運気が下がる?出雲大社に聞いた「神社でやってはいけないこと」3つ
初詣シーズンは、最も神社を訪れることが多い季節ですよね。普段はあまり神社仏閣に行く機会がない方も、お正月の初詣にだけは行くのが恒例、という方も多いはず。
でも、せっかく良縁や幸運を神社に願いに行っても、逆に運気が下がってしまう「やっちゃいけないこと」があること、ご存じですか?
そこで出雲大社の方に、「神社でやってはいけないこと」を直撃。あなたも知らないうちに、こんなこと、やってしまっていませんか……?
【1】手水をしないのは、NG!
「面倒だし手冷たくなるし、よく意味もわからないから飛ばしてしまえ~」という人も多いであろう、「手水」。
上の画像のような場所ですね。どこの神社にも必ずありますが、これを飛ばすのはNG!
神前に進む前には必ず両手と口を清めましょう。
★知ってる? 正しい清め方
1.ひしゃくを右手に持って水をくみ、左手を清めます。
2.ひしゃくを左手に持ち替えて、右手を清めます。
3.ひしゃくを再び右手に持ち替えて、水を左手に受けて口に含み、口をすすいで清めます。
4.もう一度左手を清め、ひしゃくを立て、残った水でひしゃくの柄の部分を洗い清めます。
手や口を清めないでお参りに行ってしまうのは、御利益の観点からも良くありません。きちんとお清めしましょう。
【2】お賽銭を投げるのは、NGです!
ついついやってしまいがちですが、お賽銭を投げるのもNG!
遠いところから投げるのではなく、お賽銭箱にそっと大切に入れるのが正解です。
【3】おみくじを木に結ぶのは、NGです!
これも「やってる……!」という方、非常に多いのではないでしょうか。
出雲大社をはじめ、たいていのおみくじがある神社では、おみくじを結ぶための専用の場所も同時に設置してあるはずなので、そこに結ぶのがいちばんです。おみくじを結ぶ用に存在しているわけではない木におみくじを結んでしまうことは、神社の木を傷めてしまうことにつながります。控えましょう。
「結構やっちゃダメなことが多いんだな……」と思うかもしれませんが、そこまで難しく考える必要はありません。
◆正しいお参りの順番
1.手水をして手や口を清める。
2.お賽銭をそっと入れ、二礼・四拍手・一礼の順に(※出雲大社以外の神社は通常、二礼・二拍手・一礼です)。お願いごとをするときは最初に住所・氏名を心の中で名乗ってからにしましょう。
3.おみくじはきちんとおみくじを結ぶところに。
4.神社の中のものを傷める行為は控えましょう。
これさえおさえておけば問題なし。あなたの一年がよりよいものになりますように!(後藤香織)