「胸が張って痛い…」ツラい生理の悩みに産婦人科医が答えます!

みんなが気になる「生理」のお悩みに答えます!Part2


今まで人には聞けなかったけど、生理のことで気になってたお悩みありませんか? みんなが気になっている生理の悩みを産婦人科医・丸田佳奈先生が解決しちゃいます♪

Part1はこちら→「生理前の肌荒れがひどい…」、「経血が臭う」生理のお悩みズバッと解決!

 

Q1.生理前や生理中に胸が張って痛いんです…

A.なるべく刺激しないように下着などで工夫を
「生理前は、プロゲステロンの影響で胸の張りや痛みを感じることがあり、たいてい生理が終わる頃におさまります。触ったり激しく揺れたりすると痛みが増すので、激しいマッサージは避けて。運動時はしっかり胸を支えて揺れないように。また、この時期は胸が張りサイズアップするので、痛みが激しいなら、大きくなった状態に合うサイズのブラジャーを用意しておくといいです」

 

Q2.生理のたびに痛み止めを飲むのってダメですか?

A.生理ごとに飲んでも用法用量を守れば大丈夫
「市販の鎮痛剤でも、用法用量を守れば、生理中に毎日飲んでも問題ありません。ちなみに痛み止めの薬は、痛くなってから飲むより、痛くなる少し前に飲むほうがよく効きます。『生理の何日目が痛い』『生理中こんな場合に痛くなる』というのがわかっているのであれば、その前から痛み止め服用しておくとよいでしょう」

 

Q3.生理になるとあそこがかぶれちゃう…

A.コーデや下着、生理用品を見直してみましょう
「生理中、陰部の通気性が悪いとかぶれの原因になります。まずは締め付けの強いタイトな服や下着をつけないようにしてみましょう。また、生理用品を見直すもの手。肌に優しい素材のナプキンを使ったり、経血が肌に触れないようタンポンを使うのもアリです」

 

Q4.PMSや生理が重くてつらい!薬でどうにかなりませんか?

A.ピルを飲むことで改善するかも。一度病院で相談を
「低用量ピルを飲むと、生理周期が一定になるだけでなく、経血量が減り、PMSの症状が軽くなります。また、子宮内膜症がある場合、進行にブレーキをかける効果や、避妊効果も。ただ、人によっては体質などで服用できないこともあります。生理痛やPMSが酷い人は、婦人科で一度相談をしてみてください」

 

Q5.生理前にドカ食いしちゃうんです(汗)

A.ホルモンのせいと考え、無理はあまりしないで
「生理前はプロゲステロンの影響で食欲が増すことがあります。PMSのひとつの症状でもあるので、無理は禁物。生理が来れば必ず元に戻るので、ストレスを溜めないよう体によい低カロリーのものを食べたり、他の好きなことをして気を紛らわせるのがおすすめです」

 

■教えてくれたのは…

産婦人科医 丸田佳奈先生
現役の産婦人科医として、様々なメディアで女性の体や美に関して発信中。著書『キレイの秘訣は女性ホルモン』(小学館)は、女性の体の仕組みや美しく生きる秘訣が満載!
CanCam8月号「Girls Body Book」より
撮影/金野圭介 イラスト/たなかみさき 構成/西村真樹、衛藤理絵 WEB構成/佐藤佑月

 

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