もうすぐバレンタインデー。街中のお店にたくさんのチョコレートが並んでいるのが見掛けられますが、みなさんは誰にチョコレートを贈りますか?
◆大人女子は“友チョコ”より“パパチョコ”や“ジジチョコ”がトレンド!
これまでだと、片想い中の相手や彼氏にあげたり、友だちと交換をしたり……そんなイメージが強いかもしれません。
しかしながら、調査(※)によると、20歳〜44歳女性の36%が「今年のバレンタインデーにプレゼントをあげようと思う相手」として「父親」と回答!
さらに20代に限定すると「祖父」という回答が22%で、「同性の友人」(18%)という回答を上回っています。もしかしてもう”友チョコ”って古いのでしょうか……それとも20代未満の学生が学校でおこなうだけのものなのでしょうか……。
ともかく、最近のバレンタインデーは必ずしも恋愛対象にチョコレートを贈るだけのイベントではなくなってきているようです。
確かに職場の女性陣から男性陣に贈る文化もありますし、バレンタインデーは“お世話になっている男性にチョコレートを贈る日”としても定着してきているようですね。
ちなみに今回のアンケートで「チョコレートが好き」と回答した父親・祖父世代の男性は87%! 男性も女性も、チョコレート好きは多いものです。
◆父親・祖父世代の男性の76%が好み、健康効果も期待できるのが○○チョコレート
でもせっかくお世話になっている家族にチョコレートをあげるなら、大人の女性らしく気の利いたものをあげたいと思いませんか?
そんなときにぴったりなのが、“高カカオチョコレート”! カカオ含有率の高い、甘さがぐっと控えめなあのチョコレートです。一度は食べたことがあるという人は結構多いのでは? なお、今回のアンケートでは約7割の女性が「食べたことがある」と回答しています。
それに対し父親・祖父世代の男性は、「高カカオチョコレー トを食べたことがある」という人は33%と少なめ。しかしながらそんな彼らの中で「高カカオチョコレートが好き」と回答したのはなんと76%! 男性は甘さ控えめがお好みの方が多いのかもしれません。
もちろん、高カカオチョコレートがプレゼントにぴったりな理由はそれだけではありません。
株式会社明治、蒲群市とともに「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」をおこなう愛知学院大学の大澤俊彦教授によると、高カカオチョコレートに多く含まれる成分として「テオブロミン」「リグニン」「カカオポリフェノール」が挙げられるそう。
「テオブロミン」には精神的な安定をもたらす働きがあり、「リグニン」は腸管内の残留物の排出を助け、「カカオポリフェノール」は血圧を下げ、HDLコレステロール(善玉)値が上昇することで動脈硬化の防止が期待できるだけでなく、認知症予防、ガン予防など、さまざまな効果が期待されると言います。
つまり、高カカオチョコレートは、父親・祖父世代にはぜひ摂取してもらいたい、健康な身体を支えてくれる食べ物なのです! ただ、摂りすぎは逆効果なので、健康効果が期待できる適量の目安は1日25g(約14okcal)程度。
そもそもチョコレートは健康的な食べ物ではありますが、高カカオチョコレート以外で同様の栄養素を同じ量摂取しようとすると、かなりのカロリーになってしまうようです。低カロリーで健康維持が期待できる高カカオチョコレートは、非常に合理的な食べ物と言えます。
まだ家族に贈るチョコレートを決めていないという方、贈ることを検討していなかった人も、今年は感謝の気持ちを込めて高カカオチョコレートを贈ってみてはいかがですか?(鈴木 梢)
調査名:オトナのバレンタインに関する調査
調査実施機関 : 楽天リサーチ株式会社
調査対象:
「45 歳~69歳の父親、または祖父がいる」と回答した、娘・孫娘世代の女性250名
「20 歳~44歳の娘、または孫娘がいる」と回答した、父親・祖父世代の男性250名
調査期間:2015年1月7日(水)~2014年1月9日(金)
調査方法:インターネット調査
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