結婚するなら確認すべき価値観って?相手に求めるものや結婚の決定打

価値観が合う相手と結婚するといいとよく言いますよね。同じ屋根の下で暮らす相手とは、性格や好みなど日々の生活に共通点が多いほうが、何かとうまくいきやすいのかもしれません。

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では、夫婦でどんなところが“同じ”だと、より幸せを感じるものなのでしょうか? 今回は、結婚前にチェックすべき価値観について調査しました

結婚願望はある

Q.結婚願望はありますか?

はい 65%
いいえ 35%

結婚願望がある方が6割以上でしたが、35%は「結婚願望がない」と回答。キャリア形成や趣味など、「結婚」だけが幸せではない時代。周りに流されたり焦ったりすることなく、自分の気持ちを大切にする人が増えているのかもしれませんね。

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結婚相手に求めるものは?

続いて、BIGLOBEが全国の18~25歳までの男女500人(うち未婚445人)を対象に行った、結婚にまつわるアンケート調査結果をご紹介します。

Q.結婚相手に求めるものは何ですか?

趣味や価値観が同じ 55.2%
居心地の良さ 51.8%
優しい 48.6%
金銭感覚が同じ 43.4%
誠実 38.8%

経済力がある 38.8%

「趣味や価値観が同じ」「居心地の良さ」「優しい」などが上位に。長く寄り添う相手だからこそ、性格や価値観を重視する方が多いことがわかります。

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結婚前にチェックすべき価値観

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続いて、「結婚するなら合っていないと厳しいと思う価値観」を既婚者に聞いてみました。

1.金銭感覚

  • 「結局お金が大事」「お金で苦労したくない」「ふたりのお金だから」(回答多数)
  • 「離婚の原因になるから」(26歳・専門職)

・何にお金をかけるか

  • 「無駄遣いの考え方」「食費や日用品費、水光熱費、家賃の感覚」(回答多数)
  • 「浪費家だと困るから」(29歳・専業主婦)
  • 「おこづかいの金額でもめることが多々あるため」(35歳・派遣社員)

・貯金・節約の考え方

  • 「子どものための貯蓄など意見が合わない」(回答多数)
  • 「節約の価値感。水出しっぱなし電気つけぱなしなど」(32歳・会社員)
  • 「生活費、趣味、貯金などのお金に関すること。お金の使い方、貯め方が合わないとお互いストレスを感じるから」(27歳・専業主婦)

・金額の高い・安いの感覚

  • 「物の金額の高い安いの価値感」(25歳・専業主婦)
  • 「スーパーに行った時に、その値段が適正かどうかが分からないと面倒なことが多いから」(34歳・専業主婦)

結婚するとお財布がひとつになることも多いです。何にどのくらいお金を使うのか、どのくらいの物を高いと思うのかなど、合っていないとストレスがたまりそう。

2.食の好み

  • 「毎日の料理を考えるのが面倒」「気にして食事がストレスになる」(回答多数)
  • 「好きなもの食べたい」(28歳・専業主婦)
  • 「食生活が違いすぎるのも大変」(29歳・専業主婦)
  • 「家でのおかずの品数。もっと欲しいとかストレスでしかない」(38歳・会社員)
  • 「食の好み。国産のじゃないとダメ、食品添加物NGなど」(32歳・会社員)

食事は毎日するものだからこそ、合っていないときのストレスが半端ないという意見が多数ありました。品数や味付け、食材へのこだわりなどチェックしておかなければならないポイントは多そうです。

3.清潔感の程度

  • 「清潔程度をどこまでストレスなく許容できるか」(回答多数)
  • 「掃除の頻度、バスタオル洗う頻度」(32歳・会社員)
  • 「清潔感については掃除など家でのケンカにつながりやすい」(31歳・専門職)

清潔感に関しても個人差がかなりあります。どのくらいで汚いと感じるのかが似ていないと、ケンカの原因になってしまうようです。

4.将来設計

  • 「子どもについて。結婚してからだと遅い」「子どもや結婚式は人生に大事な決断」(回答多数)
  • 「将来設計、先のことをよく考えているか」(34歳・専業主婦)
  • 「子どもに対する愛情をどれだけかけれるか。子ども対しての愛情をがなくて離婚したから」(27歳・専門職)

将来子どもを望んでいるのか、望んでいるならいつ頃なのかなども話し合っておいたほうが良いでしょう。

5.家族との付き合い方

  • 「家族との付き合い方」(回答多数)
  • 「親の老後について」(33歳・専業主婦)
  • 「家族の理想像。どんな家族になりたいかイメージがあるほうがより高めあえる」(38歳・専門職)
  • 「親戚付き合いの考え方。自分側の親戚付き合いが多いので、それを面倒くさがないでくれるのはありがたいので」(38歳・パート)

結婚とはふたりだけでするものではなく、家と家が関わることです。そのため、親の老後の世話や同居の可能性、どのくらいの頻度で会いに行くのかなどもチェックしておきたいですね。

6.生活リズム

  • 「休日の過ごし方。インドアとアウトドアが違えばきつい」(29歳・専業主婦)
  • 「ひとり時間のとり方。つねに他人が居るのはある意味ストレスだから」(36歳・専門職)
  • 「休みの日の過ごし方、家事分担。確認しないとケンカになるから」(27歳・専業主婦)

何時に寝て何時に起きるのか、休みの日はどうやって過ごすのが好きかなども重要です。どちらかが相手の生活リズムに合わせないとならない場合、どこかでムリが生じます。

7.異性との距離感

  • 「浮気のライン。離婚の原因になるから」(26歳・専門職)
  • 「束縛。何時に帰ってくる、誰と会うなど」(32歳・会社員)
  • 「異性との距離関係。浮気などを無駄に心配しないため」(34歳・専業主婦)

浮気は離婚原因の上位にあがる問題。どこからが浮気と判断するのかは曖昧なため、事前に「○○をしたら浮気だと思う」と話し合っておくのがよさそうです。

8.家事への考え方

  • 「家事の出来具合。できるはそれぞれ違うからどれくらいできるのか直接確認する」(22歳・専業主婦)
  • 「自炊の頻度、家事分担など。生活基盤の意識で何かずれがあると大きな歪みにつながると考えているから」(27歳・会社員)
  • 「家事へのやる気、分担への意欲経済感覚。夫の家政婦になる訳ではないので、家事や自分のことをどれだけやってくれるかが大事」(28歳・公務員)

夫婦共働きの場合、家事はどのくらい分担できるのかも重要です。同じ時間仕事をしているのに、どちらか一方ばかりが家事をしていたら不満もたまります。

9.趣味に対する考え方

  • 「趣味に対する考え方」(33歳・専業主婦)
  • 「趣味に対してどれだけお金を使うか」(28歳・専門職)

趣味は人生を豊かにするために必要ですよね。結婚したからという理由で趣味を禁止されたり、趣味にかける時間・お金を制限されることはかなりの苦痛です。

10.コミュニケーションスキル

  • 「コミュニケーションスキル高いか。楽しく過ごせる基礎ポイント」(37歳・農林漁業)
  • 「人とのコミュニケーションの取り方。自分が一番気になる大事な価値観だから」(30歳・専業主婦)

結婚してからも仲良く過ごせるかどうかは、コミュニケーションがカギを握ります。愛情表現の方法や話し合いのスキルなど、相性がよくないとストレスを感じてしまうでしょう。

価値観?結婚の決定打は?

Q.結婚の決定打は何ですか?

【男性】
一緒にいて楽 20.5%
性格が合う 19.5%
価値観が合う 18.6%

【女性】
一緒にいて楽 25.2%
自然な流れ・タイミングで 17.7%
価値観が合う 16.7%

一緒にいて楽なことを決定打と考えている方が、男女ともに多いようです。では、どのような瞬間にこの人と結婚したいと思ったのでしょうか?

結婚をイメージできた瞬間とは?

  • 「一緒にいて素でいられる」(30代)
  • 「寂しいときに話を聞いてくれた」(30代)
  • 「お互いに相手のことを気遣える行動ができた」(30代)
  • 「背伸びせず自然体で付き合えた」(30代)

男女ともに一緒にいて背伸びせずに、素で居られる相手だと感じた瞬間に結婚をイメージしているようです。これから先長い結婚生活を共にする相手だからこそ、心を許せる相手と結婚したい! と考える人が多いのかもしれませんね。

情報提供元/株式会社けっこんものがたり

【まとめ】

共通点がたくさんある相手となら、結婚生活に幸せを感じやすいのかもしれません。だからといって、何から何までぴったりくる人を探すのは難しいものです。自分にとって重要だと思える価値観について考えておくと、結婚相手が見つけやすくなるかもしれませんね。