「めんどくさい人」がいたら、どう対処してる?
身近に「めんどくさい人」がいると、対応に困りますし関わり方に悩みますよね。今回はめんどくさい人の特徴や、かわし方をご紹介します。また、「めんどくさい」と思われやすい女性の行動についてもまとめたので、自分自身がそうなっていないか、気になる方はチェックしてみて。
Contents
めんどくさい人の特徴。人が離れていく人の共通点は?
まずは、「めんどくさい」女友達あるあるをまとめました。
1.噂好きでおせっかい
「よかれと思って」言っているつもりなのかもしれないけれど、「正直迷惑だな…」と思うようなことを言う女性。それは親切ではなく、ありがた迷惑といえそうです。気にかけてくれるのはありがたいと思いつつ、噂好きタイプの友達にはあまりペラペラ話さないほうがよさそう!
2.マウンティングしてくる
やはり自慢話が多い人は男女問わず「めんどくさい」と感じますよね…。承認欲求を満たすためだったり、自分を上に見せるために周りを踏み台にするような人は、友達のふりをしたフレネミーといえます。一緒にいて「めんどくさいな…」と思う女友達とは、思い切って距離を取ってみるのもあり!
3.SNSでハッシュタグを乱用
最近では、SNSからめんどくささを感じることも多いのだとか! コミュニケーションツールとして欠かせなくなってきているSNSですが、「いいね!」に疲れを感じたら、少し休んでみてもいいのかも。
めんどくさい…会うと疲れちゃう人あるある
続いて、100人に聞いた「会うと疲れちゃう人」の特徴をご紹介します。
1.こちらが気を遣う人
- 「気を遣う人」(回答多数)
- 「上辺だけの関係の人、気を使わないといけない人」(25歳)
気を遣うとは、いつもよりいろんなものに気を配ることでもあります。気を遣えば、普段より疲れてしまうことは必至。気を遣う相手に会うだけで疲れてしまうのにも納得できます。
2.愚痴・悪口ばかり言う人
- 「愚痴やネガティブな発言が多い人。常に粗探しをしているような人」(28歳)
- 「会話の大半がグチや悪口」(20歳)
- 「愚痴が多い。私が話していることに関して、“でもさ…”と大半の内容を否定してくる」(20歳)
ネガティブな態度の人に会うと、つられてこちらも下向きの気持ちになってしまうものです。自分の悪口を言われているときに嫌な気持ちになるのはもちろん、他の何かの悪口をたくさん話されても、いつか自分も悪く言われるんじゃないかと不安になりますよね。愚痴や悪口など、否定的なことばかり言う人といると疲れるという人は多いようです。
3.人の話を聞かない人
- 「自分の話ばかりする人」(23歳)
- 「人の話を聞かない人」(28歳)
- 「会話がかみ合わない」(28歳)
会話がうまく弾まなかったり、なんだか会話にうまく乗っかれなかったりすると、なんとも言えない気まずさを感じますよね。相手にこちらの話を聞く気がないと、こちらからは会話の弾ませようもありません。そんな居心地の悪さが気疲れにつながっているのかも。
4.自己中心的な人
- 「マウントを取ってくる人。自分大好きな人」(23歳)
- 「自己主張が激しい」(24歳)
- 「自慢ばっかり」(23歳・家事手伝い)
人付き合いをしていく上で相手を尊重することは大切なことです。しかし時には、自分のことばかりで、こちらの気持ちなんて考えてくれない人と出会うこともありますよね。誰しも自分のペースがあるので、あまり振り回されたり、相手中心の話ばかり聞かされたりすると疲れてしまうのかもしれません。
5.価値観が違う人
- 「自分と価値観が合わない人」(22歳)
- 「気が合わない人」(21歳)
価値観の違う人と話していて、相手の話の意味がよくわからなかったり、自分の好きなものを何気なく否定されて傷ついたりしたことはありませんか? 相手のことを理解したいけどうまくいかない、理解してもらえない、というのを繰り返せば疲れてしまうのも無理はないですよね。
めんどくさい人と上手く付き合う方法
続いて、「めんどくさい人とうまく付き合う心理テクニック」について、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.相手のことを理解しようとしない
心理学の世界では、情動指数や心の知能指数のことを“EQ”と称します。このEOが高ければ高いほど、人間関係が上手で社会的に評価されやすいといわれています。その項目は5つあり、自己認識力、自己統制力、動機付け、共感能力、社会的スキルから成っているのですが、めんどくさい人はこのうち、共感能力と社会的スキルが低い傾向にあるようです。そのため、自我が肥大化しており、他人の気持ちに対して配慮したり協調する能力が欠けているのです。あなたが相手を理解しようとすればするほど、深みにハマっていくので、理解できると思って付き合わないようにするのがポイントになるでしょう。
2.距離感を考えて接する
人は無意識の内に相手との親密度に応じて、自分との接近を許す心理的距離を使い分けています。これが“パーソナル・スペース”です。動物が自分のなわばりを守ろうとするように、人間もあまり親しくない人には距離を取りたいと感じるのが普通です。しかし、面倒な人というのは、その距離がかなり近いようです。そのため、受け入れてしまうとどんどんあなたのテリトリーが侵されてしまうことに。そうならないためにも、適度な距離感を保つように心がけましょう。
3.正論で論破しようとしない
めんどくさい人は、内心プライドが高くて周囲からの評価を求めているという点が挙げられます。そのため、失敗した時の言い訳がやたらと多く、自分の実力はもっと高いと主張し、自分の弱い心を防衛しようとする傾向が。そのため、仮に正論だったとしても、論破するなどしてプライドを傷つけたとしたら、ネチネチとずっと逆恨みをかってしまう可能性も否定できません。なるべくなら相手の自尊心をむやみに傷つけないことをおすすめします。
4.相手の欲求を逆手にとって動かす
めんどくさい人は、自分に対して好ましいように結果を解釈する傾向が強いといえます。これを心理学では、“セルフ・サービングバイアス”といい、何かが成功した時には自分の能力に帰属し、失敗した時は環境や周囲などに帰属する考え方のクセを指します。こういう考え方をする相手に、真っ向から勝負を挑んでものれんに腕押しです。逆に相手の欲求を逆手に取り上手におだてて動いてもらうほうが、相手もあなたも疲弊せずに済むというもの。“柔よく剛を制す”の精神で、調子に乗せて動いてもらいましょう。
男性が思う「めんどくさい女性」の行動
最後に、「めんどくさい…」と感じる女性の行動について男性に聞いてみました。自分自身がめんどくさい女になっていないか、チェックしてみてください。
1.構ってアピール
- 「かまってちゃん」(回答多数)
- 「構ってほしくてアピールする、注目を浴びたい」(30代)
- 「自分のことを構ってほしいと思わせる人」(20代)
- 「ほっておいたら構ってほしそうに寄ってくるが、他の男とも同様に関わっている女性」(30代)
寂しさや自己承認要求のため構ってアピールをする女性のことを面倒だと感じる男性は多いようです。初めは「構ってやるか…」と思うものの、あまりに度が過ぎると面倒になるそう。
2.気分屋
- 「気分屋」「言動や行動が伴わない人」(回答多数)
- 「自分から遊びに誘っておいて、ドタキャンする」(30代)
- 「言うことがコロコロ変わる」(30代)
- 「肩透かし」(20代)
- 「空気が読めない」(30代)
なんでも気分で行動されると理解しにくいという声も。巻き込まれて振り回されると、一緒にいて疲れてしまいます。
3.連絡がしつこい
- 「しつこい」「連絡が多い」「無視しているのに連絡をやめない」(回答多数)
- 「細かすぎること」(20代)
「振ったのに“なんで?”と聞いてくる」(20代) - 「LINEが100件」(20代)
- 「メールが毎回長文」(20代)
- 「“いつになったら会えるの?”としつこい」(30代)
- 「一日中メールやLINEがくる」(20代)
緊急連絡やすぐに確認したいことでない限り、追いLINEは避けてほしいという声多数。
4.つきまとう
- 「つきまとう」(20代)
- 「ストーキングされるとき」(30代)
「連絡がしつこい」がさらに重くなったバージョン。連絡が来ないからってつきまといや待ち伏せされると困るのは当然でしょう。
5.束縛
- 「束縛が激しい」「干渉してくる」「口うるさい」(回答多数)
- 「詮索しすぎる」(30代)
- 「連絡を求める」(30代)
- 「自分の時間を取らせない」(30代)
- 「必要以上に何をしていたか聞く」(20代)
- 「束縛するくせに自分は好き勝手に遊ぶ」(20代)
彼が好きすぎるあまり「何をしているか把握していたい」とエスカレートしてしまう女性もいますが、行動を制限されるとめんどくさいと感じるようです。
6.重たい
- 「やきもち」(20代)
- 「依存度の高い人」(20代)
愛が重すぎるのも負担になる、面倒だと感じる男性多数。
7.わがまま
- 「自分勝手」「自己中心的」「自己主張が多い」「わがまま」(回答多数)
- 「自分の意見を押し通そうとする」(20代)
- 「好き嫌いが激しい」(20代)
- 「価値観の押し付け」(30代)
- 「こちらの都合や事情を察する努力をしない」(30代)
多少のわがままはかわいいという男性は多いですが、「これは嫌だ」「○○がいい」と自分の意見を曲げなくなると一気に面倒になるようです。
8.感情の起伏が激しい
- 「すぐすねる」「すぐ怒る」「機嫌が悪くなる」「私なんて…と自虐してすねる」(回答多数)
- 「突発的に不機嫌になる」(20代)
- 「否定すると怒る」(30代)
- 「“怒らないで”って言うくせに自分は毎回怒る」(20代)
表情豊かな女性は見ていて飽きないけれど、ヒステリックになりすぎるのはアウト、という意見も多数。さらに気分屋だと男性も「勝手にしてくれ」と面倒に感じてしまうようです。
9.察してほしい
- 「なんで怒ってるのかわからないのに、聞くと余計に怒る」(20代)
- 「自分から何も言わないくせに察してほしい女」(20代)
- 「遠まわしに求めてくる」(20代)
- 「なんでもいいと言う」(30代)
察しないと機嫌がさらに悪くなるという、あるあるですね。「言わなくてもわかってほしい」なんて、高度なことができる人は限られています。
10.話し方
- 「同じ話ばっかりする子」(回答多数)
- 「話がくどい」(30代)
- 「揚げ足とり」(30代)
- 「自慢話ばかりしてくる」(20代)
- 「すぐに愚痴る」(20代)
- 「人の悪い噂をバラまく」(30代)
同じ話を聞かされるのも、自慢ばかりされるのも疲れるという声も多数。そんな会話には「うんうん、そうだよね」としか相槌をうてません。
11.好きの強要
- 「現に付き合っているのに、好きかどうか聞かれる」(30代)
- 「聞きたい答えを要求してくる」(30代)
- 「答えに困る2択の質問をしてくる」(30代)
「私のこと好き?」「仕事と私どっちが大事?」などなど。聞かれるだけで冷めてしまいそう…との声も。
12.ぶりっこ
- 「ぶりっこ」(30代)
- 「思わせぶり」(20代)
- 「素直さがない」(30代)
男性をたぶらかすなど、思わせぶりな態度を取る人もめんどくさいと思われやすいです。純粋な気持ちで接してほしいと思う男性が多いよう。ぶりっこな演技をする女性に構うのは面倒、という意見が多かったです。
13.情緒不安定
- 「すぐに泣く女性」(30代)
- 「被害者意識の強い人」(30代)
初めは心配するものの、何度も泣かれると「泣けば許されると思っている」と感じるようです。
【まとめ】
めんどくさい人の特徴と付き合い方をご紹介しました。面倒だと感じる人とはうまく距離をとってストレスフリーに付き合っていきたいですね。また、自分自身がめんどくさいと思われないように、身に覚えのある方は気をつけてみてください。