カジュアルだけでなく、今や「パーカ」はファッションのキーアイテムとしてなくてならない存在に。そこで今回は、こなれ感が高まる、女らしくてかわいい「パーカ」の着こなしを特集します。スカートを合わせるガーリーなコーデや、パンツを合わせるリラックスコーデなど、幅広く活躍するパーカスタイルは必見です!
Contents
パーカを今っぽく着こなすコツ
日本ではフード付きのスエットのことをパーカと呼ぶことも多いですが、パーカは本来フードつきの防寒・防風用アウターを指します。
ラフに着られるパーカは、最近はきれいめなアウターをレイヤードしたり、同色系でまとめて着るのが旬♡ カジュアルすぎない着こなしが今っぽいので、上品なツイードのアイテムを合わせたり大人っぽいコートを重ねるとおしゃれなコーデが完成します。
人気スタイリストはパーカをこう着る!
なんとなく着ると部屋着っぽく見えがちなスエットパーカ。おしゃれなコーデが作れる選び方と着こなしのコツを、CanCam人気スタイリスト伊藤舞子さんに聞きました。
程よくゆとりのあるビッグシルエットのスエットパーカを選び、花柄やフレアシルエットなど、ガーリーなスカートに合わせるのが伊藤さんのおすすめ。
バレエシューズを合わせてフレンチっぽくしたり、華奢アクセサリーを足したり、女っぽい要素をプラスするとパジャマ感がなくなります。ユニセックスサイズでもお尻が隠れないくらいの丈がスカートと相性がいいと思います。素材はしっかり厚手でやや重みがある素材を購入することが多いです(スタイリスト・伊藤舞子)
オーバーサイズのパーカがおすすめ
最近おしゃれ女子の間では、あえてビッグサイズのメンズパーカを選んで着こなす人も急増中。CanCamスタイリストのたなべさおりさんが、UNIQLOのメンズパーカをサイズ別に着比べた動画も人気!
オーバーサイズのメンズパーカが人気の理由は、レディースに比べて身幅や袖周りのつくりがゆったりとしているため、着るだけで今っぽいこなれ感が出せるから。
ただ、メンズパーカならなんでもいいという訳ではありません。身長159cmのたなべさんがUNIQLOのメンズパーカを実際に着比べた試着レビューはこちら!
Sサイズ
Sサイズでも、レディースと比べると袖丈にゆったり感が。ウエストのリブがしっかり効いているので、腰まわりはたゆんとしながらもしっかり止まります。小柄な女性なら、Sサイズでもいつものパーカと違った印象に仕上がりそう♡
Sサイズパーカのおすすめコーデ
メンズパーカの中でもコンパクトなSサイズなら、フェミニンカジュアルにまとめるのがオススメ。白のレースロングスカートと合わせて、ラフだけど女のコっぽいコーデに♡ 足元を同系色のショートブーツにすることでキレイめ度がアップ!
Mサイズ
Mサイズになると、さらにゆったり感がプラス。袖丈は手の甲が半分隠れるくらいに、着丈はお尻が半分隠れるくらいになります。肩にも落ち感が出てきてメンズパーカらしさもありつつ、キレイめ派さんも着やすいサイズ感。
Mサイズパーカのおすすめコーデ
ほどよくゆるさのあるMサイズには、襟元からチラッとブラウスをレイヤード。チェックパンツでトラッドに寄せると、きちんと感とカジュアルが絶妙にマッチします。スクエア型の赤バッグやコンバースなど小物を効かせて、フレンチガール気分に♪
Lサイズ
「彼のパーカを借りちゃった♡」的な雰囲気がグッと高まるLサイズ。指先がちょっと出る、いわゆる「萌え袖」丈だったり、お尻もすっぽりと隠れるサイズ感が、逆に女のコらしさを引き立てます。
Lサイズパーカのおすすめコーデ
ロングワンピースをレイヤードして、ゆるっと感と女のコらしさの両方を叶えるカジュアルコーデ。モノトーンにすることで甘さ控えめに、大人かわいい雰囲気も♡
XLサイズ
オーバーサイズ感を思いっきり楽しみたいなら、XLサイズ。小柄な人ならワンピースにもなりそうな着丈で、身幅もかなりゆったり! とにかくラフさを出したいゆるずるカジュアルに最適。
XLサイズパーカのおすすめコーデ
XLのダボッと感が最大限に活きるのが、メンズライクなカジュアルコーデ。タイトなスキニーデニムやダッドスニーカー&キャップを合わせてストリート感を。トレンドのピスタチオカラーを襟元と袖口からチラ見せすると、よりおしゃれ感やモード感が高まります♡
おしゃれなパーカコーデのポイント
- きれいめアイテムを取り入れて今っぽいパーカコーデに
- ワントーンやニュアンシーな配色で洒落感が高まる!
- 今っぽいシルエットの着こなしにはオーバーサイズがおすすめ
「パーカ」が主役のレディースコーデ
【1】王道ロゴニットをクロップド丈のパーカで旬顔に
インパクトのあるロゴニットはクロップド丈のニットパーカで今っぽくアプデ。インパクトのあるブランドロゴも、キャメル×白のまろやかな色合わせなら大人っぽく着られます。インナーに繊細なレーストップスを合わせれば、カジュアルすぎないガーリーなかわいさに。
【2】白パーカをはさんでレイヤードに奥行きを演出
カジュアルなニットミニ×パーカを、ハンサムジャケットで引き締め。あえてジャケットを合わせたトラッドコーデは、爽やかな白パーカをレイヤードすることで黒やグレーのダークカラーに抜け感がつくれます。インナーはボーダーを挟んでアクセントを。
【3】グレーパーカにイエローアウターでほんのり甘さを
まろやかなイエローコートの甘さを、パーカやグレーの持つカジュアルさで程よく辛めにシフト。アウターはミニスカートの裾が隠れるくらいの絶妙なミディアム丈が今年っぽさ満点です。ニットまでグレーでまとめたら、黒小物や白Tのコントラストでメリハリをつけて。
【4】上下白のパーカコーデにラベンダー小物で透明感を
オールホワイトのパーカコーデもクロップド丈を選ぶと新鮮な印象に。ちょっぴりの肌見せを意識すれば、ぼんやり感も回避できます。斜めに掛けたバッグなど、ラベンダーカラーの小物を差し色にして透明感も演出。
【5】クロップド丈パーカとフレアボトムで韓国っぽく
ロゴパーカ×フレアパンツで韓国のガールクラッシュ風に。ポイントにロゴを効かせたシンプルコーデは変形バッグでスパイスを足すのも重要。クロップド丈のパーカは下に同色タートルをインして大人っぽく着こなして。
【6】パーカとシャギージャケットで気取らない可愛さを
デートにも最適な好感度カジュアルは、シャギーコートにパーカとミニスカを合わせて、「気取らずかわいい」を実現。インナーをワントーンでつなげるとカジュアルコーデも大人っぽく仕上がります。ジャケットと同色のアームウォーマーやグレーのリブタイツを仕込んで、洒落見えと防寒を両立して。
【7】ラフなパーカコーデにきれいめバッグで品をプラス
スエット×ハイカットスニーカーのカジュアルコーデ。中に着ているキャミをフラットタイプにして鎖骨を出したり、華奢なカラーバッグで女っぽさをMIXすると、スエットをおしゃれっぽく着こなせます。クロップド丈のパーカなら脚長&スタイリッシュな印象も◎。
【8】パーカ×ミニスカのアクティブなスポーティコーデ
白のスエットパーカにミニスカートを合わせた甘カジュアル。インナーにオレンジのトップスをレイヤードしたら、仕上げにアクセント小物をプラス。キャッチーなバッグでエッジを効かせてコーデをキリリと締めるのがポイントです。
【9】トーンを揃えるカジュアルコーデが大人っぽい
白のデニム・トレンチ・スニーカーにベージュパーカを合わせて清潔感のあるカジュアルワントーンに。パーカとトレンチのレイヤード感で絶妙な今っぽさも演出できます。ワントーンに奥行きをつくるエアリーな白トレンチできれい色コーデを新鮮に魅せて。
きれいめアイテムとの組み合わせが今っぽい♡
カジュアルの定番アイテムであるパーカは、今季はあえてのオーバーサイズを選んでゆるっと着たり、きれいめアイテムと合わせる大人カジュアルが旬♡ ほかにも、同色系のグラデ配色やワントーンでまとめて今っぽいコーデにアップデートしてみて!