本日は10月10日は銭湯の日!
1964年の東京オリンピックの開幕日にちなんで、スポーツで汗をかいたあとに入浴をすると健康増進につながることから、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合が1991年10月10日に制定、1996年に一般社団法人日本記念日協会から正式に認定されました。
ちなみに、10月10日を銭湯(セントウ=1010)と読む語呂合わせもその日付けの由来のひとつです。
さて、5月5日の端午の節句は菖蒲湯、12月21日の冬至はゆず湯……と、行事によって恒例の湯がありますが、この銭湯の日にも、あるんです!
それは……ラベンダー湯!
ラベンダー湯はヨーロッパで広くおこなわれているハーブ浴のひとつ。心身のリラックス、免疫力の向上などすぐれた薬効効果で知られています。
「銭湯の日」を制定した東京都公衆浴場業生活衛生同業組合では、毎年5月5日にちなんだしょうぶ湯、12月は冬至にちなんだゆず湯と日本伝統のハーブ浴を行ってきましたが、国際化時代にあたり、海外の入浴文化も取り入れることにしたのだそう。
このラベンダー湯は、1995年の銭湯の日(10月10日)に初めて実施され、これまで続いてきました。銭湯や区によって実施日が前後する場合があるので、もし近くの銭湯へ行かれる際は、あらかじめポスターなどでご確認ください。
ラベンダー湯なんてよく入っているから……なんて方、それはラベンダーのアロマオイルや入浴剤だったりしませんか?
この日に銭湯で使用するラベンダーは、北海道の富良野で有機栽培(人工の香料や着色料の添加なし)されたラベンダーの花茎(乾燥させたもの)を用います。そんな本格的なラベンダーの湯に入ることができるなんて、なかなかない機会!
暑さは完全に落ち着いて本格的に秋が到来した今日この頃。お近くの銭湯でたまにはゆっくり温まってみてはいかがでしょうか。(鈴木 梢)
東京都公衆浴場業生活衛生同業組合
http://www.1010.or.jp/
(全国の銭湯を検索することができます!)
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