1月27日は求婚の日。
なぜ……? かというと、明治16年の1月27日に、中尾勝三郎さんという方が生涯の伴侶を求めるため、新聞に求婚広告を出しました。これが日本の新聞紙史上初の求婚広告! ということで、「求婚の日」として制定されたようです。まさか中尾さんも自分が広告を出したことで記念日ができたとは思うまい……。
というわけで20代女子に「実際のプロポーズストーリー」「理想のプロポーズ妄想」をそれぞれ聞いてみました。
【理想のプロポーズ妄想】
「ディズニーランドに行った帰り道、リゾートラインのホームで横に並んで手をつなぎながら言われたいです」
やはり理想の鉄板と言えば、ディズニー! ものすごく人気でした。
「同棲生活3年になる私たち。
喧嘩もするけれど、ステディで穏やかな日々。
結婚の話も出るけど、いつも、そのうちね、で終わる会話。とある日の午後。
近くの公園に散歩に出かけた私たち。
陽だまりの中、いつも通りベンチに座ってサンドイッチを頬張る私たち。ふと、目の前に仲睦まじい老夫婦が現れ……
「俺らもこうなりたいな。結婚するかね」
って、さらっと言われたい(笑)! でも、同じシチュエーションで自分から「そろそろ結婚しよっか」でもいいです。自分から言っても断れないだろうな、たぶんこれからこの人しかいないだろうな、くらいの信頼関係があるところまで行ってから結婚、というのに憧れます」
妄想シチュエーションは完璧ですが彼氏はいないそうです。
「バイクが好きな彼が、冬なのにいきなり「海に行こう」と言いだしてきて。寒い! ってぎゃーぎゃー文句を言いつつも二人乗りで無理やり夜の海に連れていかれて。「海綺麗だねー」って話していたら「ちょっとコーヒー買ってくるからバイクからブランケット取ってきて」って言われて、シートを開けたら指輪が! びっくりしていたらほっぺにコーヒー当てられて、熱いっ、と振り返ったら「結婚しよっ」て、カジュアルに言われたいです」
妄想シチュエーションは完璧ですが彼氏は略。
「こちらがプロポーズして欲しい、という気持ちがかたまっていて、仕事も落ち着いていて気持ちに余裕があるタイミングを見計らってくれている……という前提のもと、突然めちゃくちゃいい肉を食べに連れて行かれたいです。で、食事もすんでちょっと落ち着いたタイミングで言われたらなんでもいい。とにかく、自分が幸せな状態にあることに気を遣ってくれたらいいです。肉で満たされたら、この人といたら一生食っていけるかもって脳が勘違いしそう。絶対肉がいいです。
肉でも焼肉は違うな……、フランス料理。和食のすごく高い馬刺しでもいい。ステーキでもいい。焼肉だったら雰囲気で笑っちゃうけど、魚よりはいい」
肉の好みになってきたところで、実際のプロポーズストーリーをご紹介しましょう。
【実際のプロポーズストーリー】
「3月14日に「これ、バレンタインのお返し」と言ってゼクシィを渡されました」
さりげなくも素晴らしい!
「8つ年上の彼。付き合って1か月くらいに「1年以内に結婚するつもり」と言われていたんですが、半年記念日のときに「もうすぐ半年だねー。そろそろ指輪見に行く?」と言われたことが実質的なプロポーズです。でも、銀座や新宿に遊びに行ったときに、自分から露骨にティファニーを冷やかしたりしていたので、サプライズといった感じはありませんでした(笑)。指輪を見に行こうと言われたその日に、偶然本屋の前を通ったのでゼクシィも買わせましたしね(笑)」
かなり自分から働きかけたようです。そしてこちらも『ゼクシィ』大人気。
「うちはプロポーズがありません。遊びで行った住宅展示場を見ていたら、思いのほか家が欲しくなって……。でも、家を建てるためには籍を入れないと手続きが面倒だそうで。家の打ち合わせを進めている間に担当の方から「そろそろ籍を……」と言われて入籍しました」
こうして見ていると理想のプロポーズは「こんなシチュエーションで……」とロマンチックなものが多いですが、実際のプロポーズは「ゼクシィを渡された」「指輪を見に行く」「住宅展示場で担当さんに促された」など(もちろん、オーストラリアのゴールドコーストでとか、ホテルミラコスタでサプライズプロポーズなども聞いたことがありますよ!)、意外とさりげないもののほうが多いようです。
というわけで「プロポーズしたいけれど……」と悩んでいる殿方はゼクシィを渡してみたり住宅展示場に行ってみるといいかもしれません♪ 素敵なプロポーズを!(後藤香織)
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