めんどくさい人の特徴は?黙らせる方法やかわし方も

「めんどくさい人」がいたら、どう対処してる?

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身近に「めんどくさい人」がいると、対応に困りますし関わり方に悩みますよね。あるいは、もし自分自身が周りの人や好きな人、彼氏から「めんどくさい女」って思われていたら悲しいですよね。今回はめんどくさい人の特徴やかわし方から、めんどくさいと思われないために気をつけたいことまでご紹介します!

めんどくさいと思われる人の特徴

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まずは、男性が思う「めんどくさい女」の特徴からご紹介します。

1.構ってアピール

  • 「かまってちゃん」(回答多数)
  • 「構ってほしくてアピールする、注目を浴びたい」(30代)
  • 「自分のことを構ってほしいと思わせる人」(20代)
  • 「ほっておいたら構って欲しそうに寄ってくるが、他の男とも同様に関わっている女性」(30代)

寂しかったり自己承認要求のため構ってアピールをする女性は多め。初めは「構ってやるか…」となりますが、あまりに度が過ぎると面倒になるそうです。

2.気分屋

  • 「気分屋」「言動や行動が伴わない人」(回答多数)
  • 「自分から遊びに誘っておいて、ドタキャンする」(30代)
  • 「言うことがコロコロ変わる」(30代)
  • 「肩透かし」(20代)
  • 「空気が読めない」(30代)

なんでも気分で行動されると理解しにくいですよね。巻き込まれて振り回されると、一緒にいて疲れてしまいます。

3.連絡がしつこい

  • 「しつこい」「連絡が多い」「無視しているのに連絡をやめない」(回答多数)
  • 「細かすぎること」(20代)
    「振ったのに“なんで?”と聞いてくる」(20代)
  • 「LINEが100件」(20代)
  • 「メールが毎回長文」(20代)
  • 「“いつになったら会えるの?”としつこい」(30代)
  • 「一日中メールやLINEがくる」(20代)

相手には相手のペースがあります。緊急連絡やすぐに確認したいことでない限り、追いLINEはできるだけ避けたいですね。

4.つきまとう

  • 「つきまとう」(20代)
  • 「ストーキングされるとき」(30代)

「連絡がしつこい」がさらに重くなったバージョン。連絡が来ないからってつきまといや待ち伏せはNG!

5.束縛

  • 「束縛が激しい」「干渉してくる」「口うるさい」(回答多数)
  • 「詮索しすぎる」(30代)
  • 「連絡を求める」(30代)
  • 「自分の時間を取らせない」(30代)
  • 「必要以上に何をしていたか聞く」(20代)
  • 「束縛するくせに自分は好き勝手に遊ぶ」(20代)

好きすぎるあまり「何をしているか把握していたい」とエスカレート。心配しすぎると男性の行動を制限してしまうことになります。

6.重たい

  • 「やきもち」(20代)
  • 「依存度の高い人」(20代)

好きだから彼を自分のものにしていたい、という気持ちが強くなりすぎると、重い女と思われてしまうよう。愛が重すぎるのは彼の負担になってしまいます。

7.わがまま

  • 「自分勝手」「自己中心的」「自己主張が多い」「わがまま」(回答多数)
  • 「自分の意見を押し通そうとする」(20代)
  • 「好き嫌いが激しい」(20代)
  • 「価値観の押し付け」(30代)
  • 「こちらの都合や事情を察する努力をしない」(30代)

多少のわがままはかわいいという男性は多いですが、「これは嫌だ」「○○がいい」と自分の意見を曲げなくなると一気に面倒に。我が強すぎると、周りも呆れてしまいます。

8.感情の起伏が激しい

  • 「すぐすねる」「すぐ怒る」「機嫌が悪くなる」「私なんて…と自虐してすねる」(回答多数)
  • 「突発的に不機嫌になる」(20代)
  • 「否定すると怒る」(30代)
  • 「“怒らないで”って言うくせに自分は毎回怒る」(20代)

表情豊かな女性は見ていて飽きないけれど、ヒステリックになりすぎるのはアウト、という意見も多数。さらに気分屋だと男性も「勝手にしてくれ」と面倒に感じてしまうようです。

9.察してほしい

  • 「なんで怒ってるのかわからないのに、聞くと余計に怒る」(20代)
  • 「自分から何も言わないくせに察してほしい女」(20代)
  • 「遠まわしに求めてくる」(20代)
  • 「なんでもいいと言う」(30代)

察しないと機嫌がさらに悪くなるという、あるあるですね。「言わなくてもわかってほしい」なんて、高度なことができる人は限られています。

10.話し方

  • 「同じ話ばっかりする子」(回答多数)
  • 「話がくどい」(30代)
  • 「揚げ足とり」(30代)
  • 「自慢話ばかりしてくる」(20代)
  • 「すぐに愚痴る」(20代)
  • 「人の悪い噂をバラまく」(30代)

単純にこれは「話がつまらない」ということ。同じ話を聞かされるのも、自慢ばかりされるのも疲れます。そんな会話には「うんうん、そうだよね」としか相槌をうてません。

11.好きの強要

  • 「現に付き合っているのに、好きかどうか聞かれる」(30代)
  • 「聞きたい答えを要求してくる」(30代)
  • 「答えに困る2択の質問をしてくる」(30代)

「私のこと好き?」「仕事と私どっちが大事?」などなど。彼の「好き」を聞きたいがために、強要するのも、めんどくさいと思われがち。

12.ぶりっこ

  • 「ぶりっこ」(30代)
  • 「思わせぶり」(20代)
  • 「素直さがない」(30代)

男性をたぶらかすなど、思わせぶりな態度を取る人もめんどくさいと思われやすいです。純粋な気持ちで接してほしいと思う男性が多いよう。ぶりっこな演技をする女性に構うのは面倒、という意見が多かったです。

13.情緒不安定

  • 「すぐに泣く女性」(30代)
  • 「被害者意識の強い人」(30代)

初めは心配しますが、何度も泣くと「泣けば許されると思っている」と愛想をつかされてしまうかも。ネガティブすぎるのは一緒にいても楽しくないですよね。

めんどくさい人を黙らせる方法

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1.素っ気なく接する

めんどくさいなと思うなら、あまり相手にしないのもひとつの手です。そうやって素っ気なく対応しているうちに、相手はあなたから距離を置いてくれるかもしれません。

2.相手を否定しない

自己顕示欲が強い人にやってはいけないのは、相手を否定すること。否定されたと感じると、急に怒り出したり、あなたを敵のように見てくる可能性があります。自信がない人の虚勢だとわかっていれば、大らかな気持ちで受け止められるのでは?

3.理解しようとしない

相手のことを頑張って理解しようとする姿勢は立派ですが、実際には理解できないことも多々あります。そしてその努力には多大な精神力を費やします。理解しなければならない人でないのなら、「こういう人もいるのか」くらいに軽く考えてみては?

めんどくさいの代表例!図々しい人のかわし方

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続いて、図々しくてめんどくさい人への対処法を認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.距離をとる

人間は無意識の内に相手との親密度に応じて、自分との接近を許す心理的距離を使い分けています。これがパーソナル・スペースです。動物がなわばりを守ろうとするように、人間もあまり親しくない人には距離を取りたいと感じるのが普通です。しかし、図々しい人というのは、その距離がかなり近いようです。そのため、受け入れてしまうとどんどんあなたのテリトリーが侵されてしまいます。そういった場合の対処法としては、とにかく距離をとるほかありません。手短に済むよう話を整理したうえで遠くから呼びかけるようにしたり、間に人を挟んで喋るようにしたり、いろいろ試してみましょう。

2.理解しようとしない

知能指数のことをIQと言いますが、心理学の世界では、、自分や他人の感情を読み取り、また自分の感情をコントロールする「心の知能指数」のことをEQと称します。このEQが高ければ高いほど、人間関係が上手で社会的に評価されやすいといわれています。その項目は5つあり、自己認識力、自己統制力、動機付け、共感能力、社会的スキルからなっているのですが、図々しい人はこのうち、共感能力と社会的スキルが低い傾向にあるようです。そのため、自我が肥大化しており、他人の気持ちに対して配慮したり協調する能力が欠けているのです。あなたが相手を理解しようとすればするほど深みにはまっていくので、ときには理解できると思って付き合わないようにするのがポイントになる場面もあるでしょう。

3.上手におだてる

図々しい人は、自分に対して好ましいように結果を解釈する傾向が強い場合があります。これを心理学ではセルフ・サービングバイアスと言い、何かが成功したときには自分の能力に帰属し、失敗したときは周囲の人や環境に帰属すると考える癖を指します。こういう考え方をする相手に、真っ向から勝負を挑んでものれんに腕押しです。逆に、上手におだてて動いてもらう方が相手もあなたも疲弊せずに済むというもの。

4.とにかくノータッチ!

図々しい人の特徴として、プライドが高くて周囲からの評価を求めているという点が挙げられます。そのため、失敗したときの言い訳がやたらと多く、自分の実力はもっと高いと主張し、自分の弱い心を防衛しようとする傾向が。もしも失敗したときにあなたが相手のプライドを傷つけたとしたら、ネチネチと逆恨みされてしまう可能性が高いといえます。相手が何か失敗したり切羽詰まったりしているときには、とにかくノータッチが第一。早めに予測できるなら、流れ弾が飛んでくる可能性を絶つため、身辺整理をしておきましょう。

めんどくさい女になってない?男性がうんざりする好きアピール

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最後に、めんどくさいと思うアピール法を男性に聞いてみました。めんどくさい女と思われたくなければ、注意してみて。

1.連絡がしつこい

  • 「毎日のLINE」 (回答多数)
  • 「連絡頻度が多い」 (回答多数)
  • 「くどいメールやLINE」 (30代)
  • 「SNSや頻繁な電話など」 (30代)
  • 「仕事中にもたくさんのLINEを送ってくる」 (30代)
  • 「毎日連絡が来て、直ぐ返事をしないと連続でメッセージを送ってくる」 (20代)
  • 「返答に困るどうでもいいLINEが立て続けに送られてくる」 (30代)

連絡頻度が異常に高かったり、返信を急かしたり、返信がない来ない状態でまたメッセージを送ってきたりするのは、しつこいと感じるよう。彼からのLINEの返事が遅いなと感じたら、返信をすぐに返すのではなくこちらもペースを合わせてあげましょう。そうしないと、彼はあなたへLINEを返すのがおっくうになってしまいます。またLINEの返事を急かしたり、追加のメッセージを送るのはもっとNGです。彼に変なプレッシャーを与えてしまわないようにしましょう。

2.誘いを断られても食い下がる

  • 「次いつ空いてる?」 (20代)
  • 「誘いを断ると“じゃあいつ空いてる?”と食い下がらない」 (20代)
  • 「予定の空きをしつこく聞いてくる」 (20代)
  • 「こちらにその気がないのにしつこく誘われる」 (20代)

デートなどのお誘いをするところまでは悪いことではありません。ですが好意がなかったり、忙しくて今は予定を空けられそうにないという時に、しつこく「じゃあいつなら大丈夫なの?」と尋ねられても困りますよね。デートのお誘いは短い期間で何度も誘うのは危険です。1度断られたのなら、しばらくは我慢して誘わないようにしましょう。

3.くだらない話を引きずられる

  • 「終わった話を蒸し返すこと」 (30代)
  • 「過去のことを言う」 (20代)
  • 「どうでもいい内容でグジグジした事をいつまでも引きずるとしつこいと思う」 (20代)
  • 「同じことを何度も言われる」(20代)

例えば彼と話すようになったきっかけが、何かしらのアクシデントであったとします。そうすると、ついそのアクシデントのことを何度も話してしまいがちですが、いつまでも同じことを言われても楽しくないですし、しつこいと感じてしまいます。こちらからしたら大事な思い出の話も、男性にとっては過去のどうでもいい話である可能性もありますのでご注意ください!

4.ボディタッチが激しい

  • 「べたべた触りたがる」 (30代)
  • 「キスを執拗に迫られる」 (30代)
  • 「自分の体に馴れ馴れしく触ってくる」 (20代)

距離が近いというのが必ずしも悪いというわけではありませんが、人によってパーソナルスペースの広さは異なります。また日本人は距離感に敏感ですので、距離感は相手の様子を伺いながらつめましょう。

5.何かを押し付けてくる

  • 「趣味を強要してくる」 (30代)
  • 「価値観の押し付け」 (30代)
  • 「何かを強要される」 (30代)

相手が望んでいないことを押し付けるのは、相手にとっては苦痛でしかありません。趣味や価値観は似ている方が恋愛は上手くいくことが多いですが、押し付けてはいけませんよ!

【まとめ】

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どんなに見た目がタイプだとしても、「めんどくさい人」だと思われてしまうと、好かれることは稀です。自分では愛情表現のつもりでも、男性に嫌われることをしてしまえば、振られるリスクも高くなります。心当たりがある方はご注意を!