4人に1人が結婚♡ 経験者が語る社内恋愛のメリット・デメリット
一緒に仕事をしていたり、同部署で仕事を教える関係であったり。毎日顔を合わせている中で、つい目で追ってしまう、そんな気になる存在になっていることもありますよね。
同期や先輩・後輩の関係から、いつの間にか恋愛対象になる職場恋愛。しかし社内であると、なんだか面倒なイメージもあるもの。そこで今回はマッチングアプリ大学が社内恋愛経験済の男女271名に行った調査を基に、「社内恋愛のメリット・デメリット」をご紹介します。
社内恋愛で良かったこと
1位 お互いのスケジュールを把握しやすい 55.0%
2位 相手の仕事の様子を知ることができる 39.1%
3位 勤務時間が一緒なので勤務後も会いやすい 33.2%
4位 相手の様子がわかるのですれ違いが少ない 28.0%
5位 いつも同じ空間にいられる 27.7%
半数以上がメリットだと感じているのが「お互いのスケジュールを把握しやすい」こと。相手のスケジュールが分かれば勤務後など会う時間を合わせやすいですし、長く会えなくても相手の仕事の様子が分かるので、変に勘ぐることなくすれ違いを回避できます。仕事の理解があるからこそ、余計な心配が生まれないのが嬉しいですよね◎。
社内恋愛で困ったこと
1位 特にない 31.0%
2位 業務で異性といるのに、恋人に嫉妬される 19.2%
3位 プライベートで気分転換ができない 15.9%
4位 会社の飲み会などでもハメを外せない 13.7%
5位 周りに恋人のことでからかわれる 12.5%
なんと3割が「特にない」と回答! 次いで「業務で異性と接しているのに、恋人に嫉妬される」「プライベートで気分転換ができない」など、交際相手の反応を気にしていたり、仕事とプライベートのバランスがとりにくいこともありそう。
また「恋人とのことでからかわれる」「イチャついていると誤解される」など、周りの対応や反応に対して困っている方も多いようですね。実際に業務や人間関係に支障が出ることを恐れて4割の方は周囲に交際を秘密にしているようです。
「秘密にしている」理由を聞いてみると、「気まずいから」「基本的に恋愛について話さない」と個人的な理由が上位を占めていますが、「業務に影響が出る」とビジネス上の理由もあるそう。冷やかされるのは面倒ですし、仕事とプライベートをきっちり分けたいという方が多いようですね。
一方、社内恋愛をオープンにしている理由としては「知られても問題ない」「秘密にするのが面倒」と特に秘密にする必要がないというのが本音だそう。中には意図に反してバレてしまった方や、ライバルをけん制するために手を打った方も。「別れることがない」と考えているならば良さそうですね◎。
また親しい人であれば、仕事だけでなくプライベートでも交流がある可能性があり、特定の人にはオープンにしたほうが社内恋愛しやすいという事情があるのかもしれません。
社内恋愛は周りにも気を遣わないといけない点も少なくないようですが、お付き合いは長く続くものなのでしょうか。最後にどのくらい交際が続いたのか聞いてみました。
社内恋愛はどのくらい続いた?
最も多かったのは「1~2年」。詳しく聞いてみると、社内恋愛が長く続けば続くほど、「結婚」に繋がりやすいようです。
社内恋愛が3年以上続いた人のうち、「結婚した」のは63.8%も! 全体でみると「破局」がほぼ6割ですが、4人に1人が結婚しているので、社内恋愛でも「長く続くこと」が大事になってくるようです。
実際に「破局した理由」を聞いてみると、社内恋愛であったかどうかはあまり関係ないようです。他で出会った場合と同様、価値観や相性が合うかどうかなど総合的に別れる判断をしているようですね。
また「社内恋愛と関係ある」方に具体的に聞いてみると、「公私で一緒だったためマンネリになった」が4割以上! 恋人と長い時間一緒にいられる一方で、仕事でもプライベートでも常に顔を合わせるという環境に新鮮味を感じなくなってしまうようです。
社内恋愛は比較的関係が長く続き、結婚まで至るケースも♡ ですが、仕事は仕事。メリットとデメリットをお互いに踏まえた上で、周囲にはどうするのか、仕事とプライベートを分けるようにする、などルールを決めて付き合う方が長く続きそうですね! (齋藤有紗)