初デートでするべき会話・しぐさはこれ!【恋愛心理テクニック】
初デートは誰もがドキドキしますよね。嫌われたらどうしようという思いから、思い切ったアクションを起こせなかったり、もしくはテンションが上がり過ぎていつもの自分ならやらないことをしてしまったり……。できることなら、初デートを上手くいかせて、次に繋げたいもの。そこで今回は、初デートでするべき会話・言動をご紹介いたします。
■趣味から相手との共通点を探る
初デートでの話題は、何といっても趣味に関する話が定番。自分と相手との共通点を発見することができれば、お互い好感を持つという研究結果もあるほど。でも、何となく知っているといった浅い程度の趣味を共有するだけでは、そこまで好感触を与えることはできません。確かに心理的報酬の面からすると、心理的負担が軽減され好意を抱きやすくなります。しかし、ある対人知覚の実験では、類似する項目が多くてもその類似度が低い場合は、多少の好意度はあるもののそれほど高くないという結果が出たとされます。そのため、初デートで趣味の話をする場合は、ひとつかふたつの共通した趣味だけを掘り下げるようにしましょう。そうすればかなり好感を持たれるはずです。
■自分の失敗談をあえて話のネタにする
普通なら、誰もが自分のダメな点を気になる相手には言いたくないものですよね。ましてや初デートならなおのことでしょう。しかしこれを逆手にとり、あえて自分にとって不利な情報を開示することで、相手に好感を抱かせるという心理テクニックがあるのです。ドイツの心理学者アイン・ウィーラーの実験においても、これは明らかになっています。例えば、会社(学校)が休みの日に出社(登校)したことがあるなど、ちょっと笑える程度の話がいいでしょう。自分の失敗談をさり気なく混ぜることで、誠実さをアピールし彼の印象に残すことが可能なのです。初対面なのに心を開いてくれていると、好感をもたれるはず。
■食事の際は美味しそうに食べてみせる
心理学者プリナーとチェイクンの自己呈示バイアスの実験によると、人は魅力的な異性を目の前にして緊張すると、食欲がなくなるとされています。そのため、初デートでの食事では、どうしても食べ物がのどを通らないかもしれません。でも、それは相手から見ると自分と一緒にいると楽しくないのかと思わせるアクションになってしまいます。そこで、たとえたくさん食べることは難しくても、美味しそうに食べるように意識してみましょう。心から「おいしー!!」と笑顔で話すことで、彼の心をつかむことができるのです。一緒に幸せな食事の時間を共有できれば、また誘ってくれるはずです。
■初デートの終わりには必ずオマケをつける
露店販売などで、今ならこれもついてきますよ! と、どんどんオマケをつけてくれるといった売り方を見たことはありませんか。実はこれ、ザッツ・ノット・オール・テクニックというれっきとした心理テクなのです。オマケがついてくることでお得感が演出されるため、好印象をもってしまうのです。これを活用して、初デートを終えて別れを告げたあと、もう一度振り返って笑顔で手を振ってみましょう。一見地味ですが、後からじわじわ効いてくるはず。相手は、きっとまたあなたに会いたくなること間違いなしです。
初デートに一番適した時間帯は、いったいいつなのでしょうか。その答えは、夕方~夜にかけて。人は暗い場所にいると、普段できないような恥ずかしいこと、心の奥底にある欲求が表に出てきやすくなるのです。光があるまぶしい場所よりも、薄暗い闇のほうが恋愛においてはムードが高まるというわけですね。そのため、もしもあなたに選択権があれば、カラオケボックスや映画館、夕方から夜にかけての飲み会やバーなどでのデートがお勧めなのです。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。
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