「謝辞」って正しく読めますか?
わりとよく見かける言葉でも、「そういえばこの日本語、なんて読むんだっけ」と思ってしまうことありませんか?
たとえば、「御中」、「帆布」、「生憎」、「定礎」などは、日常でよく見かけるけれど正しい読み方を知らない人が意外と多い日本語の代表格です。
そんな読めそうで読めない日本語クイズ、本日のお題はこちらです。
「謝辞」。学生時代、入学式や卒業式には必ずこの式次第がありました。
大人になってからも、結婚式や入社式で使われることが多いですが……さてこの日本語、なんと読むでしょうか?
ヒントは、「割とそのまま読めばOK」です。
ちなみに意味は、「(1)感謝の意を表す言葉。(2)非をわびる言葉。」というもの(デジタル大辞泉より)。結婚式では主に新郎から、両家の家族やゲストに向かってお礼の挨拶をすることを指しています。
もうお分かりですね。
では、正解を見てみましょう。
「謝辞」の読み方は、「しゃじ」でした!
じつは「謝」という漢字はそれ一文字で「お礼を言う」という意味を持っていて、「辞」という漢字(辞典の「辞」ですね)は「ことば」という意味を持っています。
このふたつの意味があわさって「謝辞」という言葉になります。
日本語クイズは毎朝6時ごろ更新しています。明日もお楽しみに!
(豊島オリカ)