですか?
佐藤 ほとんど出てこないと思うけど、落語家の役です。マジでちょっとしか出てこないと思います(笑)。
──注目しておきますね(笑)。デビューして来年で10年になります。役者を始めた頃、今の自分を想像できていましたか?
佐藤 当初、自分が想定していたペースよりは、ちょっとだけ遅いかな。もう少し先に行っている予定でしたね。でも、だからといって不満があるわけでなくて、ちゃんと現実と向き合っているという感じがします。
──演技で表現をする仕事の一番の魅力は?
佐藤 全能であることが一番好きだけど、でも実際はなれない。それでも、いろんなことを知らずに人生を費やして死んでいくのが嫌で。役者という仕事は、ひと月、あるいは一年の間にいくつもの人生を歩めるじゃないですか。退屈しなくて済むというか。飽き性なんですよ、俺。何でもかんでもすぐに飽きちゃう。でも、役者は一個の仕事なのに、いろんなことができるから。これ以外の仕事が想像できないです。
──小さい頃から役者を目指していたのですか?
佐藤 はい。小さい頃から今の仕事がしたかったんです。人の目を気にするのに矛盾するようなことを言いますけど……人に見られたくないけど注目はされたい。見られたくないけど知名度はありたいとは思っています。
──役者以外に、アーティストとしても精力的に活動されています。この2つはどこが一番違いますか?
佐藤 役者はインプットしていく仕事、インプットしたものをアウトプットしていく仕事だけど、アーティストは完全にアウトプットのみ。吐き出したいモノを吐き出していくだけ。そこが決定的な違いかな。もちろん両方楽しいです。ただ、役者は悩むことも多いけど、アーティスト活動でしんどいなってことは全くないですね、今のところ。アーティストはやりたい放題できるから、というのもあるかもしれないです。
──最後に、佐藤さんにとって癒しの瞬間は?
佐藤 こういった質問があると、いつも同じ答えになってしまうんですけど、猫と遊んでいる瞬間です。ツイッターにも書きましたが、最初に飼っていた猫のぷにおが亡くなって、今はもちおしかいないんですけど、めちゃめちゃベタベタです。犬みたいです(笑)。別室にいるだけでギャーギャー鳴くんですよ。家を空けている時間が多いので、かわいそうだなと思ってるけど、新しい猫はもう飼えないので一匹で我慢してもらうしかないなぁって。
──そんなに甘えん坊だと、自粛期間中はさらにベッタリだったのでは?
佐藤 いや、さすがに長く居すぎて、「まだ居るの?」という顔をしてましたよ(笑)。部屋のどこに行っても足元をついて回るので、結果、だいたいそばにいるって感じでしたけどね(笑)。
今後の活躍も見逃せない佐藤流司さんは、CanCam10月号に登場中!本誌では、佐藤さんの演技を写真で楽しめちゃいます。サイン入りポラのプレゼントもあるので、ぜひチェックしてください!
インタビューの前編&ムービーはこちら
1995年1月17日生まれ、宮城県出身。2011年俳優デビュー。ミュージカル『刀剣乱舞』を始め、舞台に限らず人気作に立て続けに出演する他、“The Brow Beat”のボーカルとしても活躍中。
●公式Twitter @ryuji7117
●公式Instagram @ryuji_japan
ABCテレビ(関西)毎週日曜23:25~/テレビ朝日(関東)毎週土曜26:30~ ※配信時間は変更の可能性があります。他地域でも放送。地上波放送後より、TVer・GYAO!にて配信。
【出演】佐藤流司、丸山智己、太田夢莉、IKKO、(声の出演)佐々木蔵之介