連載 第19回『#うるとらかれーらばー濱正悟のカレー手帖』 <タイカリーピキヌー>
毎日訪れる人も多数! “ヤミツキ”になるタイカリー店 無類のカレーLOVERである俳優・濱 正悟による「カレー好きの、カレー好きによる、カレー好きのための連載」。
今回は、駒沢公園付近で絶大な人気を誇る本格タイカリー店、ピキヌーさんにお邪魔しました!
■隠れた名店はお昼どきを過ぎてもお客さんが引切りなし!
地元の方だけでなく、遠方からもここを目当てにやってくる人も多いというピキヌーは、駒沢大学駅から歩いてすぐ。 早稲田大学の近くで愛され続け、惜しまれながら閉店しながらも有志によって通信販売で復活した名店・メーヤウの店長をつとめていたというご主人が営むお店です。
↑レトロなシェードが目印!
■“辛さはお店の自由!”しばりのないタイカレーを楽しむ
メインは、6種類のカレーとアロイ(タイ語で美味しいという意味)と呼ばれる季節のメニューのみ。「辛さはお店の自由!」ということで、すべてのカレーはお店のおすすめの辛さで提供。 濱くんは、辛さレベル1と書いてあるグリーンカリーを注文。
「ピキヌーはずっと訪れたかったお店なんです。馴染みのあるメニューだからこそ、ピキヌーが他とは違う理由がわかるかなと思い、グリーンカレーを注文しました!」(BY 濱くん)
運ばれた瞬間から、食欲をそそる野菜の香りがふわり…!早速、アツアツのうちにいただきます!
「パプリカ、キャベツ、なす…と野菜がいっぱい入っているんですが、カレーの香りはもとより野菜のフレッシュな香りを強く感じます。野菜がカレーの旨味を吸っていて、食べやすい!あと、他の店のグリーンカレーと違って、甘すぎないのも特徴かも。」(BY濱くん)
ピキヌーのカレーは、ハーブは抑えめで、ココナッツによる甘さも控えめ。しつこくなく、何口食べても飽きのこない味だからこそ、毎日食べにくる常連さんがいるのも納得。
■店名ピキヌーにちなんだ食べ方もおすすめ!
ちなみに、店名の“ピキヌー”というのは、タイ語で“小さな唐辛子”という意味。 テーブルに粉末状のスパイスが置いてある店が多い中、ピキヌーはすべてのテーブルに小さな唐辛子入りのナンプラーを常備。
そこで、お店のおすすめの食べ方に濱くんも挑戦してみました。 まず、ごはんにナンプラーと一粒の唐辛子をかけ、スプーンですくう。 それをルーと一緒に口へと運びます。
「カレー×ナンプラーの組み合わせは初めてだったんですが、味が濃くなって旨味が増しました! 小さな唐辛子は、クセになるピリッと感がありましたね!」(BY濱くん)
タイの方は、ナンプラーを直接ルーに入れるんだそうで、ピキヌーでは“カントリーカリー”との組み合わせがおすすめなんだそう。
■濱くんのひと言「ハマヌー」
他のタイカレー店とは、ひと味ちがうカレーを楽しめました! シンプルなのに、味わい深い。 完全に、ピキヌー色に染められ、“ハマヌー”となりました(笑)。
タイカリーピキヌー
電話 03-3422-7702
住所 東京都世田谷区駒沢1-4-10
営業時間 ランチ(月〜金)11:30〜15:00、(土日祝日)12:00〜15:00、ディナー18:00〜21:00(L.O.)
定休日 火・水
ホームページ http://www.pknoo.com/
MEMO グリーンカリー¥800。ナンプラーはテイクアウト用もご用意。香辛料の刺激が強いため小さなお子さまのご入店はできません。