【コロナ禍の2回目の夏】あなたは何して過ごす?
今年もコロナ禍で過ごすお盆休み&夏休みがやってきますね。昨年の夏休みは自粛したから、今年こそは遠出したかったという方も多いのではないでしょうか?
縁結び大学が昨年に引き続き今年も18~49歳の男女364人に「お盆休み、夏休みの過ごし方」についての調査を行いました。昨年と変わらす、「自粛ムード」の夏ですが、今年と昨年の夏休みの予定の違いを比較してみましょう!
夏休みに出かける予定の人は38.6%、昨年よりも9.1ポイント増加
【2021年】
「普段どおりに過ごす」が61.4%
「遊びに出かける」が38.6%
2020年は、「普段どおりに過ごす」70.5%、 「遊びに出かける」が29.5% なので、昨年よりも今年の方が、「遊びに出かける」人が9.2ポイント増加しています。
「普段通りに過ごす」人の、具体的な過ごし方は?
- 人が多く集まる場所へは行かず、最低限の買い物に行きます。実家の墓参りはしますが、同市内なので近距離移動のみです。子供が暇になるので、家でバーベキューや遊べることをやりたいです。(愛知県/34歳男性)
- 恋人と自分の家でお菓子を食べながら、のんびり映画を見る予定です。(千葉県/24歳男性)
- キャンプ場ではなく、家で子どもと一緒におうちキャンプをします。(兵庫県/29歳女性)
- 家で夫と映画を観たり、地方のグルメを取り寄せて食事を楽しもうと思っています。(大阪府/31歳女性)
おうちでデートや、おうちキャンプなど、家で楽しく過ごす計画をしている人も多いようですね!外食をしない分、いつもは買わないグルメを取り寄せる「プチ贅沢」も夏休みらしくて楽しそう!
「遊びに出かける」人の、具体的な過ごし方は?
- 妊娠中の妻と離れて暮らしているので、電車で1時間半かけて会いに行くつもりです。近場の美味しいお店や温泉などに行く予定です。(北海道/28歳男性)
- 東京に緊急事態宣言が発令されていてあまり出歩けなさそうなので、前半は自宅で彼女と一緒に過ごします。後半は実家の静岡に帰省して、地元の友人と会います。(神奈川県/24歳男性)
- 県内限定で、海、川、滝、山登りに行くと子どもと約束しました。天体望遠鏡を買って、天体観測にも行こうと思います。(静岡県/35歳女性)
自粛の夏休みといっても、たまには人混みを避けながら外出したいところ。夏休みのような長期休暇にしか、家族や友人に会えない人という人もいますよね。
外出を予定している人もその多くは、人と接することを避けて注意深い行動を取るよう気を付けていることがわかります。
夏休みを「家で過ごす」人は35.5%で、昨年よりも7.4ポイント減少
昨年に続き、今年も自宅や近場で過ごす人が多い傾向で、「家で過ごす」が割合としては最も多くなっています。ただ、その数値は昨年よりも少し低下しており、逆に屋内外のレジャーや観光に行く人は昨年よりも少し増えています。
全体的に自粛モードは継続しているものの、昨年に比べると自主的に外出を控える気持ちが弱まっているといえそうです。
「実家に帰省する」は25%、昨年よりも6.2ポイント増加
今年は緊急事態宣言が発出されている地域もありますが、昨年よりも帰省する人が増えているようです実家に帰省する人に、その理由を詳しく聞いてみました。
実家に帰省する理由は?
- 義理の両親に会えていないので、子供を連れて会いに行きたいです。 子供が幼稚園に入る前の最後の夏なので観光地に連れて行きたいと思いましたが、感染状況を考えてやめました。(神奈川県/39歳女性)
- 昨年のお盆は帰省しなかったので、今年は岩手県の実家に帰ってお墓参りだけはしたいと思っています。 (宮城県/45歳女性)
- 子供が生まれてはじめてのお盆なので、実家や祖母の家に顔を見せに行くつもりです。人の多いところに行くのは抵抗があるため、車から出ずにドライブする予定です。(埼玉県/31歳女性)
「お墓参りをする」「親の様子を見に行く」といった声が多く聞かれました。昨年は帰省を見送った人も、祖父母や子どもの年齢を考えて、今年こそは会いに帰るという人もいるようですね。
この夏、気をつけるのは「人混み」と「熱中症」!
感染症の話題になりがちな夏ですが、同時に「熱中症」にも気を付けたいところ。そのほかにも、この夏気をつけようと考えていることを聞きました。
- 普段接触しない人とは会わないようにするつもりです。夏休みだからといって、普段関わらないコミュニティーと接触するのはリスクがあるためです。(茨城県/25歳男性)
- ワクチン接種済みだが、それでも手洗い・うがい・消毒はしようと思っている。マスクもきっちりする。(東京都/33歳男性)
- ショッピングモールや屋内の施設など、密になりそうなところは避けるつもりです。(岡山県/32歳女性)
- 感染症の話題で持ちきりですが、熱中症にかからないように気をつけています。(静岡県/37歳女性)
「熱中症」以外にも基本的な「感染症対策」を改めて意識している人が多いことがわかります。
ほかに気を付けたいことは「普段接触しない人と会わない」ことかもしれませんね。夏休みは普段会わない人とつい会いたくなりますが、「オンライン飲み会」などを利用して、会わずに会話することを意識したいですね。
休み中に「心配なこと」って?
最後に「休みを過ごす上で心配なことがあれば教えてください」という質問もしてみました。感染が収まらず、先が見えない毎日ですが、この夏に「心配なこと」とは何でしょうか?
- 勤務先が東京都内なので、通勤時などに感染しないか気がかりです。高齢の母と同居していますが、ワクチンを打てていないので、積極的に外に出ようとは思いません。(埼玉県/38歳女性)
- 家と職場の往復しか外出しない生活を1年以上続けて来たので、そろそろ我慢の限界がきそうな気がしています。(茨城県/25歳男性)
- 帰省する人や旅行する人が増えることで、近場でも感染者が増えてしまわないか。(高知県/37歳女性)
- 家の中で過ごしてばかりなので、運動不足が気になります。(兵庫県/43歳女性)
感染拡大に関する心配や、自分の自粛に対する我慢が限界に達しないかなど、心配になることはさまざまでした。
2回目の自粛ムードの夏。あなたはどう過ごす?
もうすぐお盆休み&夏休みという人も多いかと思いますが、夏の予定はありますか?
場所を配慮して出かけるという人もいると思いますが、感染対策と熱中症に気を付けて夏を楽しみたいですね!(広川彩希)
情報提供元/縁結び大学
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:18〜49歳の男女(全国)
アンケート母数:計364名
実施時期:2021年7月9日~7月12日
調査実施主体:縁結び大学(https://jsbs2012.jp/date/)
調査会社:株式会社ネクストレベル