圧倒的理由は「経験・スキルの不足」転職が決まらない理由ランキング
人生100年時代、新卒で入社した会社に定年まで働き続けるという人がだんだんと少なくなってきていますよね。キャリアアップを見据えて、「転職」を考えている人はそう少なくないと思います。
しかし、転職活動をしていてもなかなか上手くいかないこともあります。今回、株式会社ビズヒッツは、転職経験がある男女299名に「転職が決まらない理由」についてアンケートを実施。転職を考えている人もそうでない人も、仕事に対して何かしらヒントが得られると思いますよ!
転職が決まらない理由TOP7
1位 経験・スキルの不足
「企業が欲していたスキルや資格を保有していなかったため」(男性・転職活動時20代)
「同じ金融業界とはいえジャンルが異なる会社だったので、30代になっていると経験者ではないと厳しいと感じた」(男性・転職活動時30代)
「経験した職種が希望職種と違っていたため」(女性・転職活動時40代)
ダントツで1位だったこちらの理由。新卒とは違って現場での即戦力やスキル面を重視されることが多いため、求められるレベルに達していなかったと感じる人が多いようです。
2位 年齢が高い
「30代後半だったため、それが一番大きい要因ではないかと思いました。その業種の経験があればまた違っていたかもしれません」(女性・転職活動時30代)
「年齢制限のない求人に応募したが、自分の年齢が48歳と高かったため」(男性・転職活動時40代)
「年齢です。面接官の方からも言われました」(男性・転職活動時50代)
企業側からはっきりと年齢が理由だと言われた方も。前職の経験が大いに活かせる職種ならば、年齢の壁もクリアできるかもしれませんね。
3位 面接で失敗した
「最終面接で場の雰囲気に飲まれてしまい、自己アピールが十分に行えなかった。ともに面接を受けた方の意気込みがとても強く、圧倒されて少し引いてしまった」(男性・転職活動時20代)
「面接で緊張しすぎてしまい何も喋れなかったから」(女性・転職活動時30代)
言いたいことを十分に伝えきれなく、悔しい想いをした人も。緊張をいかに紛らわせるかが大切です。反対に、「面接でアピールしすぎたのがNG理由だったと思う」といった分析もありました。変に飾らずにありのままを伝えることがベストということですね。
4位 志望動機が弱かった
「年収と休日数と福利厚生しか志望理由としておらず、この会社でなければいけない理由が見つからなかったから」(女性・転職活動時20代)
「会社に対し献身的になって勤め上げるという意思や覚悟がなく、その煮え切らない態度を面接官に即座に察知されたから」(男性・転職活動時30代)
福利厚生の面も重要ですが、その会社で何をやりたいかを明確に志望動機に落とし込むことが重要なようですね。手当たり次第に応募しているのを面接官に見抜かれた、と分析した人も多かったので、注意したいところです。
5位 条件が折り合わなかった
「勤務地や勤務時間などの条件が厳しかったからじゃないかと思ってます」(女性・転職活動時30代)
「就業条件(土日休み・残業・給与など)にこだわりすぎていて、転職が決まらなかったです」(男性・転職活動時40代)
折り合わなかった条件として「給与」を挙げた人が目立ちました。しかし、妥協して入社しては転職の意味がないので、「これだけは譲れない」という条件を持っていることは、決して悪いことではありませんよ。
6位 準備不足
「質問を想定したり、その企業について調べたりと、前もってするべき準備が足りなかった」(男性・転職活動時20代)
「自己分析があまく、自己PRが企業にとって魅力的に感じなかったのかもしれない」(女性・転職活動時30代)
なかには、仕事内容を理解しておらず「面接で仕事への熱意を聞かれたが、答えられなかった」という体験談も。面接で自信を持って話すには、やはり企業研究などの準備は欠かせません。
7位 競争率が高かった
「自分の理想が高すぎたために現実と理想のギャップが受け入れがたく、人気の高い企業ばかりを受けてしまっていた」(女性・転職活動時20代)
「求人倍率が高すぎたので書類選考で落ちたと思う」(女性・転職活動時30代)
倍率が高ければ高いほど、選考がシビアになる可能性も高まります。しかし、悔いのないよう、しっかり準備してチャレンジすれば、きっといい結果がついてくるはずです!
自分の人生においても大きな分岐点になる転職。希望通りでもそうでなくても、自分が納得する形で終えることが何よりも大切です。苦しい瞬間や焦ることもあると思いますが、ぜひ悔いのないように転職活動を送ってくださいね!(岩川菜奈)
情報提供元/株式会社ビズヒッツ
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