あなたは大丈夫?恋愛で突っ走って周りに迷惑をかける人の特徴

恋愛で突っ走って周りに迷惑をかける人の特徴


恋愛で突っ走って周りに迷惑をかける人の特徴

 

恋をすると、多かれ少なかれどんな人でも冷静さを欠いてしまいがち。でも、あまりにも我を忘れてしまい、突っ走ってしまう人も少なくありません。中には周囲に迷惑をかけてしまう困ったちゃんもいたりするもの。あなたの周りにも、そんな人はいませんか? そこで今回は、恋愛で突っ走って周りに迷惑をかける人の特徴をご紹介いたします。

 

■思い込みが激しく都合よく解釈する

恋愛において突っ走ってしまう人の最たる特徴は、思い込みが激しく自分の都合のいいように解釈するという点です。これは一見ポジティブで明るい性格のように思えますが、思い込みが激しいというのは、物事がうまくいかない場合には落ち込みやすさとして表出されます。そのため、感情的に不安定になり、周囲に迷惑をかけてしまう結果になりやすいと言えます。人には防衛機制という、自分の精神状態を守るための心理作用があります。何でも自分の都合のいいように解釈しているというのは、弱い自分が傷つかないように都合のいい解釈というバリアを張っているだけなのです。

 

■理想の自分を相手に押し付ける

誰でもこんな人間になりたいという理想の自分像を持っています。これを心理学においては、理想自己と言います。恋で突っ走る人は、その理想の自分への憧れが人一倍強いと言えます。自分は本当はこんな人間でこういう魅力がある、と現実の自分とはかけ離れた理想の自分を思い浮かべており、現実の自分もそうであると思い込んでいるところが。そのため、現実の自分と理想の自分の区別がついていません。そのため、理想の自分をあたかも現実の自分だと思い込み、相手に押し付けてしまうのです。もちろん、相手にとってはいい迷惑ですよね。

 

■周囲に自分視点の恋バナをばらまく

恋に突っ走る人は被害者意識が強く、いつでも自己中心な考え方をしがちだと言えます。それが自分の都合の良い解釈をする根源でもあります。被害者意識が強いと、自分がフラれたときや自分に都合が悪くなったときにそれを受け止めきれず、自分ではなく相手や環境のせいだ、と自分以外の存在に責任転嫁をしてしまうことに。自分を守るために無意識に出てきてしまう防衛機制がそう思わせるのでしょうが、さらに悪いのは周囲に自分視点の恋バナをばらまくことです。自分への同調者を増やすことで、自分自身を正当化することをバンドワゴン・アピールと言いますが、歪められた情報なので周囲に迷惑をかけてしまうのです。

 

■ライバル視した相手へ嫉妬心や敵意を持つ

恋において突っ走る人のもうひとつの特徴としては、自分に自信がないという点が挙げられます。もちろん、自分にものすごく自信がある!という人はあまりいないでしょうが、自信がないことは嫉妬の原因になりがちなのです。自信がない=不安と言い換えることもでき、好きな人が他の誰かを好きになるのではないか、他のライバルから奪われるのではないかという、まだ起きてもいないことに対して不安になったり、悪い妄想をして敵意を持ちやすいのです。特に、自分と相手を比較して潜在的に負けている、と感じたことによる嫉妬心はかなりのもの。周囲に大迷惑をかけてしまうことも。

 

周囲に迷惑をかけるほど突っ走る人は、往々にして思い込みが激しいという特徴があると言えます。恋愛においては、相手の状況や周りの人間関係にも配慮したうえでアクションを起こさなければ、撃沈することも少なくありません。そうならないために必要なのは、一度立ち止まって考えるクセをつけるということ。「本当にこのままアタックしていいのかな?」と考えると、感情的な行動に歯止めがかかります。そうすれば、自分でしっかり道を見極め、判断していくことができるように。きっと相手にも周囲にも迷惑をかける要素が激減するはずです。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。

 

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