慣れない新生活で疲れたときのリセット法。「パジャマヨガ」が効果的!
新年度がスタート! 自分自身に大きな変化がなくても、周りの空気がそわそわ落ち着かないと、知らず知らずのうちに心にも体にも負担がかかっているものです。今回はそんな時期に実践したい、癒しのストレッチをご紹介します。お家に帰ったときになんとなく疲れた、ダルい、と思ったらぜひ試してみて。ふーっとひと息入れましょう!
【寝る前のパジャマヨガ1】背中~腰をほぐす「やさしいスキ(鋤)のポーズ」
疲れを回復するためには、良質な睡眠はマスト! パジャマヨガでしっかりと体の緊張を解放してから眠るようにしましょう。まずは「やさしいスキ(鋤)のポーズ」で脊柱や腰にかけての滞りをリリース。
1 ヨガ枕を縦にし、傾斜部が手前にくるように置く。ヨガ枕に両ひざを立てて座ります。
2 手をついて、ゆっくりと仰向けに寝ていく。肩甲骨の内側に傾斜部がはさまるようにします。
3 片脚ずつひざを引き寄せ、息を吸いながら両脚を上に伸ばします。
4 息を吐きながら脚を頭のほうへ倒していく。脚が床につくようであれば、ゆっくりとつける。5~10回ほど深呼吸する。ポーズを解くときは、ゆっくり腰をヨガ枕にもどし、ひざを曲げ、片脚ずつ床へ戻します。
重力に逆らうことで、滞りがちな血行を促進。肩から肩甲骨のコリにも効果を発揮します。
【寝る前のパジャマヨガ2】胸元をほぐす「伸びをする子犬のポーズ」
次は「伸びをする子犬のポーズ」で胸元をストレッチ。気持ちよく伸ばすのがポイントです。
1 ヨガ枕を横向きに置く。傾斜のない平行部分に両ひじを置きます。
2 ひざを少しずつ下げ、おでこはヨガ枕に軽く乗せる。おしりの下にひざがきたら、胸を開くように床に近づける。背骨が気持ちよくしなるように伸びをします。(肩が痛む場合は、おしりを高く上げないで正座の状態で、少しひざを開く)
3 腰がそり過ぎないように、吐く息で、おなかを寄せる。5回ほど深呼吸を繰り返します。
寝る前の習慣にすれば猫背の改善にも効果的。ここちよい眠りにも役立ちます。
忙しくしていると、体の「休みたい……」のサインに気づけなかったり、気づかないフリをして無理をしてしまいがち。ぜひ早め早めの対処を♪