暖冬を肌身に感じる2016年の幕開けですが、これだけ暖かいと、桜の開花も早まりそうですよね。
日本気象協会が桜の開花予想を発表するのは、今年は2月3日(水)の予定。今年で10回目となるそうですが、日本三大桜の木を対象にした開花予想は初めてのこと! これまでは主にソメイヨシノ(または代替種)の標本木を対象に行ってきたので、これはかなり楽しみです。
ところで、この「日本三大桜」って何? 「開花日」って、厳密にいつかご存じですか?…楽しいお花見の季節の前に、みんなを「へえ!」と言わせる桜のトリビア、いくつかご紹介します。
◆日本三大桜って何?
日本三大桜と呼ばれているのは、福島県三春町の「三春滝桜」(ベニシダレザクラ)、山梨県北杜市の「山高神代桜」(エドヒガンザクラ)、岐阜県本巣市の「根尾谷 淡墨桜」(ヒドヒガンザクラ)です。いずれの桜も、大正11年(1922年)に国の天然記念物に指定されています。樹木が1,000年以上で、幹回りが9メートル以上あるのが特徴。荘厳で生命力にあふれた姿は必見!
◆桜の開花時期ってどうやって決まるの?
桜の開花時期は、前年の秋から春にかけての気温が大きく影響します。桜の花芽は前年の夏に形成され、その後、休眠に入ります。冬になって一定期間の低温にさらされると、花芽は休暇から覚めます。そして気温の上昇と共に成長し開花しますが、気温が高いほど花芽の成長が早く進み、開花が早まります。
◆開花日・満開日の基準
開花日は「標本木で、5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日」です。
満開日は「標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日」となります。
これ、意外に知らないですよね! 個人的にはかなり「へえ!」でした。
お正月が終わったばかりで気が早いですが、早くコートを脱いで、お花見を楽しみたいですね!(黒澤美貴)
情報提供元:日本気象協会
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