脱・5月病!良質な睡眠で心と体の不調をなおすコツ

今日は何の日皆様、ゴールデンウィーク明け一週め、お疲れ様でした!!

新しい環境で新生活を頑張っている人はもちろん、そうではない人も5月病になりがちな季節。ゴールデンウィークで体も心も長期休みに入ったところから、なかなか復活できない……という方、多いのではないでしょうか?

疲れをとるには、いろいろな方法がありますが、何よりも良質な睡眠が基本です。
そんな5月病予備軍の皆さんに、眠りのプロ、東京西川のスリープマスター、杉原桃菜さんにおそわる、5月病を乗り切る快眠のポイントをご紹介します。

疲れた

 

【1】起床時間は一定に。

寝不足は週末に一気に取り返す……という方、ちょっと待って。その「寝だめ」が、むしろ生活リズムを崩す原因になってしまっているかも。
起床時間はできれば一定に。でも、どうしても寝坊したい……という方は、体内時計を乱さないためには、休日の寝坊は平日のいつもの睡眠時間+2時間以内でおさめましょう。

 

【2】疲れているのに眠れない…その理由は?

体は疲れているのになんだか眠れない……という方に多いのは「ふとんの中でいろいろ考えごとをしてしまう」「就寝前に明るい光を浴びる」「枕が合っていない」の3つです。
眠る前に考えごとをすると、脳が活性化して眠気が遠ざかってしまいます。どうしても考えてしまう気持ちはやまやまですが、悩みごとは翌日に。

そしてよく言われる「光」。寝る前のテレビやパソコン、スマートフォンの使用は、光が脳を活性化させてしまい、寝つきが悪くなる可能性があります。極力控えましょう。

それでもダメなら、実は寝具が合っていない可能性も。自分に合った枕を探してみると解決する……ということもあるかもしれません。

 

【3】眠る前のリラックスは、快眠に直結♪

これもよく言われることですが、就寝の1時間前に、ぬるめ(38~40℃)のお風呂にゆっくりつかると、血行が促進され、体の中心部から体温があがり、入眠しやすくなります。

また、ラベンダーやオレンジスイート、ローズ、カモミールなど、リラックス効果の高いアロマを部屋に焚くのもおすすめ。そして、肌ざわりがよく、ふんわり気持ちのいいパジャマやシーツ、ふとんカバーをそろえると、リラックスして眠れます。

 

【4】朝シャキッと起きるためにはこれ。

快適な眠りとシャキッとした目覚めは表裏一体です。

まず、睡眠には浅い「レム睡眠」と、深い「ノンレム睡眠」がありますが、これは約90分単位で繰り返されるもの。気持ちよく目覚められるのは「レム睡眠」のタイミングなので、眠ってから6時間後や7時間半後はすっきり目覚めやすくなっています。

そして起きたらすぐにカーテンを明け、太陽の光を浴びましょう。こうすることで体内リズムが整います。そして朝ごはんをしっかり食べて血糖値を上げ、体に「朝だ」ということを伝えましょう。

時間がある人は、熱めのシャワーをさっと浴びて、お湯の刺激で交感神経を働かせることもおすすめ。脳や体が活発になります。

 

しっかり眠ってきちんと起きることが、何よりも毎日の生活の基本ですが、意外とできていない人も多いもの。睡眠リズムをしっかり整えて、この季節にありがちな心と体の不調を吹き飛ばしましょう!(後藤香織)

 

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