アウトバストリートメントとは、シャンプー後の髪を乾かす前に使う、洗い流さないトリートメントのこと。ドライヤーの熱と乾燥から髪を守り、コンディションを整えてくれます。ミルクやオイル、スプレータイプなど、おすすめのアウトバストリートメントをご紹介します。
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アウトバストリートメントとは？効果的な使い方も
トリートメントにまつわる疑問について、「ハニーチェ」などの超有名ブランドに加え、「ロレッタ」「THROW」などのサロン専売ヘアケア製品を数多く手掛ける、株式会社ビューティーエクスペリエンスの髙野維斗也さんに伺いました。
そもそも、トリートメントの役割とは？
インバストリートメント（お風呂の中で使うトリートメント）：主に洗髪中や、ドライヤーなど乾燥中に起きる髪のダメージをケアし、髪の質感を良くします。
アウトバストリートメント（ヘアオイルなど）：洗髪以降のドライヤーや、仕上がり後のダメージをケアし、髪の質感を良くします。
髪の毛は水に濡れると膨潤し、乾いているときに比べて摩擦によるダメージを受けやすくなります。つまり、シャンプー後は髪が摩擦によるダメージを受けやすい状態です。
インバストリートメントは、配合されているコンディショニング成分が髪の表面に吸着し、シャンプー後に濡れた髪の摩擦ダメージを低減する効果があります。また、毛髪内部を補修する成分が含まれている製品もあります。
お風呂で使うトリートメントのみの仕上がりで物足りなさを感じる場合は、ヘアオイルなどアウトバストリートメントも併用されることをおすすめします。
Q.トリートメントやヘアオイルの効果を最大限に引き出すためには、どのようなことをしたらいいですか？
お風呂で使うインバストリートメントは、塗布してからすすぐまでに時間を置くほうが、コンディショニング成分が髪に吸着・浸透する量が増える傾向にあります。湯船につかりながら、スチーム効果としてタオルを巻くこともおすすめです。ただ、ある程度の時間が経つとそれ以降はそこまで差は出ないので、製品に表示されている使用方法をご確認の上お使いください。
ヘアオイルを使用する際は、髪の水分をある程度タオルドライしてからオイルを塗布し、その後ドライヤーをするのがベストです。こちらもおすすめ使用方法は製品により異なりますので、それぞれの使用方法をいま一度確認してみてくださいね。
髪のダメージにはアウトバストリートメントが必要？
そもそも髪の「ダメージ」とは？
髪のダメージは「物理的なダメージ」と「化学的なダメージ」の2種類に大きく分類されます。
◆物理的なダメージ
髪をとかすときのくし・ブラシにやる摩擦ダメージや、アイロンによる熱ダメージなど。
摩擦ダメージが加えられると髪のキューティクルが浮き上がり、手触りが悪くなってしまいます。
◆化学的なダメージ
カラーやパーマによるダメージ。毛髪内部のタンパク質や脂質が流出してしまい、内部が傷んでしまいます。
このふたつのダメージを補修し、仕上がりの感触改善がダイレクトに感じられるのは、やはりオイルなどのアウトバストリートメント。そのためここにお金をかけることをおすすめします。
くせ毛にも◎ミルクタイプのアウトバストリートメント
ロクシタン｜ファイブハーブス リペアリングヘアミルクセラム
くせ、うねり、広がり、ダメージなど、髪のお悩みは様々。これ1本で、髪のダメージの補修・保護・指通りの3つの効果を発揮する3in1処方。クリーミーなテクスチャーでベタつかかないので、朝のスタイリングでも使いやすい！ 毛先を中心に髪全体にさっと馴染ませるだけで、思い通りのサラツヤ髪が1日中続きます。
シリコンフリーで98%が自然由来成分。ヘアアイロンや日中の強い日差しからも髪を守ってくれるので、ドライヤー前に使うのもオススメ。毛先までツルツルのまとまりの良い髪へ導きます。アロマティックハーブの香りで気分まで爽やかに♪
アヴェダ｜ボタニカル リペア リーブイン トリートメント
ドライヤーやヘアアイロンなどの熱や紫外線などによる乾燥から髪を守る、洗い流さないタイプのヘアトリートメント。
今のダメージはもちろん、未来のダメージケアをも兼ね備えるべく「ボタニカル ボンド テクノロジー」を採用。アボカド、グリーンティー、サチャインチによる3種のオイルブレンドや植物原料など、94%自然界由来成分で実現しました。髪の3層「コルテックス」「キューティクル」「Fレイヤー」それぞれにアプローチをかけ、髪を補強・補修。ダメージに繋がる要因をケアして、見惚れるほどのツヤと輝きに満ちた髪へ導きます。パーマやカラー、どんな髪質にも対応。
スタイリング剤としても◎サロン専売のトリートメント
洗い流さないトリートメントでもあり、スタイリング剤としても使用できます。べたつかず、さらっとしたつけ心地。髪にたっぷりとうるおいを与えてくれるので、髪をいたわりながらスタイリング剤としての役割も。髪が傷んでいる人にもおすすめ。
ドラッグストアでも人気！髪しっとりトリートメント
アミノメイソンのヘアケアアイテム
水分保持とダメージ補修のために、アミノ酸とケラチンをプラチナに結合させたオリジナル成分 「スーパーアミノ酸」を開発し、キューティクルの内側までアミノ酸を補給します。また、豊潤なボタニカル原料のアボカドやチェリモヤなど、リッチな成分をブレンド。ダメージを補修しながら、美髪に導く潤い成分で毛先までケアして、髪を守ってくれます。
毛先までまとまるツヤ髪にしてくれるヘアオイル、就寝前に使えば翌朝スタイリングしやすい髪へと導くナイトクリームの2種類。
エリップス｜ヘアオイル
バリ島発のカプセル型の洗い流さないトリートメント。天然素材のヘアオイルやモロッカンオイル配合でべたつかず、サラッとした使用感。
パンテーン｜プロブイ ミラクルズ ヴィタフュージョン デュアル アクティブ オイルセラム
手のひらでブレンドして塗布する洗い流さないトリートメント。オイルとセラムのゴールデンレシピで未体験のツヤとうるおいが続きます。お出かけ前、お風呂上りなど朝晩気になる時いつでもOK。
スティーブンノル｜モイスチュア ダメージケア オイル、シャイン カラーケア オイル
パサつきやゴワつきが気になる髪を徹底的にケアしてくれるヘアオイル。ドライ、ウェットどちらの髪にも使えます。乾燥で傷んだ髪の内・外ダブルで補修する「高浸透Wリペア処方」を採用。超微細な補修成分が髪の内側に入り込んで深部からダメージをケアし、表面のめくれたキューティクルを補修してしなやかに整えます。
ヘアカラーで傷んだ髪には「シャイン カラーケア オイル」を。こちらは「カラーケア処方」で、ヘアカラーした髪の深部まで浸透して内側からダメージをケア。カラーダメージで傷んだキューティクルを補修して、髪色の美しさと輝くような艶感をキープします。
さらさらの使用感！香りも◎トリートメントオイル
モロッカンオイル｜トリートメント
さらっとした感触でべたつかず、自然なツヤをプラス。海やプールなどでパサパサになった髪にも効果的と評判です。
サンテック｜イイスタンダード ヘアオイル
3種類の厳選された補修・保護成分で、髪の毛のパサつきをケアするヘアオイル。パーマやカラーの持ちも良くなり、紫外線から保護する効果も。柑橘系の心地よい香りも◎。スタイリングに使う場合は、毛束をつまみながら束感を出すと、しなやかな動きが出ます。オイル特有のベタつきがないため、出先でヘアスタイルを直すのにも最適！
ジルスチュアート｜ヘアオイル
マカデミアナッツオイルなどのケア成分が髪を1本1本コーティング。天然由来のキューティクルコートで、光を反射するような美髪へと導きます。オイルでもベタつかず、サラサラの指通りへ。6種のボタニカルオイルが髪に柔らかさとしなやかさを与え、うるおいをキープします。乾いた髪や半乾きの髪になじませれば一目でわかるツヤ髪に。
ロクシタン｜ファイブハーブス リペアリングインテンシヴオイル
髪にツヤと輝きを与える「リペアリングシリーズ」の共通成分、天使のハーブ「アンジェリカ」をはじめとする5つのハーブのエッセンシャルオイルなどの植物オイルが髪のダメージを集中補修。夏の紫外線やカラーリングで傷んだ髪も、思わず触れたくなるうるつや髪へ導きます。タオルドライ後の濡れた髪や朝の仕上げに使うも良し、ヘアマスクと混ぜて集中トリートメントとして使うのも良し。
シュッとスプレーするだけのアウトバストリートメント
ラサーナ｜海藻 シルキー ヘア スプレー
スプレータイプの洗い流さない朝用トリートメント。ドライヤーでブローするとさらに驚くほどツヤ感がUP。紫外線や湿気、ドライヤーなど様々なストレス環境から髪を守る独自のウォータリープロテクション処方で、髪のダメージを予防しながら朝のスタイリングをそのままキープしてくれます。世界でも非常に希少な「ゴールデンシルク」エキスや「カシミヤコート」などを贅沢に配合。髪の芯までうるおいを与えて、毛先までつるんとなめらかに整えてくれます。香りはふんわりと優しいフローラル＆フルーティ。
ロクシタン｜ファイブハーブス ピュアフレッシュネスシャイニングビネガー
頭皮に直接スプレーする、洗い流さないトリートメント。シャワーは面倒だな、というときや、普段の生活で汗をかいたあとに、頭皮全体にスプレーして軽くマッサージすると、スーッとひんやりして、かなりさっぱり！
資生堂プロフェッショナル｜ワンダーシールド（サロン・ホームケア用）
3日に1回のスペシャルケアでサロン帰りの髪をキープするトリートメント。髪内部の水分量を整えてくれるので、梅雨時期などに髪がぽわぽわするのを防いでくれる効果も。
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