絶対知っておきたい、しっかり休むためのコツ
休み明けの出勤。リフレッシュするための休暇だったはずが、なぜか休み足りない……。
スッキリしない気分のまま職場に向かう人も多くいるのではないでしょうか。多くの人が「休めていない」と感じている中で、「よく休めている」人はどんな人?株式会社エアトリが20代~70代の男女1,024人に行った「休み方」に関するアンケート調査をもとにご紹介! 休み方に悩むそこのあなた、必見です!
◆7割以上の人が休み方に悩んでいる!
「休日や労働時間外にきちんと休めていると感じますか?」という問いに対し、「よく休めている」と回答したのは全体の27.8%。全体のなんと3割にも満たないという衝撃的な結果になりました。
最も多かったのは「まあまあ休めている」と回答した人で42.0%。「あまり休めていない」「全く休めていない」と回答した人が17.6%もいることもわかりました。
せっかくのお休み。多くの人が満足に過ごせていないようです……。
◆せっかくの有給も心休まらない…
有給休暇を年5日取得することが義務化され、平日に休暇を取れるようになっても、なかなか心休まらない人が多いようです。
「平日に休むことに対して不安を感じることがあるか」という問いに対し、「いつも不安を感じる」と答えた人が11.5%、「時々不安を感じる」と答えた人が33.1%と半数近い人が平日休むことに不安を抱いていることがわかりました。
◆なぜ休めていないと感じるのか
「あまり休めていない」「全く休めていない」と回答した人たちに理由を聞いてみたところ、次のような回答があがってきました。
・家事には終わりがないから、自宅にいると落ち着かない。(主婦・主夫)
・PCと携帯があればどこでも仕事ができてしまうから。(会社員)
・家に仕事を持ち帰ることが多いから。(公務員)
・仕事が終わったらすぐに家事が待っているから(アルバイト・パート)
・家庭の用事や、勉強の予習・復習で息をつく暇がない(アルバイト・パート)
「家事には終わりはない」もそうですし、「スマホやPCがあればどこでも仕事ができるようになり便利になったからこそ、いつまでも縛られる」もそう。「わかる……」と思う方も多いですよね。多くの人にとって仕事とプライベートの両立や区切りが悩みの種になっているようです。
◆ 「休みの充実感」には「仕事の充実」が大事!
「休日や労働時間外にきちんと休めていると感じますか?」という問いの回答を仕事の充実度別に見てみると、「よく休めている」「まあまあ休めている」と回答した人の割合が以下のようになりました。
仕事がとても充実している人 75.7%
仕事がどちらかと言えば充実している人 78.2%
仕事がどちらかと言えば充実していない人 59.8%
仕事が全く充実していない人 37.8%
なんと仕事が充実している人の方が、休めていると回答する割合が高い結果に! 「しっかり休めるかどうか」は「仕事の充実度」が関係していることがわかります。メリハリがある働き方はまさに理想! 「よく働き、よく遊べ」ですね。仕事をしっかり頑張ることで「仕事で疲れる」よりも「仕事から得られるものが多い」状態になり、休みの日の活力につながっているのではないでしょうか。
◆よく休めている人から学ぶ! 上手な休み方
自分の問題点が分かっても、改善することはなかなか難しいですよね。上手くいかないのは分かっているけど、自分の何を変えればいいのか分からない……。そんなあなたに上手く休めている人たちが取り入れている習慣をご紹介!
・残業せずに限られた時間の中で、パフォーマンスを最大化するために優先順位を決めて重要なことから取り組む。(40代・女性)
・公的な時間と私的な時間の切り替えをしっかりする。仕事は後日に残さない。都合上後日になっても割り切って家庭では考えないようにする。(60代・男性)
・有給休暇は権利なのだという意識をしっかり持つ。(60代・男性)
・休みに仕事を思い出してしまっても落ち込まず、メール1つで安心できるなら送る、というように気になった点を解消して切り替える。(40代・女性)
・あらかじめ休みの日に何をするのか決めておく。予定がなくても身体の休息日と決めておけば、ダラダラ過ごしても、1日が終わった後しっかり休めたなと思える。(40代・女性)
仕事のこなし方も、休日の過ごし方も人それぞれではありますが、上手くいかないと感じている人は何かひとつ気になったものを取り入れてみるだけで充実するかもしれません。是非、参考にしてみてください♪(山口彩楓)
情報提供元/エアトリ
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