「海鼠」読める?実は食べられるあの海の生き物のこと。

日本三大珍味のひとつ「海鼠」ってなんて読む?


生き物の名前を漢字にしてみると、なかには難しくて読めないものがありますよね。例えば「斑馬」「海豹」「羚羊」などなど。

今回は海の生き物から漢字クイズを出題! お題はこちらです。

「海鼠」

「海鼠」

どんな生き物なのか、小学館『デジタル大辞泉』によると、

体は円筒形で前後に細長く、前端に口と触手、後端に肛門があり、皮膚の中に小さな骨片が散在。

これだけだと少し想像しづらいですよね。実はこの生き物、海の「黒いダイヤ」とも言われていたこともあるほど、かつては貴重な食べ物だったんです。これを干したものは高級食材として中国料理には欠かせなかったのだとか。

さらにヒント! この食べ物のある部分が日本三大珍味のひとつ「このわた」なんです。イカの塩辛のような見た目でおつまみにも最適なんだそう。

答えは想像できましたか? 正解はこちらです。

「海鼠」

「なまこ」でした。あまり見慣れないものなので、難しかったかもしれませんね。

なぜ「海鼠」と書くのかというと、ナマコが夜に這いまわる習性があるからなんだそうです。その後ろ姿がネズミに似ていたので、「海鼠」と呼ばれているのです。確かに体のフォルムはネズミに似ている気もしますよね。

 

CanCam.jpでは毎日漢字クイズを出題しています! 他の問題にもぜひチャレンジしてみてくださいね♪(岩川菜奈)

 

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