ね、寝苦しい…!熱帯夜を乗り切る快眠法4つ

熱中症

すでに夏真っ盛りという温度と湿度ですね。夜暑いと寝ている間に熱中症になってしまうこともあるようです。

熱中症のほかにも、寝不足になり仕事に支障が出てしまうと大変ですよね。そんなことにならないよう、東京西川・日本睡眠科学研究所認定のスリープマスター、杉原桃菜さんがおすすめする快眠法を4つご紹介します!

 

【1】通気性のすぐれた寝具を使う

夏の理想的な湿度は50〜60%ですが、熱帯夜のときは、ふとんの中の湿度は80〜90%に達することも! 湿度が高いとムレや暑さを感じやすくなるため、夏の寝具は、通気性(換気効果)や吸放湿性に優れたものがおすすめです。

寝汗をしっかり吸い取る「綿」のタオルケットやガーゼケット、「麻」の肌掛けぶとんは肌にまとわりつかなくて心地良いとのこと。

 

【2】エアコンの上手な使い方を覚える

夏の熱帯夜、エアコンが切れて途中で目が覚めてしまう人は70%いるそうです。寝苦しさで目覚めることがないようエアコンの使い方を工夫しましょう!

(1)エアコンをつける前に、窓や扉、押入れ、クローゼットを開けて部屋の換気をし、室内にこもった熱を逃がす。

(2)除湿(ドライ)モードで”湿度”を下げる。

(3)身体に直接当たらないよう、風向きを調整する。
※ 扇風機を併用する場合は、風を壁に当てると涼しい風邪が部屋全体に行き渡ります。

(4)寝始めの3時間が最も眠りが深いので、エアコンや扇風機のタイマーは2〜3時間に設定する。

さらに足までふとんを掛け、頭寒足熱の環境を作ると、身体に負担がかかりにくくなります。エアコンで身体が冷えすぎてしまわないよう、できるだけ足先までカバーしましょう。

 

【3】寝る前にコップ一杯の水を飲む

睡眠中に人は体温を調節するためにコップ約1杯分の汗をかき、身体の水分が失われます。夏はそれよりもさらに汗をかくため、気づかないうちに熱中症にかかることも。就寝前に水分補給をし、寝るときは枕元に飲料を置いておくのがおすすめです。

 

【4】寝具のお手入れをこまめにする

寝具は表面積が大きいぶん、汗などの汚れに加え、臭いも吸収しやすくなります。特に夏は汗が染み込みやすく、不快感につながるため、こまめなケアが必要です。

◆洗濯頻度の目安
・シーツ………… 週2〜3回を目安
・まくらカバー………… できれば毎日
・タオルケット…………週2〜3回

まくらカバーは毎日洗うのが大変そうです……。でも汗でじっとりしたシーツやカバーは使いたくない!  ご紹介した方法のできることから試してみて、夏でも快眠してくださいね♪(イラスト・文/たきたて玄米)

情報提供元:東京西川

 

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