モデルの押切もえさんが、10月19日にTSUTAYA横浜みなとみらい店にて、自ら書き下ろした処女小説『浅き夢見し』の初サイン会を開催しました。モデル業界の裏側などが細やかに描写され、「どこまでが実体験でどこからがフィクションなの?」と大きな話題を呼んでいる本作。実際にティーン誌でモデルをしていた時代の、押切さんの「このままプロでやっていけるのかな……」と葛藤した時代のことが大きく反映されているとのことです。
そんな『浅き夢見し』に、著者の押切さんが1冊1冊心を込めてサインした本を、直接お渡しするこの会。8月に全国5か所で行われた発売記念イベントと何より違うところは、初の男性参加OKなところ! 並んでいるお客さんも、男女半々ほどの割合でした。Woman Insight編集部は、サイン会直前の押切さんに心境を伺いました!
「『浅き夢見し』のイベントは、都内近郊では2回目で、神奈川県では初。男性が初めて参加できるイベントということもあり、どんな方が来てくださるんだろう、どんな方がこの小説を読んでくださるんだろうと、ドキドキしています。普段感想をいただくのは圧倒的に女性の方が多いのですが、男性の方からもブログでコメントをいただいたりしているので、お会いできるいい機会だな、と思います」
ちなみにこの日の衣装は、なんと押切さんの私服! 『MARNI』のキレイなピンクのワンピースが今日の勝負衣装。足元は『Christian Louboutin』のブーティです。最近はモノトーンやダークカラーを多く着ているとのことでしたが、やはりたくさんの読者の方々に会えるイベントということもあり、明るく華やかにしよう! と思い、セレクトしたとのことです。
イベント開始の15時を回ったころ、押切さんが会場に現れると歓声が! お客さんひとりひとりに丁寧に時間をかけ、じっくりお話をして、サイン本をお渡しし、最後に握手をする押切さん。
妊娠中の女性のお腹をなでてあげる場面や、お客さんとお話していて感極まったのかハグをする場面も! プレゼントやお手紙を直接お渡しするお客さんも非常に多く、押切さんが幅広く愛されているのが実感できる会でした。
モデル、小説、各種イベント出演の機会も多く、さらに最近ではロクシタン 新宿店での絵画展と、ますます活躍の幅を広げている押切さん。そんな押切さんに秋のファッションポイントやハマりものなど、さまざまなことを伺ってきました。この後、2回にわたりインタビューを掲載します!(後藤香織)
『浅き夢見し』押切もえ(小学館/1,260円)
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