”なんにもない部屋”を目指す!ゆるりまい流「捨て」の哲学6か条

あと7日で2014年も終わるのに、部屋がカオス状態です! 仕事に追われていて、大掃除どころではありません!

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……ええ、はい。言い訳です。普段からきちんと整理整頓できていれば、こんなことにはなりません。こんな筆者のように、日ごろから「整理整頓」や「掃除」が上手にできていない方に、とっても役に立つ朗報が届きました!

『美的』2015年2月号の「最新 片づけ&お掃除術」特集から、「捨てる」編と「お掃除&片付け」編を2回に分けてご紹介します。これできっと、2015年はすっきりキレイな部屋で1年が過ごせる(はず)!!

まずは、「捨て」の達人・ゆるりまいさんに学ぶ、「捨てる」編から。コミックエッセイ『わたしのウチには、なんにもない。』1~3が累計20万部を突破というゆるりさんは、東日本大震災で家や家の物が、がれき化したことをきっかけに、“物の儚さ”を痛感。新居には物を置かないと決めて、不要な物を全部捨て、物がない生活をすることになったのだとか。

そんな、ゆるりさん流の「捨て」哲学がコチラ!

<ゆるまいさん流 「捨て」哲学6か条>

自分の理想の家を具体化し、合わない物は捨てる

「普段から自分の理想の暮らしを具体的にイメージしておけば、そぐわない物は捨てられるし、買わなくなります。イメージ化できていないと、よけいな物まで買ってしまうんです」

失敗を恐れずに捨てる

「物を捨てた後に後悔することがあるかもしれませんが、物は買い直せるし、絶対になんとかなります。私は捨てて後悔した物はひとつもありません。失敗を恐れずに捨ててみましょう」

「もったいない」を理由にしない

「もったいないからと捨てずに押し入れの奥にしまい込んでいる物は、大切にしていることにはなりません。“なぜ捨てることになったのか”を次への教訓にして、潔く捨てましょう」

本当に好きな物しか買わない

「よけいなものは家に置かないようにすると、本当に気に入った物しか買わなくなります。そうすると自然と好きな物に囲まれて暮らすことになり、物への愛情も深まって心が潤います」

ひとつで何役もこなすものを選ぶ

「使い道がひとつだけの物を買うと物が増えるだけ。例えばサイドテーブルにもイスにもなる収納ボックスなどをもつ。ひとつで何役もこなす物を少しだけもち、やりくりするのが私の理想!」

先入観をもたず「捨てのK点越え」をする

「絶対捨てられないと思っていた物も、よく考えると捨てられることがあります。私の場合、リビングのテーブルやテレビ台。これが“捨てのK点越え”でした。捨てられたときは超快感!」

物がない生活から得たことは、「掃除が楽」、「掃除が楽だから、ますます掃除が好きになる」、「ムダ遣いがなくなる」、「早寝早起き」、「姿勢も良くなる」など、いいことずくめ!!

「汚部屋の私にはムリ!」という人もいるかもしれませんが、ゆるりさんも、かつては“汚部屋”に住んでいたとか……。ゆるりさんの哲学でもある、“捨てのK点越え”がなかなかハードルが高いですが、大掃除のついでに、意識しながら物を捨ててみてはいかがでしょう? 次回、あっという間に美部屋が叶う、“「お掃除」のコツ5か条”をお届けします!(さとうのりこ)

「捨てる」ワザはココにも!

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美的2015年2月号表紙

(『美的』2015年2月号)

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