【煮え切らないあの人を「デートに誘わせる」心理テクニック】
「今度遊びに行こう」とは言うけど、いつまでも具体的に誘ってこない人っていますよね。誘われるぶんにはやぶさかじゃないけど、自分から誘うのはちょっと……というところで終わって結局なんにもなし、という経験がある人は少なくないんじゃないでしょうか。
そこで今回は、デートに誘わせる心理テクニックをご紹介いたします。
■心理的アサーションを用いてデートに誘わせる
コミュニケーションには、攻撃的であったり作為的であったり、あるいは自分の主張を表明しない受け身的なものがありますが、アサーションはそのどれにも当てはまらない自己主張のことを指します。
アサーションは、相手を尊重したうえで自分の主張を伝える方法です。例えば、デートに誘ってよと言いたいところを、主語を私に置き換えて、「私は気になる人がいたら、とにかくデートしてみないと相手のことはわからないと思ってるんだ」といった言い方をすることで、あなたの主張を相手が受け入れやすくなるのです。
■中途半端な数字の魅力で意識させる
世の中の商品には、キリのいい数字でつけられた値段のものは、あまりありません。ほとんどは980円などといった、中途半端な数字で値付けされています。これは心理学的に裏付けのある方法なのです。人は、キリのいい数字にはざっくりと適当に決められた印象を持ち、端数のある数字には特別な意味を見出そうとします。これを端数効果と言います。そのため、デートに誘わせるためには、来週ヒマな日ある? と聞くよりも18日の2時25分って空いてる? と具体的な数字を提案する方が、効果的なのです。よほど予定が詰まっていない限り、その時間を空けなくてはならないと意識が向かうのです。
■最初の小さなお願いを積み重ねてデートを快諾させる
簡単なお願いを何度も叶えてもらうことによって、心のハードルを下げさせて本命のお願いを最後にさり気なく出すことで叶いやすくなるという心理テクニック。これを「フット・イン・ザ・ドアテクニック」と言います。
例えば、「ペン貸して」からスタートして、「お腹空いたね、何か買いにいかない?」と少しずつ労力の大きなお願いを積み重ねていって、最後に「どこか(2人で)行きたいね?」。ハードルが下がって、安心して誘ってくれるようになるでしょう。
ここまでデートに誘われやすくなるためのテクニックをご紹介しましたが、デートは目標ではなくあくまでも手段であることがほとんど。デートの先に、恋や愛が待っているのです。
今後よりよい関係を築いていけるよう、デート中に相手の雰囲気を探ってみましょう。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。
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