【読めそうで読めない】「燻らす」読める? 「けむらす」ではありません

「熱り」「中る」など、確かに見たことがある漢字のはずなのに、意外と読めない。本日はそんな「読めそうで読めない日本語」から、こちらのクイズを出題! 

「燻らす」。何となく読めそうにも思えてしまう今回の漢字。いったいなんと読むのでしょうか? 

 

■ここでヒント! 

まずは言葉の意味を確認してみましょう。小学館デジタル大辞泉によると「燻らす」の意味は次のとおり。 

煙を緩やかに立ちのぼらせる

タバコの煙がゆらゆらと漂いながら立ちのぼっていく、そんな様子を表現する言葉になります。ちなみにひらがなで書くと「○○らす」と4文字です。 

なんとなく読み方の想像がつきましたか?では、この辺りで正解を見てみましょう。   

 

■正解は…こちら! 

「燻らす」の読み方、正解は「くゆらす」でした。「燻製(くんせい)」という言葉で見かけることが多いのではないでしょうか。ちなみに、「燻製」とは肉や魚などに、木くずをたいた煙でいぶすもの。つまり、煙を燻らせている空間で乾燥する調理法だということができます。読み方は違いますが、漢字の意味を知っていると、言葉の意味から読み方にも結び付くかもしれませんね。

CanCam.jpでは毎朝6時に日本語クイズを更新中。日常に役立つような言葉のクイズをたくさん出題していますので、他の問題にもぜひチャレンジしてみてくださいね! 

(岡美咲)