「綻びる」って、読めますか?聞けば誰でも知ってる、あの言葉!
誰でも知っている身近な言葉なのに、漢字で書かれると急に読めなくなってしまう。そんな日本語って世の中にあふれていますよね。
たとえば、「予め」、「纏わる」、「脆い」、「忽ち」などは、ひらがなで書けば絶対にあなたも「あれか〜!」と思うに違いない、よく使われる言葉なんです。
そんな、読めそうで意外と読めない日本語クイズ。本日は、こちらのお題です。
「綻びる」という日本語。はたしてなんと読むのでしょうか?
ヒントになるのは、言葉の意味と使い方。「綻びる」の主な意味と使い方は、次のとおりです。
「綻びる」
(1)縫い目などがほどける。(使い方→「袖口が綻びる」)
(2)花の蕾(つぼみ)が少し開く。咲きかける。(使い方→「梅が綻びる」)
(3)表情がやわらぐ。笑顔になる。(使い方→「思わず顔が綻びる」)
(小学館デジタル大辞泉より)
さて、なんとなく分かりましたか? では正解を見てみましょう!
「綻びる」の読み方は、「ほころびる」でした。
ちなみにデジタル大辞泉によると、この日本語は次のような意味も持っています。
(4)隠していた事柄や気持ちが隠しきれずに外へ現れる。
(5)鳥が鳴く。さえずる。
隠していた気持ちがこぼれ出てしまうことや、鳥のさえずる声に対して「綻びる」という表現が使えるとは! 日本語って風流ですね。
CanCam.jpの日本語クイズは毎朝6時頃更新しています。明日もぜひ遊びに来てくださいね!
(豊島オリカ)