土用の丑の日と言えば、夏バテ・食欲減退防止の効果が期待できる「うなぎ」を食べるのが通常。
しかし、よくよく調べると「丑の日に『う』の字がつく物を食べると夏負けしない」という風習より、江戸時代から人々が栄養満点の「うなぎ」を食べはじめたそうです。
つまり、「う」がつき、夏バテしない、栄養満点の素材であれば、「鰻」でなくても良いのです!!
そこで、近年身近な食材として食べられるようになった「馬肉」を使った「うま重」が登場! 一般社団法人日本馬肉協会は、そのレシピをサイトで公開中です。
今回は特別にそのレシピをご紹介しちゃいます!
【材料】
◆うま重(1人前)
・馬サーロイン 100g
・米 250g
・万能ねぎ 適量
・海苔 適量
・ホースラディッシュ 10g
・セロリガリ 適量
・黒胡椒 適量
・山椒 適量
◆自家製のタレ
(漬け込む分と焼いた肉に絡める分、最後にかける分)
使用料740g(仕上がり量目安 550g)
・醤油 180g
・味醂 360g
・上白糖 100g
・赤ワイン 100g
【仕込み】
◆漬けだれ仕込み
1. 醤油、味醂、赤ワインを鍋で沸かし、沸いたところで上白糖を入れる。
2. そのまま弱火で全体量が8割になるくらいまで煮詰める。
3. 冷ましておく。
◆サーロイン仕込み
1. 馬サーロインを掃除する。
2. 掃除したサーロインを2cmくらいの厚さにカットする。(できる限り判を広く取る)
3. 仕込んでおいた漬けだれにサーロインを漬けこむ。(90分)肉がつかるぐらい。
4. 漬けだれから上げてスタンバイ完了。
◆セロリガリ
スライスしたセロリを市販の白ガリの液に投入し、1日以上漬け込む。それ以降は、つけっぱなしで良い。
【調理方法】
◆うま重調理工程(フライパン調理の場合)
1. スタンバイした漬けだれをバーナーで炙り香ばしい香りを出す
2. スタンバイしたサーロインの表面をバーナーで炙る
3. 炙ったサーロインにタレを絡めながら焼く(焼き加減はミディアムレアの状態にする)
4. 焼き上がりにもう一度炙ったタレを絡める
5. 焼きあがったサーロインの面を大きく取るように斜めにスライスする
6. お重に白米を一面に盛り付け、刻み海苔を一面に敷く
7. カットしたサーロインをお重に敷き詰め、タレを全体に塗る
8. サーロインにブラックペッパーを振り掛け、セロリガリを添え、サーロインの天にホースラディッシュを乗せる
9. 最後に万能ネギを振り、完成
炭火焼きでの調理法やその他馬肉情報はこちら
http://www.banikukyoukai.com/
(情報提供: 一般社団法人日本馬肉協会)
写真とレシピだけで思わずよだれが出そうになりますね……とってもおいしそう! 今年の土用の丑の日は7月29日(火)。ぜひ皆さん、今年は馬肉の「うま重」を食べて、夏を元気に乗り切りましょう!(鈴木 梢)
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