スポーツでよく聞く!「定石」の正しい読み方、知っていますか?

「定石」の正しい読み方、知っていますか?


社会人の皆さん。日本語、正しく読めていますか?
読めそうで読めない漢字にモヤモヤしたり、後輩の前でつい知ったかぶりして冷や汗かいたりしていませんか?

読み方を間違いやすい日本語は、日常いたるところにあふれています。たとえば、「示唆」「定礎」「罹患」「月極」、「静脈」「施策」などは、答えを見ると「えっそうなの?」と驚く方も多いはず。

そんなあなたにチャレンジしてほしい、今回のお題はコチラです。

定石

「定石」

この言葉の読み方、分かるでしょうか?

石が定まると書いて、定石。漢字そのものは簡単ですね。
この言葉を日常でよく耳にするのは、サッカーや野球のニュースで戦略を解説する場面でしょうか。監督が出した指示などについて、コメンテーターが「定石を踏んだ試合運びです」「定石どおりに勝ちましたね」なんていうふうに言ったりします。

ちなみに、「ていせき」でも「さだめいし」でもありません。

なんとなく分かりましたか? さて、正解は……?

 

定石の読み方

「定石」の読み方は、「じょうせき」でした!

デジタル大辞泉(小学館)によると、意味は「物事をするときの、最上とされる方法・手順」です。もともとは囲碁から生まれた言葉で、「昔からある戦法の中でも、最も良いとされている王道のやり方」というニュアンスが含まれます。

派手なプレーは少なくても、基本に忠実な勝ち方で淡々と実績を重ねていく……といったスポーツ選手はたくさんいます。私たちの普段の仕事も、そんなふうに定石を大事にするやり方が大切なのかもしれませんね。

ビジネスにも役立つ日本語クイズ。他のお題にもぜひチャレンジしてみてくださいね。(豊島オリカ)

 

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