「うすの」じゃない！「薄野」って正しく読めますか？【地名クイズ】
日常生活の中でよく使っているのに、漢字になると読み方が分からなくなる漢字。いくつか思い当たりませんか？
例えば、偶然な出来事が起きた時によく使われる「偶々」。
お寺や神社にはつきものの「境内」、理科の授業で絶対習ったことがある「雌蕊」。
そういった日常生活でよく使う、またはよく聞く日本語の中でも、今回は「地名」をフィーチャーしたお題です！今回は都内ではなく、北の大地・北海道にある地名から出題します。お題の難読地名はこちら！
「薄野」。
北海道は札幌にあるこの街。札幌随一の繁華街であり、「眠らない街」として観光客にとっては外せない観光スポット。北海道といえば、ジンギスカンに海鮮、ラーメンにしめパフェ、スープカレー！ ここに来ればなんでもそろいます。
北海道みやげとして有名な白い恋人のテーマパーク、「白い恋人パーク」も近くにあり、観光するにはうってつけ♪
さて、読み方の見当はついてきたでしょうか？ 今気になっている箇所以外の読み方も一癖あるかもしれませんよ！
では、正解発表です！
正解は「すすきの」でした。
そう、ひらがなで覚えていた人が多いかと思いますが、元は漢字でこう書くのです。
すすきのという地名になったのは、ススキが生い茂り茅野だったから、人の名前からなど諸説あります。
実はすすきのは地図には載っていないのだそう。すすきのの中心にいるのに、「すすきのってどこですか？」と尋ねる観光客も多いそうです。大正時代には、初代内閣総理大臣・伊藤博文など当時の日本の政界のトップが政商談をする際に利用していました。歴史的に見てもさまざまな大きな出来事が起こった街なので、散策しているといろんなことがわかってくるかも。
今後も地名にまつわる難読漢字クイズを引き続き出題していくので、定期的にCanCam.jpをチェックしに来てくださいね！（岩川菜奈）
