ティーカップで紅茶を飲む姿って、素敵ですよね。優雅でスマート、気品ある大人、という感じがします。
キリンビバレッジの「紅茶と暮らし研究所」によると、働く20〜50代の男女のうち、紅茶が好きな人の割合は50%。中でも「仕事中の気分転換に飲む」という人は90%にものぼることが分かりました。
でもそれだけじゃないんです。さらにこのアンケートでは、紅茶好きのビジネスパーソンには「デキる」人が多い、という意外な事実も明らかになりました。
◆紅茶好きな人は出世しやすい!?
アンケートでは、紅茶を飲む頻度別に「管理職の割合」を調べています。
Q:あなたは、お勤め先の企業でどのような立場ですか?
この結果、「(紅茶を飲む頻度が)週に1回未満」という人で管理職に就いているのは18%。それに比べ、「紅茶を毎日飲む」という人のうち32%が管理職であるということが分かりました。その差はおよそ1.7倍! 紅茶を毎日飲む人には、出世する人の割合が高いようなのです。
また、「去年の(仕事の)目標を達成した人」の割合を見ても、紅茶を毎日飲む人の目標達成率が際立って高いことが分かります。
Q:あなたは、2016年度に職場で設定された目標値を達成しましたか?
2016年度の目標値を「達成した」と答えた人は、紅茶を飲む頻度が週に1回未満の人で46%、毎日飲む人で62%と、意外なほど差がつきました。
◆紅茶好きなビジネスパーソンは、仕事の「ここ」にこだわる
紅茶好きな人が、出世しやすく目標も達成しやすい傾向にあるのは、仕事へのこだわり方に秘密があるのかもしれません。
紅茶が好きな人と好きでない人、それぞれに「仕事に対するこだわり」を聞くと、次のような結果になりました。
Q:あなたが仕事に取り組む上で大切にしていることとして、あてはまるものをすべてお選びください。
なんと「特になし」以外全ての回答で、紅茶好きな人はそうでない人の割合を上回ったのです。とくに、「効率的な仕事」「仕事の品質(クオリティ)」「計画性」などには強いこだわりが目立ちます。また「自分のペースでゆとりをもちながら」「楽しみながら仕事をする」といった項目にも非常にこだわっていることが分かります。
仕事の効率や品質にこだわり、かつ自分のペースで楽しむこと。それを上手に両立できる人が、紅茶好きには多いようです。
◆紅茶研究家がオススメする「仕事中のティータイム」その理由は
紅茶研究家でありメニュー開発のプロでもある磯淵猛さんによると、紅茶に含まれるL-テアニンという成分が、集中力アップやリラックスに役立つと考えられるそう。
仕事で疲れたときや集中力が落ちたときにお茶を飲んで一息つくと、気持ちが落ち着きやる気が戻ってきますよね。休息で得られるそうした効果を、紅茶に含まれる旨味成分のL−テアニンが手助けしてくれるようなのです。
また磯淵さんは、【紅茶とティータイム休憩が仕事にもたらす効果】について、次の3つの点にも着目しています。
(1)コミュニケーションアップに繋がる
イギリスやインドでは朝や午後に職場全体でティータイムを設け、紅茶を飲んで雑談する習慣があるのだとか。仕事中にいっとき手を休めて周囲と会話をすることで、職場内のコミュニケーションを深め、円滑に仕事を運ぶことができます。
(2)リラックスが集中力を蘇らせる
自然の恵みをたっぷりとじこめている茶葉。そんな紅茶の香りや味は、脳をリラックスさせてくれます。リラックスは疲れのリセットに繋がり、失われた集中力を回復させて、意欲的に仕事を再開することができます。
(3)機能性バツグンの水分
茶葉にはいろいろな効能があります。胃の動きを活発にしたり、整腸作用、食欲増進などにも力を発揮します。17世紀半ばには「元気の源になる飲み物」と呼ばれていたのだとか。ただ水分を補給できるだけでなく、機能的なドリンクなのですね。
紅茶と有能なビジネスパーソンとの深い繋がり、驚きました。私も今日は、コーヒーではなく紅茶を飲んでみようかな?(豊島オリカ)
情報提供元:キリンビバレッジ株式会社
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