【花柄ブラウスコーデ12選】スタイリストが解説!「大人っぽく着こなすコツは?」|2024最新

花柄ブラウスの3つのコーデイメージ

トレンドのヴィンテージ風コーデにおすすめな「花柄ブラウス」の着こなしをピックアップ。レディなスカートや、カジュアルなパンツと合わせるレトロコーデが、今季のおしゃれに欠かせません♡ 大人気の花柄も、今季はくすみカラーやちょっぴり懐かしいプリントなど、選びのコツをマスターして!

人気スタイリスト直伝!花柄ブラウスの選び方

ここ数年ずっと人気を維持しているヴィンテージ調の花柄ワンピやマキシスカート。CanCamでもたくさん紹介してきましたが、人気コーデを手掛けてきたスタイリスト・伊藤舞子さんにおすすめの選び方や着こなしのコツを直撃!

花柄ブラウス×デニムパンツコーデ

おしゃれに見える花柄コーデや、大人ならではの花柄とのつき合い方など、ガチ私服で教えてもらいました!

■花柄を着るときのマイルール

花柄ブラウスやワンピースのクローゼット

花柄はひと目ぼれで買うことが多いです。逆に言うと、少しでも迷ったら買わないです。ドレッシーに花柄を着るのは私らしくない気がするので、必ずカジュアルに着られるものを選びます。スニーカーに合わせられそうかどうかが判断基準。あとは、ヴィンテージ感があるものというのが選ぶポイント。クローゼットにある花柄はほとんどが『とろんとした素材×小花柄』なのですが、そこがヴィンテージっぽく見えるポイントなのかも。大花柄とか、はっきりした鮮やかすぎる色合わせのものは買わないです。ヴィンテージっぽく着たいので、コンサバになりそうなものは選びません(スタイリスト・伊藤舞子)

■トップスが花柄のときのコーデのポイントは?

花柄ブラウス×デニムパンツコーデのバックスタイル

トップスが花柄の場合はデニム合わせが多いです。ジェーン・バーキンやジャンヌ・ダマスみたいなフレンチカジュアルが好きなので、彼女たちのようなフェミニンでシンプルな着こなしをイメージします。花柄コーデ全体に共通する注意点は、あまり上品に着ないこと! フェミニンなブラウスやニットと合わせるとコンサバになりがちなので、わざとメンズっぽいアイテムをプラスしてハズすのが大事です。ヒールの高い靴は絶対に合わせません(スタイリスト・伊藤舞子)

今季「花柄ブラウス」を取り入れるなら

1.大きめリボンの花柄ブラウス

花柄ブラウス×タイトスカートのコーデ

きちんとシーンに優秀なボウタイブラウスも好きだけど、今季は大きめなリボンが付いたブラウスのバリエが豊作! 首周りにビッグリボンがあるだけで小顔見えも叶いほんのりエッジが立つから、集合写真でも埋もれない。首元の大きめリボンが小顔効果も♡

2.盛りブラウス

THE WALL SHOWROOM SISTER JANE

ブラウス¥15,180(THE WALL SHOWROOM)

3.3Dフラワーのブラウス

春といえば、な花柄。今季は立体感のあるモチーフに進化中。レースやビジューなどいろんな種類の花が咲くトップスで季節を先取って。

イズントシー 花柄ブラウス

ブラウス¥7,290(イズントシー)

花柄のブラウスやシャツの着こなしポイント

花柄ブラウス×デニムパンツのコーデ

  1. シアーやフリルなど甘めデザインの花柄ブラウスがトレンド
  2. ×デニムなどコンサバになりすぎない着こなしが好バランス

「花柄ブラウス」のトレンドコーデ

【1】花柄×レースの甘トップスをワイドデニムでカジュアルダウン

パリっぽDENIM『デニム×女のコらしい甘トップスの組み合わせは、まさにパリっぽヴィンテージの代表スタイル! ややゆとりがあるセミワイドデニムが放つ迫力が、かわいいだけじゃない大人なムードを運んでくる♪』

フェミニンな花柄ブラウスは、デニム合わせでパリジェンヌ風に。ボトムは腰まわりすっきりなセミワイドシルエットを選ぶことで、ブラウスINもスタイルよくキマります。かごバッグにスカーフを巻く技やシアー素材のドットパンプスで洒落感を高めて。

CanCam2024年6月号より 撮影/藤原 宏(Pygmy Company) スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/後藤若菜(ROI) モデル/新沼凛空(本誌専属) 構成/岩附永子

【2】ほんのりシアーな花柄ブラウスで白コーデに奥行きを

ふわふわエアリー『白の無垢なかわいさはそのままに、ふんわりボリューミーなシルエットで華やかさがアップ。春の空気をふわっとまとって、白をもっと軽やかに!』

ボリューム袖×花柄の甘めブラウスは、オールホワイトでまとめてキレよく。ショートパンツで思い切って肌見せすると、すっきりバランスよく、儚げなのにヘルシーな印象に仕上がります。ボトムにも小さな花柄をリンクさせておしゃれ上級者な着こなしに。

CanCam2024年6月号より 撮影/久野美怜(SIGNO) スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/福岡玲衣(TRON) モデル/生見愛瑠(本誌専属)構成/手塚明菜

【3】花柄ブラウスのセットアップで今どきフェミニンに

特別な日にはブラウスセットアップで一歩先ゆく華やかさを♡『おめかし気分なとき、ワンピもいいけれど新顔のブラウス×スカートのセットアップにも注目を!セパレートされていることで抜け感が加わって、あれこれ悩まずとも今っぽい絵になるおしゃれが完成♡』

オフショルブラウスとスリムスカートの色っぽコンビでスタイル美人に。赤を効かせたヴィンテージライクな小花柄も相まって、洒落たフェミニンスタイルが完成します。ゴールドのカゴバッグで、大人の遊び心をトッピング。

CanCam2024年5月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【4】スーツライクなスカートで花柄ブラウスの甘さを控えめに

なりたいキャラで選ぶプリントシャツ&ブラウスが印象に残る私を叶える!『今季は一点突破な柄モノのシャツ&ブラウスがいつにも増して大豊作! 春の新生活シーンに自分を印象づける1枚としても有効だから、キャラ立ちを意識しながらモチーフを選ぶと◎。』

繊細なタッチで描かれた花柄のシアーブラウスできれいなお姉さんスタイルに。オフィスでも活躍するマーメイドスカートと掛け合わせるとグッとモダンに着こなせます。ボトムに落ち着いたグレーを選ぶことで、かわいいよりも美人な憧れ感のある女性像に。ゴールドを効かせた小物使いで、きれいめコーデにアクセントを。

CanCam2024年5月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【5】主役の花柄ブラウスをタイトスカートで引き立てて

歓送迎会で初めて幹事をするなら?『ブラウス派は…目を惹く華やぎリボンブラウス きちんとシーンに優秀なボウタイブラウスも好きだけど、今季は大きめなリボンが付いたブラウスのバリエが豊作!首周りにビッグリボンがあるだけで小顔見えも叶いほんのりエッジが立つから、集合写真でも埋もれない♡』

オフィスでも浮かず華やかさが出せるオーガンジー素材の花柄ブラウスは、大きめリボンで“甘さ”でなく“モード”に振るのが今っぽい。脚がきれいに見えるスリット入りのスカートは、シャープに仕上げつつ抜け感を出せるベストパートナー。トップスにインパクトがある分、全体を淡色でまとめることで柔らかな印象に。

CanCam2024年5月号より 撮影/須江隆治(See) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/小室安未(本誌専属) 構成/安 彩楓

【6】ペプラムシルエットの花柄ブラウスで黒コーデを更新

甘ペプラム『シャープなウエストラインとふわっと広がる裾でかわいくスタイルアップ。ワンツーコーデでも今っぽく決まるなんて、頼もしい限り♡』

花柄×甘フォルムのブラウスがオールブラックを春夏らしく刷新! エンボス加工のフラワージャカードとふわふわ軽いシルエットで、全身黒もどこか優しげに決まります。スカートはあえてシンプルなもので、主役トップスをしっかりと引き立てて。

CanCam2024年4月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.) モデル/山下美月(本誌専属) 構成/川口里那

【7】3Dの花柄ブラウスをスポーティパンツで微糖なバランスに

3Dフラワー『春といえば、な花柄。今季は立体感のあるモチーフに進化中。レースやビジューなどいろんな種類の花が咲くトップスで季節を先取って。』

花モチーフで清楚な甘さが手に入るブラウスは、パンツINで大人めに。さらに透け感のある素材を選べば、軽やかさとセンシュアルな印象が欲張りに手に入ります。スポーティなラインパンツを合わせることでブラウスの甘さを中和し、微糖なバランスに。バッグはブラウンを選んで淡色コーデを引き締めて。

CanCam2024年4月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.) モデル/加藤史帆(本誌専属) 構成/川口里那

【8】お花モチーフブラウス×シンプルデニムで甘辛に

秒映えフリル『着るだけで瞬時に映える、フリルたっぷりの大胆トップスが今の気分。大ぶりなデザインを選ぶと、ベーシックコーデから一歩踏み出せる!』

花柄レースとフリルが映えるエレガントな白ブラウスは、シンプルなブルーデニムでカジュアルに着くずして甘辛バランスを調節。靴は厚底のローファーでトラッドに味付けしたら、ゴールドのイヤカフやリングでスパイスを効かせてコーデの完成度を高めて。

CanCam2024年4月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.) モデル/山下美月(本誌専属) 構成/川口里那

【9】短丈の花柄ブラウスとスキニーでメリハリシルエットに

王道シュッと見えパンツはトレンドトップスで盛る!『特別な予定に着ていきたい映え力の高いトップスは、安定感のあるシンプルパンツがすんなり受け止めてくれる。華やかさを臆せず盛って、仕事もおしゃれも全力投球♪』

フェミニンな花柄ブラウスは、クロップド丈やスキニー合わせでキレよく大人に。タイトボトムにボリューミーなパフスリーブを合わせた上半身重めバランスが、今っぽさを加速させるポイント。一見難しいワンツーコーデも旬のシルエットで洒落感がUPします。差し色バッグのスクエアシルエットやまとめ髪で、ぐっとシャープな印象に。

CanCam2023年8月号より 撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/神戸春美 モデル/楓(本誌専属) 構成/山木晴菜

【10】花柄ブラウス×カラーパンツでポップに

L.A.に行くなら…ハデ色を投入した主張強めコーデで HAPPY感ましまし♡『ハリウッドセレブみたいなアガるエナジーを色で取り入れ! その分、デザインは控えめが好バランス。』

グリーンの花柄ブラウスは、パンツやバッグにもグリーンを選んでグラデ風にまとめるとこなれ見え確実。ビビッドなカラーパンツにラベンダーのサンダルを合わせるカラーMIXもおしゃれです。

CanCam2023年6月号より 撮影/古水良 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/サイオチアキ(Lila) モデル/菜波(本誌専属) 撮影協力/有田梨菜、齋藤千夏 構成/石村真由子

【11】花柄ブラウス×デニムコーデをシアー素材で更新

秋にくる! クラシカルブラウスをカジュアルに楽しむボウタイブラウス×ボーイッシュデニム『クラシカルムード高まる秋トレンドを先取りできる、ボウタイブラウス。旬のクラッシュデニムにINしてあえてカジュアルダウンすることで、洒落感高まるブリッジコーデが完成。』

花柄ブラウス×グレーデニムの甘辛カジュアル。シアーブラウスの中のキャミを黒にして引き締めると、大人っぽい肌の透け感が演出できます。キュートな小花柄だから、グレーのワイドデニムを合わせておしゃれっぽく仕上げるのがおすすめ。足元はグルカサンダルで抜け感を出しつつ、レトロかわいい小物使いで花柄ブラウスとのバランスを取って。

CanCam2022年9月号より 撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) スタイリスト/岩瀬博美 ヘア&メイク/神戸春美 モデル/楓(本誌専属) 構成/岩附永子

【12】肩かけカーデで花柄ブラウスにこなれ感をプラス

Mizuki Meets PINK LAVENDER

フェミニンな花柄ブラウスに無骨なデニムをあえて合わせる甘辛コーデが今どき。フェミニンなブラウスも、落ち着いたピンクラベンダーならクラシカルな華やかさが際立ちます。同系色のニットカーデであいまいカラーのかわいさを引き立てつつ、デニムでカジュアルに着くずして。

CanCam2021年11月号より 撮影/尾身沙紀 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/河嶋 希(io) モデル/山下美月(本誌専属)  撮影協力/有田梨菜 構成/手塚明菜

旬なヴィンテージムードは「花柄ブラウス」が決め手!

パンツスタイルでもかわいらしい着こなしが完成する花柄ブラウス♡ そんなブラウスは、秋のおしゃれにも大活躍! 今っぽさも上品な甘さも醸し出せるので、お出かけコーデはもちろんオフィスコーデのトップスにもおすすめです。