今すぐ真似できる「デキる書類」をつくる3つのコツ

以前ご紹介した『トヨタの自分で考える力』が“おもしろい、役に立つ、読みやすい”の三拍子がそろっていたので、またもやトヨタの元社員が書いた実用書をピックアップ! 今回は、『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』です。

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驚くことに、トヨタには「業務上の書類はすべてA3もしくはA4サイズの紙1枚に収める、という習慣」があるそうです。実際、著者の浅田すぐるさんは、書類を“1枚”にまとめることを心がけたことで残業時間を激減させたり、自分が作成した“1枚”の書類が大きなプロジェクトのきっかけとなったり、“1枚”からさまざまな「恩恵」を受けてきたそう。

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それでは、トヨタの社員はどのように書類を“1枚”にまとめているのでしょうか? トヨタの先輩社員から後輩社員へ代々受け継がれてきた、“トヨタの1枚”には、以下3つの特徴があります。

1. ひと目で全体が見える

2. 枠がある(フレーム)

3. 枠ごとにタイトルがついている(テーマ)

 

たとえば会議の資料のための“1枚”を作成するなら、“現状”“課題”などのテーマごとに枠を作り、それぞれの内容は枠内に書く。読み込まないとわからないものではなく、パッと見ただけでわかるのが“トヨタの1枚”なのです。