「完壁」は間違い!意外と書けない「かんぺき」どんな字か知ってる?
日常でよく使う言葉でも、書けそうで書けない日本語ってありますよね。自分では絶対書けると思っていても、じつは間違った漢字で覚えていた……なんてこともありがちです。
たとえば、「あいまい」、「のうさつ」、「おみこし」、「どようのうし」、といった身近な日本語は、なんとなく書けそうでじつはきちんと書けない人が多い言葉でもあります。
そんな書けそうで意外と書けない日本語をご紹介するクイズコーナー、本日のお題はコチラです。
「かんぺき」という日本語。あなたは漢字で書けますか?
なにげなく使っている言葉だけにすぐ書けそうな気がしますが、いざチャレンジしてみると、正しく書ける人は意外と少ないかもしれません。
よくあるミスは、「完壁」というもの。完全の「完」に「壁(かべ)」と書いてしまう人が多いのですが、じつはこれは間違いなんです。
じゃあかんぺきってどんな文字なのでしょうか? さっそく正解を見てみましょう。
「かんぺき」の正しい書き方は、「完璧」でした。
「璧」の字をよく見てみましょう。壁(かべ)という字は下の部分が「土」ですが、完璧の「璧」はここが「玉」になっています。
この文字には「玉のように立派なもの」という意味があるのだとか。まさに完璧という言葉にふさわしい漢字なのですね。
あなたもこれから「完璧」という日本語を手書きするときは、「玉のように立派でかんぺきだから、璧の字は下半分が玉」と思い出してみてくださいね♪
(豊島オリカ)