見た目はかなり似てるけど…「シルバー」「ステンレス」のアクセサリー、どう違うの?【違いは何!?】

「シルバー」「ステンレス」のアクセサリー、どう違うの?


アクセサリーの素材で見かけることがある「シルバー」と「ステンレス」。見た目は両方とも銀色で非常に似ているこのふたつですが、どんな違いがあるかわかりますか?

銀

ブライダルジュエリーブランドithの代表を務める、ジュエリー職人の高橋亜結さんに尋ねてみました。

【シルバー】


一般的に、銀(Ag)を主成分に、強度を増すため銅(Cu)などと混ぜて「合金」にされたものを示します。

短所:空気に含まれる硫化物や塩化物等より、変色しやすいため、こまめなお手入れが必要。
長所:ゴールドなどに比べると安価。さまざまなデザインのものがあり、気軽に身に着けられる。

 

【ステンレス】


こちらも合金で、鉄(Fe)を主成分に、クロム(Cr)やニッケル(Ni)を含有させた合金です。 一般的には、クロムを11%以上含有させた鋼がステンレスと定義されています。

短所:工業製品として加工するため、貴金属を通常扱うジュエリー職人が加工できず、デザイン面は要検討。
長所:安価・軽量・硬質で傷つきにくい。

ステンレス
こちらはステンレス。

シルバーは硫化し変色してしまいがちですが、手頃に色々なデザインを楽しみたいという方にとって親しみやすい素材です。また、ステンレスはジュエリー職人が加工することができないため、繊細なデザインよりも手頃な価格・軽い着け心地・耐久性を求める方に適した素材です。

◆金属アレルギーかもしれない……どうしたらいい?


ジュエリーやアクセサリーを初めて身に着ける方は、皮膚科医の指導の下で金属アレルギーのパッチテストを受け、ご自身の体質に合う金属素材を予め確認しましょう。

「金属アレルギー」とは、汗などに触れることで金属成分が微量に溶け出すことで起きるアレルギー反応で、かゆみやかぶれの原因となります。(溶け出した金属成分がイオン化したものが、身体のタンパク質と結びつくことで、本来身体が持ち合わせていないタンパク質が生成されてアレルゲンとなります)

金属アレルギーの方用アクセサリーとして、「サージカルステンレス」といった記述がされているものを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

金属アレルギーが気になる方は、アレルギー反応が起こりにくいと言われる「サージカルステンレス」を選択肢のひとつに加えてもいいと思います。
(ただし、ステンレスの取り扱いはジュエリー職人の専門外なので、あくまで参考となさってください。皮膚科医の指導をきちんと受けてくださいね)

 

お話をうかがったのは……
アーツアンドクラフツ株式会社 ブライダルジュエリーブランドith(イズ)代表
1級貴金属装身具製作技能士 高橋亜結さん
8年半職人として宝飾メーカーの工房に勤務後、2012年独立、2014年より現職としてブライダルジュエリー事業に従事。
構成/本庄美由樹、後藤香織 画像/(c)Shutterstock.com

 

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