「弛緩」って読める?
よく見かける漢字でも「そういえば読み方きちんと知らないな」って思うことって、ありませんか?
たとえば、駐車場の看板で見かける「月極」。
病院で見かける「分娩」。
100均で見かける「珪藻土」や「不織布」など。
そんな、簡単に読めそうでじつは読めない日本語に関するクイズ。本日のお題は、コチラです。
「弛緩」。
この言葉、結構あちこちで見かけますよね。でも「なんとなく読めた気分になっている(けどじつは読めない)」という人も結構いそうです。
ちなみに「弛緩」の意味は、「ゆるむこと。たるむこと。」(小学館デジタル大辞泉)。
眼精疲労の解消法や、ヨガ、ストレッチといったエクササイズでは、「筋肉を弛緩させるコツは……」といった使い方をされています。
じつはこの日本語、「弛」も「緩」もどちらも「ゆるい」という意味の漢字なのです。だからといって、もちろん読み方は「ゆるゆる」ではありませんよ!
では、正しくはなんと読むのでしょうか? 正解を見てみましょう。
「弛緩」の読み方は、「しかん」でした。
デジタル大辞泉によると「ちかん」とも読むそうですが、「しかん」のほうが一般的です。いつも緊張ぎみ……というあなたは、深呼吸やストレッチで全身を「弛緩」させてみてくださいね♪
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(豊島オリカ)